サファリパークって行ったことある??
富士、岩手、群馬、那須、大分、そしてここ福島など各地にあるサファリパークでは、広大な敷地で放し飼いにされている動物を、マイカーに乗りながら見学できるっていう、発想がすこぶるワイルドな動物園。
中でもココ、東北サファリパークにはかつて秘宝館が存在していて、残念なことにワイセツだと指摘され、秘宝館はなくなってしまいました。
※以下引用文
サファリパークに「わいせつ秘宝館」経営者ら逮捕秘宝館はなくなったものの、今でも営業中の東北サファリパークには
子供に人気のサファリパークの施設内に不似合いな「秘宝館」で、わいせつな写真を展示した経営者が逮捕された。
わいせつ図画陳列の疑いで福島県警二本松署に17日、逮捕されたのは、東北サファリパーク社長(74)ら3人。
調べによると、容疑者らは福島県二本松市にある東北サファリパーク内の「男女の館 秘宝館」でわいせつな写真六十数枚を展示した疑い。
昭和52年開業の同パークは、園内にホワイトライオンやホワイトタイガーなどの珍獣をはじめ、1100頭の動物を放し飼いにしており、車で自由に散策する。
60年に併設された「秘宝館」は18歳未満入場禁止で、入園料とは別に1000円が必要。
館内にはさまざまな動物の交尾剥製や四十八手イラストなどが展示されていたが、今年3月に観光客の「あまりにひどい写真がある」との通報を受けて二本松署の捜査員が内偵捜査したところ、「ほかの展示も違法スレスレだが、無修正の性交の写真など明らかに刑法違反のものがあった」(捜査関係者)という。
容疑者は栃木県黒磯市生まれで、東北地方でも有数の不動産業者だったが、売上高100億円台を突破した昭和48年に脱税の嫌疑をかけられ、信用を失って破産。
それでも売れ残った土地を使って東北および那須サファリパークを開業してヒットさせた。
その後、サーキットやスキー場も開業、馬主として100頭の競走馬も抱える大富豪となり、「俺の人生三百年 600円を150億円にした男」という自伝まで発表していた。
今でもB級の余韻が残ると知り、行ってまいりました。
●まずはお金を用意しよう!
東北サファリパークの入園料は
おとな 2900円
こども 1800円
65歳以上 2100円
と、一瞬ひるみがちな入園料に覚悟して挑もう。
さらに
GPS式音声ガイドシステム 500円
代車 2000円
草食動物のエサ 1000円
も追加で払うことを頭に入れておこう。
アプリの課金のごとく
バシバシ吸い取られるので
気前よく、ひとり1万円は使えるように
財布のヒモはガバガバにしていくとモテるぞ。
●必見!手描きの看板たち
※これらの看板はなくなってしまいました。
いたるところに立てかけられた手描きの看板が
気取ってなくてすごくいい。
▲海獣とは思われぬ愛嬌とかわいらしさ!!
東北サファリパークでは
1日3回、サル劇場とフラミンゴショーと
アシカショーが楽しめるので、
ぜひとも寄っておこう!
●いよいよ放し飼いエリアへ
さて前半のエリアは
マイカーに乗りながら、頑丈な檻越しに
数メートル先の動物を見学するコーナー。
マイカーに乗ってなくても結構遠くてよく見えない。
東北サファリパークでは特に
ホワイトライオンやホワイトタイガーなど
社長の趣味でホワイト動物にちからを入れているもよう。
ホワイトライオーン!!!と探してみると
い、いた!!
なんとなくなんかいるなーって。
白っぽいやついるなーって確認できました。
そしていよいよ
ホワイトライオンの放し飼いエリアへ。
ここでは
「ケチくせえこと言ってねえで代車(1500円)に乗ることをオススメします」
と言われるので、素直に代車に乗ろう。
動物たちみくびったら、大変なことになっぞ。
絶対に停まったり
窓や扉を開けることは
絶対にするなよ、絶対にするなよと
ダチョウ倶楽部のごとく再三に渡り忠告され
緊張感の中、ライオンが放し飼いになっているエリアへと突入。
い、いた!!!
百獣の王、ライオンがいま、
まさに目の前にー!!
怖い!!めちゃくちゃ迫力あるぞ!!
まじでサバンナ。
思ってたよりホワイトじゃないけど
あれがホワイトライオンです。
肉食のわりに全然動かないんだけど
こっちが停まれないのでピントが合わない。
めちゃくちゃ近い。
ドア開けたら死ぬ。
これがサファリパークの醍醐味。
また別の日に行ったら今度はメスばかりの日。
ライオンはオスの日、メスの日と別々に見せるようですね。
メスはオスよりもめちゃくちゃ近くにいて迫力満点!!
