日本で唯一!
宗教都市、天理に行ってきた!
天理市にある天理教とは
日本で江戸時代末に成立した新宗教の一つ。
中山みきを教祖(おやさま)とする宗教団体です。
天理市が誕生したのは1954年、昭和29年。
天理教ができたのが江戸時代なので
天理市にあるから天理教なのではなく
天理教があるから天理市なのだ!
駅前からまずコレ
天理教では、人間の命の発祥地の中心を「ぢば」(地場)と称し、通常は、丁寧語の「お」をつけて「おぢば」と呼ぶ。
“人がこの地を訪れること”は、“故郷に帰ること”なので、天理に来ること=「おぢばがえり」と呼ぶ。
そのため天理駅や天理市内のいたるところに、「お帰りなさい」や「ようこそおかえり」という看板が目に付く。
天理駅の改札の奥、
団体待合室の入り口に。
新聞の販売コーナーに。
駅前にある交番に貼ってあったもの
よく見ると信者詰所の電話番号!
こんな街はじめて!!
詰所とは、天理の街を走っているといたるところに見える「○○詰所」と書かれた大きな建物。
詰所とは全国各地から天理を訪れた信者が宿泊する施設。
一軒家風のものから、マンションのような作りなどさまざま。
ちなみに詰所には、事前に詰所の所属教会に連絡すれば信者以外でも宿泊利用可能
(素泊まり1名1000円、食事一食250円、要身分証明)
詰所って信者以外でも泊まれるの?Yahoo知恵袋
これは「おやさとやかた」と呼ばれる天理を象徴する建築物。
ちなみにこちらは「天理よろづ相談所病院」
こちらは参考館という名の資料館
どれを見ても同じ造り
千鳥破風の屋根に赤い窓枠、橋の欄干のようなバルコニーの手すり、1階~2階部分は吹き抜けになっていて、簡単に通り抜け可能。
このおやさとやかたは
天理教本部の神殿・教祖殿を中心に周囲約3.5キロに渡って連なり、まるで城塞のように建設されていく予定。
オレンジ色の部分が今できている部分。
そしてこのあたり一帯を
教祖(おやさま)のいる場所「親里(おやさと)」と呼ぶ。
郵便局の名前も“天理親里館郵便局”
そばを走る国道25号にまで
「親里大路」と命名。
近くにある天理市役所の形も独特。
街を歩く人の多くはこんな感じで、みんな同じハッピを着ている。
普段着のわたしが逆に浮くくらい。
おぢばがえりでお茶が振舞われる場所
とにかくだだっ広い場所なので
道に迷う人、迷子、迷い人はココへ。
私も人生の迷い人なので相談したい。
そしてこちらが天理教本部!
デカイ!!そして広い!!
周りには幼稚園の子どもたちや、中学高校生が普通に門をくぐりながら下校していた。
天理教本部への立ち入りは自由で、だれでも参拝可能
ココ、人間の命の発祥地の中心とされる「ぢば」
の中心にこの神殿があり、その中心には「かんろだい」(甘露台)と呼ばれるものがあり、そこに天からしずくが落ちているということになっている。
かんろだいを四方から囲むように礼拝する四つの「礼拝場」があり、畳敷きでこれまたものすごく広い。
南礼拝場は24時間開かれていて、24時間年中無休で参拝者を受け入れている。
礼拝場に入ると同じハッピを着た多くの人が参拝していて天理教独特の言葉を、定められた手振りに合わせて各々祈りを捧げている。
また神殿の外周や、延々と続く回廊にはいつも廊下拭きを行う信者の姿がいる。
コレは、日々健康に生きられる事を親神に感謝し、その感謝の意味を込めて、親神のために働く自発的行為で「ひのきしん(日の寄進)」と呼ぶ。
この光景、一度ぜひ見てほしい!
こちらは神殿の北側にある教祖殿
教祖が存命のままココで暮らしているとされ、毎日食事が配膳されているとか。
教祖中山みきは90歳で死去しているが、天理教では目に見える存在は隠されたとし、その魂は今でも現世に生きており、人々の暮らしを見守っているとしている。
こちらはトイレ
床は当然ピッカピカに磨いてあって
個室の前にそれぞれスリッパが置いてある。
神殿の周りを散策
こちら食堂
体育館なみの巨大な建物がズラズラ
第一食堂から第六食堂まで見えた。
キャパシティがすごい!
全国、全世界から集まるのだからこれくらいの規模あるよね。
神殿東側には「別席場」の建物
とにかく広い広い広い!!
階段ではなくスロープで上がれるようになっているやさしさ。
天理駅から天理教本部まで約1キロのびる
天理本通商店街
ココにももちろん「ようこそ おかえり」
ひのきしん と書かれた幕。
当たり前のように「ひのきしん」という言葉が街に溶け込んでいる。
商店街の店の多くは神具店や書店、おみやげ屋がズラーッ
天理にもクールビズの波
ココに来れば天理グッズはすべて揃う!
