※2020年から民営で営業されることが決まりました!!
ありがとうございます!!
赤毛のアンってご存知??
ざっくり言うと
カナダ、プリンスエドワード島に住む老兄妹に引き取られた孤児のアンが
平和な村にさまざまな事件を巻き起こす、愛と成長の物語。
映画、ミュージカル、アニメなどいろんなジャンルで取り上げられるほど有名で、
知ってる人は知ってるし、好きな人はドはまりする永久の名作。
そんな、いまだ万人ウケしていない世界名作劇場、
赤毛のアンの世界と、カナダの風景を再現したテーマパーク、それが
カナディアンワールド
北海道芦別市にあるカナディアンワールドは
1990年7月29日に誕生。
当時52億円の工費を投じて建設され
カナダをテーマとしたものでは日本最大のテーマパークとなり
年間入場者数は1991年で27万人がピークに。
しかし冬期は特に入場者数が減少することから、1994年からは冬期休園するように。
入場者数は年々減少し、止まらない営業不振。
ついに1997年10月、テーマパークとしての営業が終了してしまいましたとさ。
のち1999年7月4日、入場無料の公園として開園されたものの
維持費が年間1億円かかることから、経費のかかるものは大幅に縮小。
建物の老朽化が激しく、改装に20億円かかることがわかると
ついに2019年10月20日をもって閉園することが決まってしまいました。
※2020年から民営で営業されることが決定!!ありがとうございます!!
今後も期待しましょう!!
というわけで、なんとしても行っておきたかったここが
カナディアンワールドです。
無料の公園と聞いていたので、建物があるだけなのかな?と思ったら
テナントが入ってるんですね。
しかも意外と数ありそう。
これは楽しい!期待が高まる。
早速公園の中へ車で入ると
めっちゃくちゃ広い!!!
見渡す限り、カナディアンワールド!!
カナダ行ったことないからわかんないけど、こんな大自然が広がってるんでしょうか。
こちらはカナディアンワールドのインスタスポットみたいなものだったんでしょうか。
タイヤってこんなに地面に埋まる?ってくらい沈み込んだベルトレイン。
見たことないくらいボッロボロに朽ちていて
一般的な場所であれば撤去されそうなものの
ここの管理者の方はさぞビンテージものに理解があるのでしょう
当時のままの姿で放置。
こちらには地図にすら載っていない教会。
窓も割れ、中には荷物が散乱している様子。
中には人の手が入り、しっかり管理され
時と場合によれば営業もしてそうな建物もチラホラ。
カナディアンワールドはとにかく広いので、移動は基本くるま。
公園内に点在する建物の近くまで車で乗り付けて見学するといったスタイル。
こちらはドールの写真集や商品を販売しているというフロンティア。
閉まっているものの中をのぞくと
たしかにキレイだから営業はしている様子。
こちらは染物、パッチワークなど販売しているハーブ生活館。
営業日は平日と書いてあったのに、人の気配は一切せず。
ここもCD、ポストカード、小物販売などのキルトというお店。
今日は営業してる日のはずなのに閉まってるなあ。
と、こんな調子で、営業時間なのに開いてなかったり
地図にすら載っていない廃墟がそのまま放置されていたりという
なかなか味わい深いカナディアンワールド。
こうゆう場所へ合法的に入れるのは貴重。
こちらはライブハウスと書かれたカーリートレイン。
入り口にはBBQができる台でしょうか。
側面にはカナディアンワールドと書かれ、公式感が垣間見えます。
続いてこちらは、カナディアンワールドといえばここの写真が出てくる一番有名なスポット。
洋風の建物が立ち並び、カナダの街並みを再現。
わー!!
こうゆうとこ好きなんだよね~とわくわくしながら近づいてみると
これ、写真では伝わりにくいんだけど、
なんか建物、ちっちゃくない??
トリックアート??目の錯覚??
それとも2階建ての高さで3階建て風に作ってるからなのかな??
ミニチュア感とハリボテ感がいなめない。
結構よくできてるっしょ??
雑誌やテレビ、コスプレの撮影に使えそうだし
なんで誰もいないの??