人間が遠慮するくらい堂々と道をふさいじゃってもうかわいいんだから。
●草食動物エリアへ
続いて草食動物エリアに入ると
道路の真ん中でラクダが寝てた。
時間も遅いのでゾウやキリンがもういなくて残念だなーなんて停まっていると
ドドドドドドドドドド・・・・・!!!!!
きたー!!!
草食動物の群れがきたー!!
エサくれよエサくれよエサ持ってんだろ?と
集団リンチのごとく完全に囲まれるわたしたち。
戦慄が走る。
窓を10センチほどあけてエサをあげるんだけど
隙間からグイグイ顔つっこんでくる臨場感。
4DX以上にリアル。
ガリガリと窓をしがんだあとは、またたく間に唾液でベットベト。
ゾンビ映画のごとく次々と襲いかかり
ガンガン頭をこすり付けてくるわ
足でドアを叩いてくるわ。
全然“草食”じゃない・・・・
さっきのライオンの方がよっぽどおとなしくて
“草食”っぽかったわ。
シマウマが近くに来るとシマの様子がよく見えておもしろい!
めちゃくちゃキレイなシマだな~
東北サファリパークには1000点以上の動物がいるんだけど、動物たちの莫大なエサ代に加え、猛獣を管理したり、飼育、調教する従業員の数も多く、めちゃくちゃ経費かかってるなあと実感。
なのにクチコミでは結構
ぼったくり、ショボイ、高すぎる
と酷評が目につく。
ケチくせえこと言ってねえで
動物たちのエサ代になると思って
代車に乗って、エサあげて、
気前よく金使っちゃれや!!
●見逃せない!アトラクションコーナー
東北サファリパークの一番奥にあるのが
アトラクションコーナー。
ココでは毎日ショーが開催されているんだけど、ココの看板がまたスゴイ!!
本州初!水中を舞う「アザラシ館」
日本で大ブームになっている水中を舞うアザラシ達
まるで海の中
北海道で大好評
大ブーム アザラシ館
自然そのまま 魅力満載!
と、巨大な動物の立体模型と
訴求力のある言葉に興奮!!
平たく言うと、北海道の旭山動物園の
行動展示をマネしたってことなんだけど
ここまで取りたてて宣伝するなんて
いとおしすぎるでしょう??
※訴求力のある壁の文言とイラストもなくなってしまいました。
世にも珍しいフラミンゴショーも開催。
この日は他県で鳥インフルエンザが流行ったため、残念ながら休止中。
看板にはうっすら「クジャクのダイビングショー」の文字も見えてワクドキ!
どんなショーだったんだろう。
巨大なサルが出迎えているサル劇場。
まもなく始まるようだったので見ていくことに。
▲お客さんを迎えていた、お手やお座りをする犬。
▲午後4時になると、並んでお散歩するところが見れるペンギン。
これが!
本州で初の大水槽と円柱水槽をつなぎあわせた特殊水槽を採用したアザラシ館。
円柱水槽を垂直に泳ぐアザラシの自然な生態を360度から観察可能。
●絶対見てって!サル劇場
さて、いよいよサル劇場の開始時刻。
中に入ると、想像以上の広さに驚き。
この客席の数。すごいでしょ。
かつては全席埋まってたのかと思うと切ない。
今回のお客さんはわたしも含め6人。
平日の3回目公演ともなると、お客さん2人だけとかザラにあるようです。
かわいいおサルさん登場!!
こんな間近で見れるの貴重だよ~!!
きっちり仕事をこなすおサルさん。
すごいな~えらいな~
お客さん、いてもいなくても
練習量変わらないんだもんな。
もっとたくさんの人が見るべき!
みんな見においでよ~!!
一通り芸が終わると
2匹目出てきた!!
2組続けて見れるなんてすごくない!?
めちゃくちゃかわいいな~!!
最後は長い竹馬に自力だけでのぼって、アタフタしながら必死で歩く大技。
わたしでも竹馬できないのに、すごいな~!!
サル劇場が終わると続いてアシカショーへと移動。
調教されたアシカによるショーも結構スゴイ。
お客さん少ないから全員参加で、輪っかを投げてアシカがキャッチするワザを体験。
●これぞB級!動く恐竜館
※この恐竜館は2017年3月に閉鎖されました。
ふれあい広場の片隅にある
どことなくB級臭ただよう建物。
動く大恐竜館 動物博物館は必ず入ってみて。
大きな恐竜の模型の下では、くまモンサイズの巨大なクマがうごめいていて、クマの方がよっぽど怖い。
看板には
日本初公開!!