本屋さんに並ぶ本の多くはもちろん宗教関連
見たこともない戦隊ヒーローがいる「おやさと書店」には
リトルマガジンと称する子供向けの雑誌が無料で置いてあって
中は一見、よくある小学○年生と同じような感じ
でもよく見ると
「ひのきしん」「おぢばがえり」など、天理用語が散りばめられていた。
天理教のゆるキャラ
天理教は特にこどもの教育に力を入れているようで
こちら、こどもおぢばがえりの様子。
毎年7月26日頃から8月4日頃にかけて行われる、子ども向けの行事。
天理教の信者家庭でなくても参加可能。
信者詰所で(日帰り参加者もいる)宿泊し、天理市内で行われる様々な行事に参加するそうです。
笑顔で神殿をぞうきんがけする“ひのきしん”
目がものすごくキラキラしている。
神殿そうじにヒザサポーター!
天理ならではの用途!
毎月26日は、「月次祭」(つきなみさい)という礼拝が行われるらしく、人が多く集まるので、そのときだけは自転車はダメ
“おぢば家”に書かれた「あのありがたいお味」とは、毎年1月5日から7日に教会本部で行われるお節会(おせち)という行事で、教会本部の元旦祭に供えられていた鏡餅を雑煮にした“あのありがたいお味”
店の名前にもなっている“ようき”は
天理教が「陽気ぐらし」という世界の実現を目指していることから。
壁中にいっぱい文字が羅列している
天理袋物株式会社
「天理で一番安く売る店
毎日感謝の大売出し」
「店はお客様のためにある
良い品揃えてゆたかな暮らしのお手伝い」
目がチカチカするほど店中カバンだらけ!
「評判の良い店」って自分で言っちゃってるんだから評判が良いんでしょう。
おぢばがえりには
JTBも全面バックアップ!
いつでも天理教を忘れないように
身近なグッズも天理仕様。
コレも出てた!
天理限定天理キューピー!!
天理教プロデュース!
ひのきしん+キティの、ひのキティ!!
大御所とコラボしちゃうパワー!!偉大。
新興宗教といわれると怪しげなイメージだった天理教、そしてそのお膝元天理市。
けどココに来てみてイメージはずいぶん変わった。
祭りでもないのに普段から皆おなじハッピを着ている人たちは、みんなイイ人そうだし、街はキレイだし、いたって普通の街だった。
仏教があり、キリスト教があり、天理教がある。
ただそれだけ。
この広さ、大きさに圧倒される一方、静かで癒されて落ち着くパワースポット。
なにも信じてない無宗教のわたしでも、誰でも、ココへ行くと心洗われるよ。
マジで。
一度天理教本部に行ってみて!
天理教本部
住所: 奈良県天理市三島町271
公式サイト: 天理教HP
★★★お知らせ★★★
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宗教都市、天理に行ってきた!
天理市にある天理教とは
日本で江戸時代末に成立した新宗教の一つ。
中山みきを教祖(おやさま)とする宗教団体です。
天理市が誕生したのは1954年、昭和29年。
天理教ができたのが江戸時代なので
天理市にあるから天理教なのではなく
天理教があるから天理市なのだ!
駅前からまずコレ
天理教では、人間の命の発祥地の中心を「ぢば」(地場)と称し、通常は、丁寧語の「お」をつけて「おぢば」と呼ぶ。
“人がこの地を訪れること”は、“故郷に帰ること”なので、天理に来ること=「おぢばがえり」と呼ぶ。
そのため天理駅や天理市内のいたるところに、「お帰りなさい」や「ようこそおかえり」という看板が目に付く。
天理駅の改札の奥、
団体待合室の入り口に。
新聞の販売コーナーに。
駅前にある交番に貼ってあったもの
よく見ると信者詰所の電話番号!
こんな街はじめて!!
詰所とは、天理の街を走っているといたるところに見える「○○詰所」と書かれた大きな建物。
詰所とは全国各地から天理を訪れた信者が宿泊する施設。
一軒家風のものから、マンションのような作りなどさまざま。
ちなみに詰所には、事前に詰所の所属教会に連絡すれば信者以外でも宿泊利用可能
(素泊まり1名1000円、食事一食250円、要身分証明)
詰所って信者以外でも泊まれるの?Yahoo知恵袋
これは「おやさとやかた」と呼ばれる天理を象徴する建築物。
ちなみにこちらは「天理よろづ相談所病院」
こちらは参考館という名の資料館
どれを見ても同じ造り
千鳥破風の屋根に赤い窓枠、橋の欄干のようなバルコニーの手すり、1階~2階部分は吹き抜けになっていて、簡単に通り抜け可能。
このおやさとやかたは
天理教本部の神殿・教祖殿を中心に周囲約3.5キロに渡って連なり、まるで城塞のように建設されていく予定。
オレンジ色の部分が今できている部分。
そしてこのあたり一帯を
教祖(おやさま)のいる場所「親里(おやさと)」と呼ぶ。
郵便局の名前も“天理親里館郵便局”
そばを走る国道25号にまで
「親里大路」と命名。
近くにある天理市役所の形も独特。
街を歩く人の多くはこんな感じで、みんな同じハッピを着ている。
普段着のわたしが逆に浮くくらい。
おぢばがえりでお茶が振舞われる場所
とにかくだだっ広い場所なので
道に迷う人、迷子、迷い人はココへ。
私も人生の迷い人なので相談したい。
そしてこちらが天理教本部!