みんな来て。
この街並みの建物にも当然テナントがいくつか入っているんだけど、もれなく軒並みCLOSED。
あれ?入場して大丈夫だったんだよね?と不安になるくらい誰もいない。
お茶したり、おみやげ買ったりしたかったのにな~
ミニフェス開催のお知らせの隣には、クマ出没注意の貼り紙が。
カナダの街並みに緊張が走る。
これは遊具かなんかだったんでしょうか。
なにかわからないくらいの状態になっても、まだここに建ち続けているあたり、
誰かに必要とされているに違いありません。
街並みの中で唯一トビラが開いている箇所に入ると
ここはPRコーナーという休憩所。
壁に並んだ写真はカナダの風景かな??
と思いきや、北海道の景色でした。
どっちも美しい絶景だからわからなかったな。
安部寛、菅井きん、金子信雄、田中義剛など
訪れた数々の大物芸能人の色紙も。
テーマパーク時代から毎年8月に開催していたというキャンドルアート。
しかし2013年、人手不足や資金難を理由に終了。
たいまつロウソクによる絵、レーザー光線の演出、打ち上げ花火まであったという一大イベントも
どの街もこうしてなくなっていくんだよね。
こっちには色あせてしまった
カナディアンワールドのオープンをお知らせするポスターが現存。
「赤毛のアン」の世界をつくりました。日本一広いラベンダー畑をつくりました。
見渡すかぎりロマンチック・カナダ。北海道芦別にOPEN!
と大々的にアピールした1990年のポスター。
そもそも赤毛のアンをテーマパークのメインにした時点で、時代がまだ追いついてなかったのでは。
たとえば毎年のように何度も繰り返しテレビで放送されるジブリ映画のようなものであれば
時代が進んでも好きな人が増え続けるけれども。
園内にはカナディアンロッキーという列車も走っていた様子。
線路には色とりどりの花が咲き、何年も列車が走っていないことを物語る。
こちらは列車乗り場のファーマーズ駅
周りの花が妙にキレイなのが逆に切ない。
列車は咲き誇る花々とカナダ風の街並みを眺めながら、池のほとりを走り一周していた模様。
北海道の景色とカラフルな建物がよく合っててステキな街並み。
これだけ広大な自然があるからこそできたのに、なくなってしまうのは残念。
まだまだ続くよカナディアンワールド。
2014年にはNHK連続テレビ小説「花子とアン」の影響で
もともとここにあったアンの家、グリーンゲイブルズが脚光を浴びるチャンス到来!
やったぜ!!
それがこちら。
これはカナダのプリンスエドワード島国立公園にある
グリーンゲイブルズという本家の赤毛のアンの舞台を忠実に再現したというもの。
赤毛のアン好きな人なら泣いて喜ぶ物件なのでは。
中も忠実に再現されているということなんだけど
カナダに行ったこともなければ、赤毛のアンを見たこともないので
まったくピンと来ず、申し訳ない気持ちに。
どうでしょうか?
赤毛のアン好きな方は感動してくれてるんでしょうか。
赤毛のアンのコスプレセットも用意され
赤毛のアンの世界にどっぷり浸かることもできる。
アンの家のそばには、友人ダイアナの家も建設。
こちらも、例にもれずCLOSED。
赤毛のアンは原作者モンゴメリが、おばあさんの郵便局を手伝うかたわらに書き上げた小説で、
プリンスエドワード島にはモンゴメリが実際に通っていた郵便局が今も残されているんだとか。
というわけでこの建物は、その郵便局をできる限り忠実に再現したもの。
しかしここも、中には入れず。
こちらはリンド夫人の家。
当然のごとく、ドアには鍵が。
丘の上にはアンがたくさんの友達と出会ったという教会が建ち、
こちらもプリンスエドワード島国立公園に実在するユニオン・チャーチがモデル。
ここでは実際に結婚式をあげることもでき
周りには、結婚式をあげた人たちの手形が記された、ブライダルプレートが1990年からズラリ。
大きな建物は1995年に思い切って建てたアンティークオルゴール館。
丘の上にはほかにも、木工小物の販売や陶芸品の展示販売をする建物が。
そろそろ赤毛のアンもカナダも気にしない、無国籍感が出てきたけど大丈夫でしょうか。
あの建物もカナディアンワールド??
というわけで、この美しい景色が見られるのも2019年10月20日まで。
気になる人は赤毛のアン片手に、いますぐ出かけてみて。
※2020年から民営で営業されることが決まりました!!
カナディアンワールド
住所: 北海道芦別市黄金町731
TEL: 0124-28-2231
営業時間: 10:00~17:30
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ありがとうございます!!