パンダのはくせいと掲げられている。
そんなに珍しかったっけ?って思うほどパンダに対して格別の思いがあるようなので見ておこう。
▲入り口はこちら。
なにこれ~!!!
ティラノザウルス??の股間から
トリケラトプスが顔を出してるよ~!!!
最高~!!!
▲いつからやっているのかわからない特別展示のご案内。
▲手描き看板に誘われるように中へ。
中ではめちゃくちゃゆるい顔をした恐竜たちが並び、恐竜の生活を再現しているようなんだけど
ひとが近づくとセンサーが反応して
若干動く!!!
どこが動いたのか探さないとわからないくらい、若干動く!!
このシーンでは、手前の恐竜の首が若干
キキイ・・・キキイ・・・と縦に動いていた。
めちゃくちゃイイ。
あああ~こうゆうとこすぐにでもなくなってしまいそうだな~!!
と儚い気持ちに襲われる。
頼むからなくならないで~!!
みんな早く見に行ってよお~!!
ちゃんと動くのが奇跡に感じるくらい尊い、動く恐竜たち。
畏敬の念を抱きながら、じっくりと見学。
壁の隙間を埋めるように、誰かが描いた恐竜の絵が多数飾られている。
からだのバランスがめちゃくちゃな恐竜たち。
いろんな角度から撮りたいし、ずっと見てられる。最高。
経費削減でしょうか。
からだの半分が壁に埋まった恐竜。
恐竜たちもイイけど、背景の絵もまたすごくイイ。
文化祭級のまったりとしたゆるい雰囲気に癒される。
動く恐竜ゾーンが終了すると今度は、動物博物館ゾーンのはじまりはじまり。
奥の方を見ると
ずーーーっと奥までびっっっしり
動物の剥製!!!
草食動物から肉食動物までさまざまな種類の動物の剥製がびっしり!!
もしかして、ココにいた動物が剥製に・・・??
薄暗くてよく見えないんだけど、剥製はかなりほこりをかぶっていたり、傷んでいたりと、年季が入っている様子。
獲物に飛びかかっていたり、捕らえた瞬間など、動きのあるライオンの剥製も。
こんなにたくさんいるのに、薄暗くてよく見えないのがもったいない。
もっと明るいところで見せてほしい~
わ!!!なんだこれ!!!
剥製の中に鳥居が出てきた!!
なんの説明もないですが
周りには「白鹿神社」と書かれています。
鳥居の向こうには白鹿の剥製もいて・・・そいえばココは、ホワイト動物を集めてるんだったな。
▲剥製にまぎれて唐突におみくじ。
!!!!!
おみくじがシカのツノに結んであるよ!!!
おみくじがリボンみたいになって
かわいくなっちゃってる~!!!
薄暗い中、剥製の大群をよーく見ると、奥の方の動物が重なり合っているように見えるんだけど、もしかして、なくなった秘宝館に置かれてた動物の交尾剥製・・・?
●日本初公開!パンダの剥製
このパンダは、上野動物園で飼われてる以前に、中国より当パークに贈られたものです。
現在では、野生パンダは中国でも数少なくなってきている希少価値のある動物であります。
と、ドヤ感ただようパンダの剥製がこちら。
さすが!日本初!!
金色の紙を背中に背負い
ケースに大切に保管されています!!
●ほかにもいろいろ東北サファリパーク
人間が自ら放し飼いされてるサルエリアに入って、触ったりエサをあげたりできるふれあい広場。
ホワイト系動物を集めたエリア。
右がホワイトライオンで、左は普通のライオンらしいんだけど、やっぱりホワイトが茶色っぽくなってるよな~
そしてこちら、入るのに別途500円が必要となる爬虫類館。
実はこの入り口に掲げられている「爬虫類館」の上に以前は「生きている世界の」と書かれていたり、迫力のある手書き看板があったんだけど、信じられないことに撤去されてしまいました。
あれが見たかったのに!!お願いです!復活させてください!!
中に入るとまったく動かない、真っ白な白ワニがいました。
すごい、初めて見た~!!
現在はおもしろかった看板がなくなってしまい、いろいろ見どころが減ってしまったんだけど、こんなに近くで窓ガラス越しに動物が見られる場所はほかにないぞ!
ぜひ興奮しに行ってみて。
▲大阪の熟女をしのぐヒョウ柄のバス
東北サファリパーク
住所: 福島県二本松市沢松倉1
TEL: 0243-24-2336
公式サイト: 東北サファリパーク
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