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国鉄中央本線の名古屋~多治見間が開通したのは1900年(明治33年)
66年後、複線電化に伴い同区間の単線軌道は1966年(昭和41年)に廃線。
その後、まさかのほったらかし状態ののち
2008年、トンネルと軌道を蘇らそうと
旧国鉄中央線廃線跡「愛岐トンネル群」として産業遺産にもなり
期間限定で一般公開されるようになりました!

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スタート地点はJR中央線定光寺(じょうこうじ)駅から。

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快速電車は容赦なくすっ飛ばしていく定光寺駅は
風光明媚な名古屋の奥座敷。
崖っぷちにひっついている秘境駅としても有名です。

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ホームに続く地獄の階段。

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さて、定光寺駅を降りて愛岐トンネルまで徒歩15分。
入り口からいきなり猛烈な紅葉!

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これは!
どんなに不感症の人でも心動かされちゃうやつ!!

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愛岐トンネル群散策ルートの全貌はこちら。
愛岐トンネルは全部で14あるんだけど、見学できるのはそのうちの3から6までの4つのみ。
スタート地点から終点まで片道1.7キロ、往復で3.4キロ。
ゆっくり歩いて2~3時間というなかなか本気のハイキング。

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スタート地点には、木漏れ日と紅葉でわかりにくいけど、早速トンネルが始まってるのわかるかな??

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こちらは1つ目の3号トンネル。
全長76m。
100年以上前に作られた赤レンガのトンネルは実に美しい!!
当時の姿、そのまま残ってるってすごいな~

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トンネルの中は基本真っ暗なので、懐中電灯やスマホのライトをつけて歩くと安心。
ところどころイルミネーションのような照明もついててキレイ~

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トンネルの中は11℃。
ひんやりしてて気持ちいい、ハイキングにピッタリ。

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トンネルとトンネルの間はひたすら山道の廃線跡。
ここを蒸気機関車が走ってたということだけど、線路もないし実感ないよね。

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足元は少しでも廃線気分を味わってもらおうと、敷き詰められたバラスト。
デコボコした道は歩きにくく、割増しで疲れるし、気を付けないとグネるので要注意。

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探さなくてもすぐに見つかる、どこを撮っても紅葉が撮れるボーナスステージへと突入。

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ファインダー越しのオレの世界を狙う紅葉おじさん

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ダレカニミセタイケシキを切り取るiPadおばさん

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森の中で音色を聞かせる、横笛おじさんも現れた

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発掘中に見つかった昔の部品や工具も展示。

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ガイシ好きはのどから手が出るほど欲しいのでは?
かつて使われていたガイシも陳列。

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続いてこちらが2つ目の4号トンネル。
全長76m。

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トンネルの内側は蒸気機関車のススで真っ黒。

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トンネルの中から外を撮ると紅葉が映えてフォトジェニック。

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赤レンガと紅葉がよく合う~!

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4号トンネルの4がトンネルに記されていてわかりやすい。

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名物の大もみじは100年前の工事の際、切り倒されたところから芽生えてこんなに大きくなった生命力が見どころ。
幹が、見る角度によって3本にも4本にも5本にも見えるというトリックアート的な大もみじ。

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ちなみに春の大もみじがこちら。
遠くから見てもかなり大きい。

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開けた場所からは渓谷が一望。
紅葉した山々とキレイな川が広がっていてなんとも美しい~!!

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奥の方ではマルシェも開催。
絵はがきやおみやげ、弁当や飲み物を販売して
景色を見ながら飲み食いすることもできていいな~。

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マイミク同士でオフ会かな??
男女で持ち寄ってピクニックも楽しそう~

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1時間も歩くと“ずっと同じ景色だし歩くの飽きてきたな・・・”の集中力の低下を、
“でもここまで来たんだから”の意地とプレッシャーに背中を押されながらなんとかして歩く。

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だんだん紅葉すらなくなり、ただの山道ゾーンへ。

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山道の途中では、変わり種巨石や手作り作品を置き、フォトスポットやヒマつぶしに使ってもらうことで、ハイキングを飽きさせない工夫も。

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蒸気機関車の信号機の台座という遺構も、しれっと登場。
ここが廃線跡であることを思い出させてくれる。

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そしてスタート地点から1.1キロ、ようやく3つ目の5号トンネル。
長さは99m。

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トンネルを抜けると今度はコンサート会場が登場。
地元のおばあちゃんと孫が寝ずに練習した楽器をみんなの前で演奏しているよ~なごむ~

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そして最後の6号トンネル。
長さは東京タワーと同じだよ!とガイドのおじさんも自慢の333m!

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注目はインバートと呼ばれる構造。
軟弱な地質ではトンネルにかかる外からの力は、底面からもかかるため、それに耐えるべく地中までアーチを造って、断面を完全なリング状にし、強度を高めて沈下・圧力を分散・防止する構造。
通常は地中にあるため見えないものを、地面を掘り下げてインバート部分が見れるように。
このレンガの色は、明治時代のものだよ!とガイドのおじさんも自慢の表情。

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トンネル横の水路もレンガでできている。

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さらに、アーチ状のレンガは土砂崩れに備えて7重も頑丈にほどこされ、全国でもココだけ!とのこと。
トリビアばりに、へえ~!へえ~!が止まらない!

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トンネルは「くの字」に曲がっていて中は真っ暗!
壁や天井にはススがこびりつき、蒸気機関車が走っていた証拠がびっしり。

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暗い上に足元も不安定なので、懐中電灯やスマホのライト、信頼できる人の誘導が必要。

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トンネルを抜けるとそこは行き止まり!!
スタート地点から1.7キロ、ここが終点であり、折り返し地点。
ここから再び来た道を戻るというコースです。

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この先は岐阜県になっていて、この奥にももちろん7号から14号までトンネルが埋まってるってわけ。
保存会の人たちはもちろんトンネルを増やしてもっと観光地化させたいんだけど
お金だけでは解決しないおとなの事情や、街同士の確執があって難しい様子。

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時代が変わってひとが変わればきっといつか解決するのでは?と期待。

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定光寺駅に戻って最後に見ておきましょう。
廃墟好きのみなさんには有名な巨大旅館千歳楼。
2003年に廃業したまま、現在でもご覧のように建物は健在です。

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知人がここで結婚式をあげた最後の客となり、その値段、破格の50万円。
館内には高級そうな陶芸作品や、セトモノがいっぱいあったそうな。

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愛岐トンネルの一般公開は年に2回、春と秋に開催。
散歩好き、レトロ好き、産業遺産好きにオススメです!

★★★おまけコーナー★★★

ゴールデンウィークに開催される春の新緑バージョンもご紹介!

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愛岐トンネル群

場所: JR中央線定光寺駅から北へ徒歩約10分
見学料: 小学生以上100円
公式サイト: 愛岐トンネル群保存再生委員会




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