赤毛のアンってご存知??
ざっくり言うと
カナダ、プリンスエドワード島に住む老兄妹に引き取られた孤児のアンが
平和な村にさまざまな事件を巻き起こす、愛と成長の物語。
映画、ミュージカル、アニメなどいろんなジャンルで取り上げられるほど有名で、
知ってる人は知ってるし、好きな人はドはまりする永久の名作。
そんな、いまだ万人ウケしていない世界名作劇場、
赤毛のアンの世界と、カナダの風景を再現したテーマパーク、それが
カナディアンワールド
北海道芦別市にあるカナディアンワールドは
1990年7月29日に誕生。
当時52億円の工費を投じて建設され
カナダをテーマとしたものでは日本最大のテーマパークとなり
年間入場者数は1991年で27万人がピークに。
しかし冬期は特に入場者数が減少することから、1994年からは冬期休園するように。
入場者数は年々減少し、止まらない営業不振。
ついに1997年10月、テーマパークとしての営業が終了してしまいましたとさ。
のち1999年7月4日、入場無料の公園として開園されたものの
維持費が年間1億円かかることから、経費のかかるものは大幅に縮小。
建物の老朽化が激しく、改装に20億円かかることがわかると
ついに2019年10月20日をもって閉園することが決まってしまいました。
※2020年から民営で営業されることが決定!!ありがとうございます!!
今後も期待しましょう!!
というわけで、なんとしても行っておきたかったここが
カナディアンワールドです。
無料の公園と聞いていたので、建物があるだけなのかな?と思ったら
テナントが入ってるんですね。
しかも意外と数ありそう。
これは楽しい!期待が高まる。
早速公園の中へ車で入ると
めっちゃくちゃ広い!!!
見渡す限り、カナディアンワールド!!
カナダ行ったことないからわかんないけど、こんな大自然が広がってるんでしょうか。
こちらはカナディアンワールドのインスタスポットみたいなものだったんでしょうか。
タイヤってこんなに地面に埋まる?ってくらい沈み込んだベルトレイン。
見たことないくらいボッロボロに朽ちていて
一般的な場所であれば撤去されそうなものの
ここの管理者の方はさぞビンテージものに理解があるのでしょう
当時のままの姿で放置。
こちらには地図にすら載っていない教会。
窓も割れ、中には荷物が散乱している様子。
中には人の手が入り、しっかり管理され
時と場合によれば営業もしてそうな建物もチラホラ。
カナディアンワールドはとにかく広いので、移動は基本くるま。
公園内に点在する建物の近くまで車で乗り付けて見学するといったスタイル。
こちらはドールの写真集や商品を販売しているというフロンティア。
閉まっているものの中をのぞくと
たしかにキレイだから営業はしている様子。
こちらは染物、パッチワークなど販売しているハーブ生活館。
営業日は平日と書いてあったのに、人の気配は一切せず。
ここもCD、ポストカード、小物販売などのキルトというお店。
今日は営業してる日のはずなのに閉まってるなあ。
と、こんな調子で、営業時間なのに開いてなかったり
地図にすら載っていない廃墟がそのまま放置されていたりという
なかなか味わい深いカナディアンワールド。
こうゆう場所へ合法的に入れるのは貴重。
こちらはライブハウスと書かれたカーリートレイン。
入り口にはBBQができる台でしょうか。
側面にはカナディアンワールドと書かれ、公式感が垣間見えます。
続いてこちらは、カナディアンワールドといえばここの写真が出てくる一番有名なスポット。
洋風の建物が立ち並び、カナダの街並みを再現。
わー!!
こうゆうとこ好きなんだよね~とわくわくしながら近づいてみると
これ、写真では伝わりにくいんだけど、
なんか建物、ちっちゃくない??
トリックアート??目の錯覚??
それとも2階建ての高さで3階建て風に作ってるからなのかな??
ミニチュア感とハリボテ感がいなめない。
結構よくできてるっしょ??
雑誌やテレビ、コスプレの撮影に使えそうだし
なんで誰もいないの??
