佐渡ヶ島に、巨大なうさぎの観音像があるんだって!
というわけで、うさぎ観音があるという長谷寺(ちょうこくじ)にやってまいりました。
まずは重厚感のある山門の中をのぞくと
歴史のありそうな仁王像がウエルカム。
筋肉隆々、力強いいでたちながらも
つぶらな瞳からやさしさがにじみ出ていますね。
こうゆう男性が理想的でしょう。
山門をくぐると、じぇじぇじぇ!!!
見上げるほど高い位置までのびる階段。
まじかよ、もしかしてこれ登るの??
長谷寺境内は結構広く
あれ?うさぎは?どこ??
とりあえず階段をのぼっていると、途中で早くも
うさぎ観音を示す、めちゃくちゃわかりやすい表示に遭遇。
どうやら階段の途中から枝分かれする、この門の奥にある様子。
門をくぐるとそこは、長谷寺の本堂でした。
右側、赤い屋根のほうは、お寺の台所や居住スペースである庫裏(くり)。
本堂も庫裏も1700年代に作られた重要文化財。
本堂の前を通って、奥へ奥へ進む。
長谷寺ではさまざまな体験ができるのもウリのようで
座禅や瞑想、写経に鐘つきなどが人気。
その中で第7位、ダブルパワースポットとは一体?
本堂と庫裏の前を抜けると
いたーーー!!!
うさぎ観音だーーー!!!
いましたよ、うさぎ観音。
広い第3駐車場の端っこに鎮座されておられます!!
大型バスでの見学もOK!!
バス3台も余裕で停まれるスペースを完備。
準備万端、いつでもいらっしゃい!!
片隅にはうさぎ茶屋という茶飲みスペースも。
ゆったりくつろぎながら、うさぎ観音を眺めることも可能。
さらに、さらによ。
うさぎ観音の周りには、本物のうさぎちゃんも放し飼いにされてる!!!
きゃわいいーーー!!!
というのもこのうさぎちゃんたちは、境内の雑草を食べるために放たれている草取りうさぎちゃん。
逃げていかないのかな?と思いきや、しっかり訓練されているエリートしか野に放たれないんだとか。
ウサギが飼われ始めたのは2006年ごろから。
除草剤を使わずに雑草を刈りたい
↓
でも人手が足りない
↓
じゃあうさぎに食べてもらおう!というのが
草取りうさぎの始まり。
雑草だけを食べるように日々訓練されているウサギ。
エサ代が大変なので、近所の小学校などにも預かってもらっているものも含め
現在140羽ほどいるらしい。
ウサギ(うさぎ)の説明までしてある親切ぶり。
さすが道徳心を養う場、お寺ですね。
そしてこちらが長谷寺名物、うさぎ観音。
うさぎ観音は2018年11月に完成。
うさぎの高さは4.5メートル、台座を含めると高さ6メートル。
パカッと開いた胸元には、本尊の十一面観音の顔を彫り込んだつくりで
夜にはLEDの目が光り、「迫力がある」「神秘的」と注目のマト。
うさぎ観音は、草取りうさぎたちへの感謝と、うさぎたちを見守るため、
それとなにより、うさぎ観音目当てに、佐渡ヶ島へ来てくれる人を呼び込むため。
というのも、長谷寺には国登録有形文化財が15件もありながら
国から修理などの補助金はビタ一文出ない。
しかも檀家は40件と少なく、とにかくお金がない。
だからみなさん、うさぎ観音見に長谷寺へ来て、お金を使ってくださいということ。
なるほど、ストレートで実にわかりやすい。
LEDが埋め込まれた目は太陽光発電で蓄電し、暗くなると赤く光るのだそう。
本当は目からレーザービームを出したかったんだけど、
法律的な問題からそれはできなかったんだって。
レーザービーム出てたら相当かっこいいのになあ。
人に慣れていて、積極的に近づいてくるうさぎ。
しかし手を触れようものなら、スッと逃げていく姿はまるで
キャバ嬢のようだ。
うさぎとうさぎ観音に会いに
佐渡ヶ島に来て~~~はやく~~~!!!
というわけで、夜の長谷寺に来てみました。
暗闇の中をヘッドライトで照らすと
昼よりうさぎがいっぱいいる!!
うさぎって夜行性なんですね。
そして肝心のうさぎ観音がこちら。
フラッシュを焚いているのであまり光ってる感がわかりませんね。
それでは目が光るうさぎ観音、
フラッシュ焚かずにご覧いただきましょう!!
どうぞ!!
現場からは以上です!!
長谷寺(ちょうこくじ)
住所: 新潟県佐渡市長谷13
TEL: 0259-66-2052
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