黒石市中町にはこみせ通りという、黒石市イチオシの観光スポットがあるというわけで立ち寄ってみました。
こみせというのは木造でできたアーケードのことで
夏は日照りから、冬は雪から人々を守る先人の知恵。
アーケードの下から撮ると誰でもフォトジェニックな写真が撮れる人気スポット。
このアーケードも、建物も、江戸時代から残ってるってんだからかなり貴重。
100mほどの距離にぎゅぎゅっとまとまって残っている場所は全国でもココくらいで
重要伝統的建造物群保存地区に指定されたそうです。
こちらは築270年以上、国の重要文化財である高橋家住宅。
江戸時代は米穀を扱う黒石藩御用達の商屋。
みそや塩、油、薬などの販売、製造をしていたといわれ、蔵が今でも残ってるのだそう。
現在は高橋家14代当主が喫茶店を営む格式ある店。
こちらは大正2年(1913年)創業、現役の中村亀吉酒造。
直径約2.1m、重さ約1500キロ、日本一大きいと自負する杉玉がひときわ目を引く。
広すぎて全貌が映らないこちらは文化3年(1806年)創業の鳴海醸造店。
200年以上続く老舗の造り酒屋。
蔵の見学や、お酒の試飲もやってるんだって。
このレトロでかわいい建物は第三消防部屯所。
大正13年に建築され、正面の装飾や屋根の意匠がかわいい。
中には日本最古の現役の消防車(1971年製)も残されていて、窓からチラリと見えました。
こみせ通りになじむように新しく作られた理右衛門小路。
おしゃれなお店が軒を連ね、新しい息吹をもたらせている様子。
江戸時代の古い町並みが終わっても、まだまだアーケードを持つ建物は続く。
雰囲気のあるレトロな建物もいっぱい並んでいて、歩いても歩いても街歩きが止まらない。
こみせ通りと交差するように、飲み屋街や商店街も出現。
どう見てもパチンコ屋の跡を利用した生活支援プラザ。
照明のネオンがまぶしい。
大きな松の木が印象的なこちらは、明治44年から平成5年まで松の湯として営業してきた銭湯。
現在は松の湯交流館として再生され、人々が集い、憩う場として復活。
中に入ると、銭湯がまるまる残ってる!!
これはすごい!!
水道の部分も、味のある鏡付き。
ステキなタイルや蛇口が残る湯船に入って写真を撮ることもできるよ。
なつかしの体重計やロッカーも。
雰囲気ある~!
無料でくつろげる憩いスペース。
イベントもできるくらい広い空間。
古い建物も雰囲気をそのまま残し、活用してもらえるのありがたいな~
隣接する蔵も改装してカフェに。
交流館で食べることもできて、料理を持ってきてくれるとか。
これはいいな~
落ち着いた雰囲気の中に見どころたくさん。
近くにある津軽こけし館とあわせて訪れてみては。
中町こみせ通り
住所: 青森県黒石市中町
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