すごくざっくりとした名前のバス停にやってきました。
ここにはレトロ好きの間ではおなじみの
航空写真で上から見ると見事な八角形をしているその名も
亀甲マーケットがあるはずなんだけど
国道沿いのキレイな街並みをウロついてみても
それっぽい看板のひとつもなく・・・すると
左にぽっかりとくちを開く暗闇が
あった!!
どこにもなにも書いてないけど
ココに違いない!!
亀甲マーケットを遠目で見るとこちら。
街の風景に溶け込みすぎてて見逃しちゃいそうな存在感。
別角度から見ると亀甲マーケットの屋根がむき出し。
キレイな八角形の屋根をヒントに、のちの建築家、山田守は
八角形の屋根が特徴的な日本武道館を設計(ウソ)
亀甲マーケットの一角には
やきとりの提灯を掲げた居酒屋、八海山。
八海山の上からはふんだんに光が差し込み
さながらオープンテラスのよう。
亀甲マーケットの中には3本通路があり
右の道、左の道、真ん中の道と
突然の岐路に立たされる、迷路のようなつくり。
まずは右の道へ。
先の見えないカーブ、
人ひとり通れる幅の狭い道が
不安と期待を高めます。
右の道はお肉屋さんのある道でした。
手描きの看板が印象的。
▲文字を消さず、文字の上に文字を書いた看板。
▲角を曲がってもまだ肉屋。随分広い店舗だったもよう。
▲肉屋のゆるキャラ、スイフトくん
真ん中の道に入ると、天気がいいのにこの暗さ。
ここがニューヨークなら確実にギャングに遭遇するでしょう。
真っ暗な中、明るい出口が見えてるだけが救いです。
通路の両脇にビッシリ並ぶ店舗の跡。
看板らしいものはどれもズルむけで、
ここになにがあったのかまったく推測できません。
唯一のヒント、KOKANDOと書かれた看板は
孔官堂という明治創業のお線香の店。
左の道には絶賛営業中!!
生地と仕立ての山田洋装店さんが!!
▲亀甲マーケットの入り口には看板を出し営業アピール
▲大きな眼差しでお客さまをお待ち申してあげております!!
亀甲マーケット
住所: 神奈川県川崎市幸区下平間255
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