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岐阜県岐阜市
黒野という地区を走っていると、街のいたるところで見かけるKURONOという文字。
というのも時は戦国時代、この黒野の地には黒野城というお城と、その城下町があったという。
看板には2キロ先にその黒野城があるということと
大きなマルのマークは蛇の目紋
その下にはオモシロというダジャレ
横にはいのちまいにちあたらしいという聞きなれない文言が。

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2キロ先にあったあった。
ローマ字で書かれたNINOMARU ATOと蛇の目紋

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こっちには機械でていねいに作られた
いのちまいにちあたらしいと書かれた看板も。

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黒野城の場所を記す完成度の高い手作りの地図。

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看板の向かいにある黒野城南公園にもその手作りはおよび

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おそらくこれらすべて同じ作者によるもので
再三に渡って交通事故防止を注意喚起。

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広報板の裏側でも
岐阜市出身、マラソンの高橋尚子さんとともに、隙間なく交通安全を訴える。

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公園の端っこにはプランターで育てられた岐阜市の花「サルビア」

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黒野城があるとされる方へのそのそと進んでいくと
ここは黒野城の外堀跡だそう。

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ポイすてあ缶
と急に関西弁

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外堀跡を越えると広がる、なんだか心がザワつく光景。

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左側の建物には、手の届く範囲にびっしりと貼り巡らされた手書きのポスター。
その前には所狭しと手作りのキャラクターが並んでいます。

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オリンピックを祝う作品にはシェンロンでしょうか。
手にはCDのようなものを握っています。

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人気のキャラクターたちはおまつりにでも駆り出されるのでしょうか?
雑然と並び、こっちを見ています。

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▲今をときめく氷上の貴公子、羽生結弦でしょうか。

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▲レッサーパンダのふうたくんの目も、蛇の目紋を意識

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空間の隙間を埋めるように、作者による格言も乱立。

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ところどころ登場するJUDOの文字。
ここでは黒野柔道クラブという教室が開かれている。

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防犯を訴えるくわがたのツノには
はなのまちづくりうんどうと
いのちまいにちあたらしいを明記。
よほどこの言葉が気に入っている様子。

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使い古したまな板には、出陣の文字。

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さて、こっちが今回のいわば本丸、
二の丸資料館と名付けられたここはもともと、接骨院を営んでいた家主が、建物をそのまんま黒野城の資料館にしたというもの。

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資料館の周りにもまだまだいろいろあるのでじっくり見ておこう。

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とっ散らかった中で、すごくイイ雰囲気を出しているネコの写真。

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いつでも出陣できるように、災害時避難用リヤカーも準備。
しかしこんなにいろいろ周りに置いといて、いざというときサッと取り出せるのでしょうか。

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パトロール中のイヌ

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植木の影に隠れているのは、なに郎丸かな?

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版画で描いたような顔と
苦労して描いた手が印象的。

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停められた車に置かれた防犯パトロールのプレートも
“ロ”の字が蛇の目紋になっていてぬかりなし。

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さて、散々外をいじり倒したので
二の丸資料館にお邪魔してみましょう。

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中に入ると接骨院の施術室だった空間に、隙間なく黒野城に関する資料がビッシリ!!

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中でも一番スゴイのがこのジオラマ!!
めちゃくちゃよくできてるからぜひともじっくり見てほしい!!

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真ん中にある黒野城と、城を囲んだ城下町が細かく再現されていておもしろい!

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黒野城は戦国時代の1594年、加藤貞泰(さだやす)という武将が築き
1610年までのわずか16年間しか存在しなかったお城。
※現在は城跡のみが残っています。

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赤い蛇の目紋が、今いる二の丸資料館の位置。

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ジオラマの建物や施設にはそれぞれ名前がふってあってわかりやすい!!
さらに、同じ場所に現在の写真を立てて、ここはどの場所なのか一目瞭然!!

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このかたが元整体師の家主、関谷さん。
資料ひとつひとつ、ていねいに解説してくれるめちゃくちゃイイ人。

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段ボール製の加藤貞泰公。

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かぶれる黒野城もある。

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学校関係や歴史のイベント、講演会に呼ばれることも多く
これは腹話術で黒野城を解説する人形。

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天井の照明もよく見たら蛇の目紋。

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赤と青のセロハンが貼られたメガネで見ると、飛び出して見える黒野城の写真。
実際見せてもらうと、本当に黒野城の部分だけが飛び出して見えた。

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▲黒野城跡にまつわる新聞の切り抜きをコピーでもらった。

黒野城から始まり、岐阜市近郊の史跡など、次から次へと情報を授かり、話が止まらない関谷さん。
最終的には「今度、黒野の会合があるからコミュニティーセンターにおいでよ」と誘われる始末。
とにかく情熱がスゴイ。
歴史好きはぜひ訪れてみて!

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二の丸資料館

住所: 岐阜県岐阜市黒野346




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