青森県の山の中にキリストの墓があるのは有名だよね?
はるばるやってきましたここは青森県三戸郡新郷村です。
昭和10年、茨城県から訪れた武内巨麿氏により
武内家の古文書をもとに発見されたキリストの墓。
古文書によると、ゴルゴダの丘で磔刑に処されたのは
弟のイスキリであり(え!?キリストに弟がいたの!?)
キリスト本人は日本に渡り、
ここ新郷で106歳の天寿を全うしたというのです。
え!?まじで!?
そしてここにはキリストの墓と、
弟イスキリの墓があり、
毎年キリスト祭りでは慰霊祭がおこなわれ
ナニャドヤラの唄と踊りが奉納されます。
ナニャドヤラとは、岩手県北~青森県南に伝わる盆踊りのこと。
ナニャドヤラー
ナニャドナサレノ
ナニャドヤラー
という単調な繰り返しのこの唄はまったく日本語とは思えない歌詞ですが
神学博士の川守田英二氏は
これは古代ユダヤの軍歌で、ヘブライ語で神を讃える意味であり
旋律もユダヤで古来歌われてきたものとそっくりだ!と解説。
そしてそう、今回は
キリスト祭にあわせて訪れたというわけ。
わざわざ、このために、青森まで。
キリストの墓に訪れたらとりあえず寄っておきたいのが
キリストの墓のすぐそばにあるキリストっぷ。
なんともシャレの効いた良いネーミング!!
デザインもステキでしょ?
店内にはキリストの墓に関するおみやげがいっぱい!!
私もキリストの墓タオルと
原木乾燥しいたけを購入。
最近ではテレビやネットでも多く取り上げられ
訪れる人も多いのか、調子に乗って次から次へとグッズを開発。
ノリにノッるキリストの墓。
ちなみにキリストっぷの営業時間は
土日の十字架ら三時までだって~!!!
へへへへへ~~~!!!
さて、キリスト祭りの流れを説明しますと
毎年6月最初の日曜日に開催
時間は10時から11時30分のわずか90分!
開会のことばから始まり、神事などがおこなわれたあと
最後に奉納舞ナニャドヤラです。
会場であるキリストの墓一帯はそれほど広くない上に
神事がおこなわれるテントゾーンと、ナニャドヤラがおこなわれるキリストの墓ゾーンの間は
急な勾配があるので要注意。
神事はテント側、
ナニャドヤラはキリストの墓でおこなわれる。
どこでまつりを見るのか下見をしておこう。
まつりには県会議員や、周りの市町村の長が参列の予定。
結構マジなんだな~
キリストの墓では短歌を募集していて
このキリスト祭りで入選歌の表彰もおこなわれる。
旅の思い出にぜひ投稿してみて。
脇には、選ばれし短歌のみが刻まれた石も並ぶ。
キリストの墓のそばには
キリストの里伝承館もあるのでついでに寄っておこう。
ここがキリストの里だとのたまっている由縁が詰め込まれている。
キリストの墓があるこの地区はもともと
戸来(ヘライ)村といい、戸来(ヘライ)という名は
「ヘブライ」がなまってできたものだと伝えられているという。
またほかにもいろいろ新郷村にはユダヤに縁のある風習や習慣が残っているらしく
そのひとつがこれ。
生まれて間もない子供を初めて外に出すとき、
その子供の額に墨で十字を書くというならわし。
またこの地方では「エジコ」と呼ばれるワラで編んだ
丸いカゴをいわばユリカゴにして赤ん坊を入れ育てていました。
これはユダヤ人の使う「ヨーラン」にそっくりだとか。
またこの地方では牛馬が人間と同じ屋根の下で
生活していたことからも、馬屋で誕生したイエスキリストを想像させるだとか、
この村では大人の男を「アヤ」「ダダ」、大人の女を「アパ」「アバ」と呼ぶのも、
聖書で言うエデンの花園に発生した人類「アダム」と「エバ(イブ)」がなまったものではないか??
とか、ついついくちもとが緩んでしまうようなこじつけのような話が。
さらにさらに、この村に伝わる農業の作業着は
パレスチナあたりの農夫や牛追いが身につける
作業着に似ており、女性が風呂敷をかぶって
顔をおおうこともユダヤの風習からきたものではないかとか。
ここまで揃ってたらそろそろ
本当にここにキリストがいたんだ!と思えてきたのでは??
ほかにもいろいろ資料があったんだけど
カゴに入った赤ちゃんがいる民家復元コーナー以外は
撮影禁止でした。
なんでだろう?なんかやましいことでもあるのでしょうか。
さて、予備知識を踏まえたところでこちらが
正真正銘キリストの墓でございます。
キリストの墓は奥に、
手前が弟のイスキリだっけ?の墓で、
キリストとイスキリの墓は向かい合っている状態。
こちらがキリストの墓。
こっちが弟イスキリの墓。
いよいよ10時、キリスト祭りの開催。
キリストの墓のそばからではテントの影に隠れて
誰がなにをやっているのかまったく見えませんが、
来賓祝辞や祝電披露から
神主が祝詞を読み上げたり獅子が舞ったり、
粛々と神道のやり方で神事が執り行われました。
そのあと例の、短歌ポスト入選歌表彰式がひとりひとり
読み上げられた後、偉い人が感想を述べたり。
そして待ちに待った11時!!
ナニャドヤラ芸能保存会のみなさんが静々とお出まし。
やっと、やっとこのときが来たか~
んが!しかし!!
ナニャドヤラを踊るのは奥側のキリストの墓の周りのみ!!
イスキリの墓はガン無視かよ~
どんな様子か動画でご覧ください。
わたしはコレを見にわざわざ青森まで来たのかと。
早朝から山の中を1時間走って来たのかと思うと
感慨深くて、ヒザから崩れ落ちそうに。
ナニャドヤラは11時10分~11時20分とわずか10分間踊って終了。
その後、観光協会会長による
「観光客誘致のためにやっている祭り」という発言とともに
名産のりんごジュースで乾杯。
まつりの最後には名残惜しそうに
キリストの里伝承館の前の広場で、誰でも参加型ナニャドヤラを開催。
わーい楽しいな~
どこまでが本当でどこまで冗談かわからないけれど
実はこの日は朝からずっと雨で
まつりがおこなわれている間だけ雨がやみ、
まつりが終わると再び雨が降ってきていたのでした。
もしかしたら、キリストが・・・!?
キリストの里伝承館
住所: 青森県三戸郡新郷村大字戸来字野月33-1
TEL: 0178-78-3741
営業時間: 9:00~17:00
定休日: 水曜日(夏休み期間中は無休)
冬期休業期間: 11月5日~4月下旬
入館料: おとな200円
キリスト祭り
開催日: 毎年6月第一日曜日
時間: 10:00~11:30
場所: キリストの墓
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