22

名古屋のディープゾーン、大門にある大門横丁の一角に
廃業した居酒屋を買い取って作られた大門横丁記念館ひかりというところがある
と、お世話になっております関西の人気放送作家吉村智樹さんの紹介でやってまいりました。

21

ガラリと扉を開けると
ウワァッ!!
予想外のマネキン女将が登場。
「すみませ~ん!」と誰かを呼ぶと、2階から家主が降りてきてくださいました。

20
19
18

どこで知ったの??誰に聞いたの??と尋問を受け、すかさず「吉村さんと知り合いで・・・」と免罪符のごとく名前を出すと、快く迎い入れてくださった家主。
すると続いて、まずはココの紹介から。
自分の好きなレトロなものを使って、当時の面影を残すこのお店で当時の雰囲気を再現しているとのこと。

01

所狭しと並べられた昭和レトログッズの数々に、レトロ好きのわたしたちは驚きと感嘆の連続。
スゴイ物量、どこをどう撮っても撮りきれない。

17
03
16
02

廃業した居酒屋を買い取ってから5年ほどかけて作り上げたこの空間には今や電気も水道も通っていて、すぐにでもまた営業を再開できそうなくらいにまでよみがえりましたおめでとうございます。
とはいえここは「大門横丁記念館」ですのでね、ぼくのことをもっと知ってほしいから2階へ来てちょうだいと、洗い場を通り奥の階段へと導かれる。

15
BlogPaint

2階にあがるとコタツが置かれていて、どうぞどうぞと座布団とコーヒーまで用意され話し込む準備万端。
右側の方がここの主、岩田恵治さん。

27

職業は江戸時代から続く仏具のバチを作る職人さんで、年間8万本作り、300本以上修理修繕もしている。
しかもバチを作る職人さんは全国で岩田さんたったひとり。
ひとりで製造から修理まで全部こなしているというからスゴイ。

無題

さらに岩田さんは昔からアートが好きで、油絵や漆に興味を持つと、家業のバチをアート表現の素材として作品を作るように。

06

その作品の数々を写真や動画におさめ、パソコンに詰め込み、ファイルごと見せてくれる岩田さん。
昔のエピソードからこれからの夢、大門の歴史やバチの話など、ありとあらゆる発想と、広辞苑なみの情報を熱心に教えて下さり、想定外の状況になってきた私たちは覚えきれないほど。

「くだらないことかもしれないけど、やり続けてると自分に必要な人が集まってくる。」と話され、わたしのこのブログも、続けてていいんだ、間違ってなかったんだと勇気をもらえました。

13

中でも、バチを作る職人は岩田さんが最後のひとりであることに関して
「ぼくが死んだらこの技術はなくなる。古いものを残すのって大変だし、自分ひとりの問題じゃない。形あるものはいつかなくなるんだから、それを受け入れることも大事なの。」との言葉にグッときました。
というのも、レトロなものを追いかけていると、閉店や取り壊しの話ばかり聞き、そのたびに悲しかったから。

05
07
11

2階にも所狭しとレトログッズが並べられ、キャッキャする私たち。

10
▲写真ではわかりにくいけど近くで見ると立体的に見える花の絵。

09
▲矢が当たった場所で体位が決まるお色気ダーツ

08
▲家庭用ロボットのさきがけ、TOMY製オムニボット2000。

14
▲岩田さんの書斎的空間にはマネキンの首が2つ並ぶ。

26

アーティスト活動のひとつに
地球は木魚だと題し、大きなバチで大門横丁を叩く
ということを毎日やっているということで

23

最後に見てって!と、その様子を動画で撮りはじめる岩田さん。
アート作品にわたしたちも参加しているような心持ちで見守ることに。

24

新しい発想でおもしろい作品を創作し続ける職人は今後、どんな作品を生み出すのでしょうか。
またお話聞きに伺います!!

BlogPaint


大門横丁記念館ひかり

住所:  愛知県名古屋市中村区名楽町1丁目1-40




ブログのFacebookページができました!
更新情報をお届けします!↓
BQ B-spot explore


読んでくださってありがとうございます!!
よろしければ「いいね」感覚で下のバナーを押していただけると
今日の運勢が3ポイントUP!!シェアしていただけると厄、払えます!!
ついでに街の珍スポットを見つけるアンテナも敏感になる!!いいこと尽くし!!
お手数ですがクリックよろしくお願いします!!
にほんブログ村 旅行ブログ 珍スポット・B級スポットへ
にほんブログ村