みんな来て。
この街並みの建物にも当然テナントがいくつか入っているんだけど、もれなく軒並みCLOSED。
あれ?入場して大丈夫だったんだよね?と不安になるくらい誰もいない。
お茶したり、おみやげ買ったりしたかったのにな~
ミニフェス開催のお知らせの隣には、クマ出没注意の貼り紙が。
カナダの街並みに緊張が走る。
これは遊具かなんかだったんでしょうか。
なにかわからないくらいの状態になっても、まだここに建ち続けているあたり、
誰かに必要とされているに違いありません。
街並みの中で唯一トビラが開いている箇所に入ると
ここはPRコーナーという休憩所。
壁に並んだ写真はカナダの風景かな??
と思いきや、北海道の景色でした。
どっちも美しい絶景だからわからなかったな。
安部寛、菅井きん、金子信雄、田中義剛など
訪れた数々の大物芸能人の色紙も。
テーマパーク時代から毎年8月に開催していたというキャンドルアート。
しかし2013年、人手不足や資金難を理由に終了。
たいまつロウソクによる絵、レーザー光線の演出、打ち上げ花火まであったという一大イベントも
どの街もこうしてなくなっていくんだよね。
こっちには色あせてしまった
カナディアンワールドのオープンをお知らせするポスターが現存。
「赤毛のアン」の世界をつくりました。日本一広いラベンダー畑をつくりました。
見渡すかぎりロマンチック・カナダ。北海道芦別にOPEN!
と大々的にアピールした1990年のポスター。
そもそも赤毛のアンをテーマパークのメインにした時点で、時代がまだ追いついてなかったのでは。
たとえば毎年のように何度も繰り返しテレビで放送されるジブリ映画のようなものであれば
時代が進んでも好きな人が増え続けるけれども。
園内にはカナディアンロッキーという列車も走っていた様子。
線路には色とりどりの花が咲き、何年も列車が走っていないことを物語る。
こちらは列車乗り場のファーマーズ駅
周りの花が妙にキレイなのが逆に切ない。
列車は咲き誇る花々とカナダ風の街並みを眺めながら、池のほとりを走り一周していた模様。
北海道の景色とカラフルな建物がよく合っててステキな街並み。
これだけ広大な自然があるからこそできたのに、なくなってしまうのは残念。
まだまだ続くよカナディアンワールド。
2014年にはNHK連続テレビ小説「花子とアン」の影響で
もともとここにあったアンの家、グリーンゲイブルズが脚光を浴びるチャンス到来!
やったぜ!!
それがこちら。
これはカナダのプリンスエドワード島国立公園にある
グリーンゲイブルズという本家の赤毛のアンの舞台を忠実に再現したというもの。
赤毛のアン好きな人なら泣いて喜ぶ物件なのでは。
中も忠実に再現されているということなんだけど
カナダに行ったこともなければ、赤毛のアンを見たこともないので
まったくピンと来ず、申し訳ない気持ちに。
どうでしょうか?
赤毛のアン好きな方は感動してくれてるんでしょうか。
赤毛のアンのコスプレセットも用意され
赤毛のアンの世界にどっぷり浸かることもできる。
アンの家のそばには、友人ダイアナの家も建設。
こちらも、例にもれずCLOSED。
赤毛のアンは原作者モンゴメリが、おばあさんの郵便局を手伝うかたわらに書き上げた小説で、
プリンスエドワード島にはモンゴメリが実際に通っていた郵便局が今も残されているんだとか。
というわけでこの建物は、その郵便局をできる限り忠実に再現したもの。
しかしここも、中には入れず。
こちらはリンド夫人の家。
当然のごとく、ドアには鍵が。
丘の上にはアンがたくさんの友達と出会ったという教会が建ち、
こちらもプリンスエドワード島国立公園に実在するユニオン・チャーチがモデル。
ここでは実際に結婚式をあげることもでき
周りには、結婚式をあげた人たちの手形が記された、ブライダルプレートが1990年からズラリ。
大きな建物は1995年に思い切って建てたアンティークオルゴール館。
丘の上にはほかにも、木工小物の販売や陶芸品の展示販売をする建物が。
そろそろ赤毛のアンもカナダも気にしない、無国籍感が出てきたけど大丈夫でしょうか。
あの建物もカナディアンワールド??
というわけで、この美しい景色が見られるのも2019年10月20日まで。
気になる人は赤毛のアン片手に、いますぐ出かけてみて。
※2020年から民営で営業されることが決まりました!!
カナディアンワールド
住所: 北海道芦別市黄金町731
TEL: 0124-28-2231
営業時間: 10:00~17:30
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