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11月23日
今日は、八百萬(やおよろず)の神様が
この、蒲田の地に集まり
年に1度の神様のおまつりがある

ということでやってまいりました。

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大田区民ホール前に行くと、遠目でもわかるそれっぽい方々が準備中。

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大田区役所前ではなんと!!
雲に乗った神々が、行列をなして待機中!!
こんな光景、見たことない!!

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このおまつりは
神命大神宮(しんめいだいじんぐう)という
天照大御神(あまてらすおおみかみ)様を
主祭神として祀る神社のおまつり。


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ルートは、JR蒲田駅を午後1時にスタートしたあと、環八通りをグイグイ進み、およそ2時間かけて神命大神宮の本宮にゴール。
どこで待機するか、事前にルートを歩いて決めておこう。

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午後1時
JR蒲田駅周辺で待っていると
キタキタキタキタ!!!
八百萬の神さまが、世界平和への玄関口としてこの地、蒲田をまず清め、発展へとつなげるための行列だ!!

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まずは、巫女さんぽい人や、見るからに偉そうな人、すり足で粛々と担がれるお神輿など、前座的要素の集団が通過。

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そのあといよいよ八百萬の神さまたちのお出まし。
特になんのBGMもなく、ガラガラと音を立てながら、台車で運ばれる神さまたち。

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神さまといえどココは蒲田の一般道。
信号が赤になれば止まり、青になったら進む。


▲神様の様子を動画でもご覧ください。

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神さまの後ろには、このまつりの見どころ、日本の各地に伝わる神話の世界を再現した巨大な山車が登場。

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まずはこちら、言わずと知れた
天の岩戸開き

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天の岩戸に隠れた天照大御神(あまてらすおおみかみ)を、なんとか引っ張り出そうとしているシーン。
山車の上では、天手力男命(あまのたぢからおのみこと)が岩戸を必死に開こうと踏ん張り、その前では天宇受売命(あめのうずめのみこと)が舞い踊っています。

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さらにその前では神々が楽器を演奏したりして、賑やかに騒いでいるシーンを再現。



さらに時折、岩戸を開けようとしている天手力男命(あまのたぢからおのみこと)が、ウオオオオオオオ!!!!!と叫ぶところも必見。
一瞬たりとも見逃せない神代行列。

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続いては天孫降臨。
電飾もチカチカ光っている大がかりな山車の上には、さまざまな神様が並んでいます。

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1ミリたりとも表情を変えない、直立不動の神さまたち。
こちらから手を振ったって、振り返すことなどしてくれません。

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煙を巻き上げながらやってきたのは
やまたのおろち

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八つの頭の大蛇が、グワングワンと首を振っていて、その大がかりな仕掛けは有名テーマパークのパレードさながら。

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太刀を振りおろし、大蛇を退治する須佐之男命(すさのおのみこと)。
その隣には櫛稲田姫(くしなだひめ)も見守り、隅々まで見逃せない!!

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続いては、草薙の剣。
遠征を命ぜられた日本武尊(やまとたけるのみこと)は、妻である弟橘姫命(おとたちばなひめのみこと)と東へ向かっている途中、敵に草の中へと誘われ、四方から火をつけられると、日本武尊は剣で草をなぎ倒し、敵をやっつけましたとさ。

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そこから草をなぎ倒した剣を、草薙の剣と呼ばれ、三種の神器のひとつとされています。

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こちらは天女の羽衣。

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舞台は静岡県にある三保の松原。
日本新三景のひとつになり、国の名勝でもあるわけだけど、山車には、三保の松原から見える富士山の方を意味する世界遺産の文字が。

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山車には天女と、羽衣がひっかかった松。
天女の足元には羽衣を隠した漁師と、登場人物全員が登場し、物語をワンシーンで見事に再現。
天女の背後にはしっかりダイヤモンド富士に虹もかかっててめでたい!

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さあさあこちらは誰もが知ってるかぐや姫の登場だ。
山車全体を竹で囲んでたり、大量の花がちりばめられたりで、とにかく装飾の手が込んでいる。

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山車の後方には天女を従えた、月に帰ろうとしているかぐや姫。

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山車の中央には、おじいさんとおばあさんも座っている。

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山車の前方では、小さいこどもがおじいさんのコスチュームで竹を割っている演出も。

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こどものタイミング次第で竹がパカッ!と開き、中にはかぐや姫が入っている!!という仕掛けも!!

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随分日本人離れした顔立ちのかぐや姫。

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まだまだ続くよ、お次は
因幡の白うさぎと大黒様だってさ。

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山車には実写のウサギやサメ、お花畑の画像が貼られ、神話だというのに、妙に現実味のあるムードが漂う。

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山車ではサメとウサギの着ぐるみが手を振っていて、今までの神様と違い、明るくごきげんな雰囲気。

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こちらは海彦山彦乙姫さま。
この話はのちの「浦島太郎」のもととなった神話だそう。

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続いては悪者退治と書かれている、誰がどう見ても桃太郎。

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その御一行がこちら。

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鬼を退治してお宝を持ち帰っているシーンでしょうか。
死んだ魚のような目で一点を見つめ、覇気を失った桃太郎。
後ろをついている犬やサルも、なんだか居心地悪そうで、全体的に気まずい空気が流れています。

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さらにその後ろには赤鬼と青鬼が。
お宝を取られて精神的ダメージが大きかったのでしょうか。
かなり落ち込んだ様子で、トボトボとあとをついていきます。

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神代行列の最後部は、神聖な雅楽やおごそかな舞ではなく、賑やかなブラスバンドとバトントワラー。
最後まで見たら先回りをして行列を追いかけよう。
だって、何度も何度も繰り返し見たいから!!

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さて、再び行列の先頭にたどり着きました。
すべての神様を隅から隅まで、静止画と動画、両方で抑えよう。

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▲下からあおるとまさに、雲に乗っているようでカッコイイ神々。


▲神々の様子、今度は動画でも。


▲一番グッと来る山車はどの神話かな?お友達と話あってみよう!

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途中、神々は
国道15号、第一京浜を横断。
交通量の多い環八通りを練り歩くことに。

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どれだけ渋滞の原因になろうと、どれだけ好奇の目にさらされようと、一切表情を変えることなく、動揺しない神さまたち。

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JR蒲田駅から出発しておよそ2時間。
ついに神命大神宮本宮に到着。

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なんの放送や合図もなくジワッと終わり、空気を読んで山車から降りる神々。

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蒲田の地に神々が集まり、なんとなく終わった神代行列。
さすが2時間も歩くと神様たちもヘトヘトの様子。
楽しかった!お疲れさまでした!!


神命大神宮 神代行列

日時: 毎年 11月23日(祝)
時間: 午後1時スタート
場所: JR蒲田駅から神命大神宮本宮まで




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