兵庫県を代表する珍スポット
須磨寺にやってきました。
ここは多くの珍スポット好きに何万回もこすられてきている有名スポットですが
臆することなく、初心に返ったつもりで見ていきましょう。
須磨寺へは、最寄駅の須磨寺駅からのびる
須磨寺前商店街を通って気持ちを高めよう。
なにが出るかな?なにが出るかな?と
サイコロトークのようにあおってくるおみくじの自販機
▲優良霊園を教えてくれる無料案内所
▲原液を入れたような真っ黒なラーメン
▲須磨寺に到着。
現在の須磨寺の全体図がこちら。
まだまだ余白があるので拡張可能です。
須磨寺は、源平最後の合戦地に近い寺ということで
平敦盛の首塚はじめ、重宝や史跡が数多くある
源平ゆかりの由緒ある寺として充分有名である一方、
よせばいいのにエンターテイメントテンプルとも自称しているもんだから
珍スポット好きがこうしてのこのことやってきたわけであります。
▲寺の格式を高める弘法石(左)と千手観音菩薩(右奥)
源平ゆかりの地であることを証明する一の谷の合戦を再現した像。
平敦盛(左)と熊谷直実(右)
▲重厚感のある本堂。
▲珍のにおいなどみじんも感じさせない優等生のような境内。
まじめな寺の部分はそこそこにして
お待ちかね、珍の部分をイジっていきましょう。
まずはこちら、かわいいお地蔵さんが並ぶエリア。
ナニ?ナニ?なんやてぇー?
みんなの願いごとに耳をかたむけて
聞いて下さるお地蔵さま
フーム、サテ
どないしたらええのやろ?
いっしょになって考えてくださるお地蔵さま
そうそう、やっぱり
いっしょうけんめい拝んでみるこっちゃ
いっしょに拝んでくださるお地蔵さま
ほら、ええお知恵をさずかった
この教えを宝ものにして大切に守っていこう
サー見事、解決!バンザイバンザイ
Vサイン いっしょに喜んでくださるお地蔵さま
ヤレヤレ、ひとつかたずいた
胸の荷をおろしてノビをするお地蔵さま
本当にご苦労さまでした 合掌
展開が早すぎて現実味のない
読み切りマンガのような
わらべじぞう
亀の上に七福神が描かれた
マニコロ(回した数だけお経を唱えるのと同じ功徳がある)
が乗っている七福神マニコロ
七福神はぐるぐる回してもいいし
亀の背中には乗ってもいいけど
七福神の上には乗ってはならない。
バチが当たります。
こちらはぶじかえると書かれたカエルの像
ビックリしたい人は目玉を
借金で困っている人は首を回すと
あの世へ行くことなく無事、家に帰ってこれるということでしょうか。
▲頭を回すと確かにぐるぐると回る。
目玉を回すと、ついでに取れた。
ビックリのさせ方がサイコです。
こちらは休憩所のそばにある須磨寺小石人形舎と書かれたスペースには
須磨の浜辺でとってきた石で
文学や歴史上の人物を作ったものが大量に展示。
それっぽく見えるように、石以外にも細かい装飾や演出がほどこされている上に
ステージが動いたり音が鳴ったりと、見過ごしそうな場所にある割には
手間とお金がかなりかかっている様子が見て取れる。
▲光源氏とゆかいな仲間たち
源平の合戦の様子も大きく再現。
このシーンにいたっては特別に
近づくと音が鳴り、さらに動く!
どこが動いたのかわからないくらい微動した石人形。
上の写真との違いがわかるでしょうか?
自分の干支の絵からつながったおみくじを引く
干支みくじ
▲干支を仕切っているのはなぜか孫悟空。
▲エキゾチックな狛犬がいるここから奥の院へ。
こちらは気分よさそうに片足をあげ
笛を吹きつつ亀に乗り
後光を背負っているチビッコはその名も
きんぽとん童子
きんぽとん童子とは
金太郎のように健康で
浦島太郎のように夢をもって
敦盛のように心やさしく音楽を愛してほしい
との願いをこめて子供を守って下さるという
欲しいものをよせあつめたような
よくばり童子
▲童子を乗せているカメは、うっすら笑みを浮かべ、バキバキにキマッている。
シベリア慰霊碑の前には
かわいいクマちゃんの石像がおすわり。
さてこちらは須磨寺のマスコットキャラとも名高い
渾身の作品、須磨寺の五猿です。
誰もが知ってる日光東照宮で有名な
見ざる言わざる聞かざるの三猿に
2匹追加した五猿がこちら。
▲みざる
▲いわざる
▲きかざる
▲おこらざる
▲見てござる
こころなしか腑に落ちない五猿像は
これだけじゃない!
あたまをなでるとセンサーで動く!
その様子がこちら。
須磨寺はたびたび改修工事を重ね
いまもまさにリニューアル真っ最中。
これからもエンターテイメントぶりに期待しております。
▲快楽におぼれたような表情の小僧。
須磨寺
住所: 兵庫県神戸市須磨区須磨寺町4-6-8
TEL: 078-731-0416
拝観時間: 8:30~17:00(6月~9月は18:00まで)
拝観料: 無料
公式サイト: 須磨寺
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