デカイ!!そして広い!!
周りには幼稚園の子どもたちや、中学高校生が普通に門をくぐりながら下校していた。
天理教本部への立ち入りは自由で、だれでも参拝可能
ココ、人間の命の発祥地の中心とされる「ぢば」
の中心にこの神殿があり、その中心には「かんろだい」(甘露台)と呼ばれるものがあり、そこに天からしずくが落ちているということになっている。
かんろだいを四方から囲むように礼拝する四つの「礼拝場」があり、畳敷きでこれまたものすごく広い。
南礼拝場は24時間開かれていて、24時間年中無休で参拝者を受け入れている。
礼拝場に入ると同じハッピを着た多くの人が参拝していて天理教独特の言葉を、定められた手振りに合わせて各々祈りを捧げている。
また神殿の外周や、延々と続く回廊にはいつも廊下拭きを行う信者の姿がいる。
コレは、日々健康に生きられる事を親神に感謝し、その感謝の意味を込めて、親神のために働く自発的行為で「ひのきしん(日の寄進)」と呼ぶ。
この光景、一度ぜひ見てほしい!
こちらは神殿の北側にある教祖殿
教祖が存命のままココで暮らしているとされ、毎日食事が配膳されているとか。
教祖中山みきは90歳で死去しているが、天理教では目に見える存在は隠されたとし、その魂は今でも現世に生きており、人々の暮らしを見守っているとしている。
こちらはトイレ
床は当然ピッカピカに磨いてあって
個室の前にそれぞれスリッパが置いてある。
神殿の周りを散策
こちら食堂
体育館なみの巨大な建物がズラズラ
第一食堂から第六食堂まで見えた。
キャパシティがすごい!
全国、全世界から集まるのだからこれくらいの規模あるよね。
神殿東側には「別席場」の建物
とにかく広い広い広い!!
階段ではなくスロープで上がれるようになっているやさしさ。
天理駅から天理教本部まで約1キロのびる
天理本通商店街
ココにももちろん「ようこそ おかえり」
ひのきしん と書かれた幕。
当たり前のように「ひのきしん」という言葉が街に溶け込んでいる。
商店街の店の多くは神具店や書店、おみやげ屋がズラーッ
天理にもクールビズの波
ココに来れば天理グッズはすべて揃う!
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見たこともない戦隊ヒーローがいる「おやさと書店」には
リトルマガジンと称する子供向けの雑誌が無料で置いてあって
中は一見、よくある小学○年生と同じような感じ
でもよく見ると
「ひのきしん」「おぢばがえり」など、天理用語が散りばめられていた。
天理教のゆるキャラ
天理教は特にこどもの教育に力を入れているようで
こちら、こどもおぢばがえりの様子。
毎年7月26日頃から8月4日頃にかけて行われる、子ども向けの行事。
天理教の信者家庭でなくても参加可能。
信者詰所で(日帰り参加者もいる)宿泊し、天理市内で行われる様々な行事に参加するそうです。
笑顔で神殿をぞうきんがけする“ひのきしん”
目がものすごくキラキラしている。
神殿そうじにヒザサポーター!
天理ならではの用途!
毎月26日は、「月次祭」(つきなみさい)という礼拝が行われるらしく、人が多く集まるので、そのときだけは自転車はダメ
“おぢば家”に書かれた「あのありがたいお味」とは、毎年1月5日から7日に教会本部で行われるお節会(おせち)という行事で、教会本部の元旦祭に供えられていた鏡餅を雑煮にした“あのありがたいお味”
店の名前にもなっている“ようき”は
天理教が「陽気ぐらし」という世界の実現を目指していることから。
壁中にいっぱい文字が羅列している
天理袋物株式会社
「天理で一番安く売る店
毎日感謝の大売出し」
「店はお客様のためにある
良い品揃えてゆたかな暮らしのお手伝い」
目がチカチカするほど店中カバンだらけ!
「評判の良い店」って自分で言っちゃってるんだから評判が良いんでしょう。
おぢばがえりには
JTBも全面バックアップ!
いつでも天理教を忘れないように
身近なグッズも天理仕様。
コレも出てた!
天理限定天理キューピー!!
天理教プロデュース!
ひのきしん+キティの、ひのキティ!!
大御所とコラボしちゃうパワー!!偉大。
新興宗教といわれると怪しげなイメージだった天理教、そしてそのお膝元天理市。
けどココに来てみてイメージはずいぶん変わった。
祭りでもないのに普段から皆おなじハッピを着ている人たちは、みんなイイ人そうだし、街はキレイだし、いたって普通の街だった。
仏教があり、キリスト教があり、天理教がある。
ただそれだけ。
この広さ、大きさに圧倒される一方、静かで癒されて落ち着くパワースポット。
なにも信じてない無宗教のわたしでも、誰でも、ココへ行くと心洗われるよ。
マジで。
一度天理教本部に行ってみて!
天理教本部
住所: 奈良県天理市三島町271
公式サイト: 天理教HP
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