黒石駅から車で20分ほど。
青森の激渋温泉、温湯(ぬるゆ)温泉です。
国道から脇に入るといきなりのアーチ。
なにこのウエルカム感、最高じゃない??
裏側にも書かれた手書きの温湯温泉。
このアーチをくぐりにわざわざ来る価値あるよね。
温泉街自体はさほど広くない、こじんまりとした雰囲気。
川のせせらぎと鳥のさえずりしか聞こえない、とても静かな温湯温泉。
やっぱりこうゆうところが落ち着く~!
温湯温泉は古くから湯治(温泉地に長期滞在して温泉療養をおこなうこと)で有名な湯場のようで、細い路地沿いに並ぶ宿は「客舎」と呼ばれるもの。
客舎とは、湯治客が米などの食料、布団まで持参して長く滞在する湯治宿泊施設で、自前の風呂を持たず一つの共同湯を複数の施設で維持しながら、湯治客に「通い湯」をしてもらう形態。
現在では通常の旅館と変わらないシステムで営業するものの、今でも寝具持込可など湯治客を大事にしているお宿が多いようで。
これはスゴイ!
温泉街でひときわ存在感のある白泰商店。
コンビニもスーパーもない温泉街ではこうゆうお店は貴重。
このあたりでは、窓の横に額縁みたいなスペースを持つ建物をよく見たんですが、なにかの習わしでしょうか。
デザインが凝っていてすごくカッコイイ。
キリスト看板やオロナミンCが、さらに建物のレベルをあげる。
お買い上げのお客様にゴールデンスタンプを差し上げてるようで、貯めたらなにがもらえるのかな?
食料品、日用品はもちろん、塔婆も売ってるようでこれは頼もしい!
白泰商店の向かいのこちらでは、おみやげとかも売っていたんでしょうか。
最近は小さな温泉街だと、おみやげが道の駅に集約されてしまって、レトロなおみやげ屋さんってなかなかないんだよね。
手描きで力強く書かれた標語で防犯意識を高める。
こちらは信用金庫の廃墟。
柵つきの窓がものものしい雰囲気。
もともとはなにかお店をやっていたようなところに、いまはオシャレなカフェがオープン。
タイルがかわいい白戸百貨店は店内どんな感じだったのかな~
急におなかが痛くなっても安心、薬局も営業中。
ここにも温泉街のコンビニのような役割を果たす、酒たばこの土岐商店。
土岐商店から美しいカーブを描く建物がのび
土岐客舎へと続いていました。
土岐商店とは中でもつながってるのでしょうか。
こちらは別館のような、ここも土岐。
どれも味わいのある建物ばかりです。
土岐商店の向かいにも雰囲気のある建物。
壁には温泉客舎 後藤の文字が。
すぐそばにはなにこれ!!
めちゃくちゃカッコイイんだけど~!!
こちら、盛萬客舎の窓の横に額縁みたいなスペース。
どうやら屋号を書くみたいだけど、ステキすぎてしばらく見とれてしまいますね。
小綺麗な共同浴場、鶴の名湯は朝4時から22時まで営業。
入浴料はおとな200円と激安でイイ湯に浸かれると大人気。
これは1日に何回も入りたくなっちゃうな~!
さて、今回宿泊したのはひときわ目立つこちらのお宿、飯塚旅館。
こちらにもほら、屋号が書かれたイカつい看板がカッコイイ~!!
外観は歴史を感じる雰囲気ですが、内装は改装してるようで、清潔感のあるフローリングときれいな壁に模様替え。
ぬるゆといっても温泉自体は熱めのイイお湯。
朝食もついてるので安心です。
静かな温泉街にレトロな建物が並ぶ温湯温泉。
共同浴場に入りながら散策にぜひ訪れてみて。
温湯温泉
住所: 青森県黒石市温湯鶴泉79(鶴の名湯)
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