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三重の真珠、長崎のベッコウ、そして高知のサンゴ
昭和にもてはやされた三大宝石と勝手に呼んでるんですが
高知に来たらぜひともサンゴを買いたくてやってきました。
日本サンゴセンターです。

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外観からしてすごくいいでしょう?
ドライブインのごとくやたらデカイ建物
デカデカと掲げられた歓迎〈サンゴ〉WELCOME
昭和の時代なら観光バスがじゃんじゃん乗り付け、OLや主婦がこぞって買いあさっていたことでしょう。

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高知に来たらどこにでもいる坂本龍馬も大理石で作られ、お客様をお待ちいたしております。

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外観を堪能したら早速店内に入ってみましょう。

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「いらっしゃいませ~資料館へどうぞ~」
と案内されたのが宝石サンゴ資料館
35と書いてサンゴの杜は、35のお宝を入場無料で拝観できるありがたい資料館。

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まず最初は、サンゴ礁を形成する造礁サンゴのコーナー
浅い海に生息していてイソギンチャクに近い存在。
近年、環境汚染などからサンゴが白化してサンゴ礁が衰退しているといわれているのがこのタイプ。

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続いて宝石サンゴのコーナー
宝石になるサンゴは深海に生息していて、研磨して加工できるくらいものすごく固い。
1年に2~6mmほどしか成長しないため、高価で取引されるってわけ。

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続いてこちらは宝石サンゴの原木を観賞用に加工したもの。

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まるで盆栽のようなたたずまい。
こんなの置いてある家、見たことないなあ~

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片隅にはまた違ったタイプのお宝も置かれ
金持ちの家の居間っぽさを演出。

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そしてこちらは宝石サンゴの彫刻コーナー

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高価な宝石サンゴを大胆に彫刻。
よく見かける“オヤジがガラクタで作った工作”とは真逆の位置にある作品です。

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サンゴでできたいぬ、かわいい!!

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のちに藤井聡太氏の愛用品になりそうな、サンゴでできた将棋の駒

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天皇皇后陛下が見学、おてざわりされた推定成長年数1200年の宝石サンゴ。

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美しい真っ赤なクジャクの後ろになにか横たわってる?
なんだろう?

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本体価格150万円の値札がついてる!
なにあれ!?
もしかして、ディルド??

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今にも羽ばたきそうな鋭い眼光のタカ。
広げた翼の羽1枚1枚までも精密に再現。

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当然あるよね
あると思うよね
サンゴでできた坂本龍馬。
こちらは粉状にしたサンゴでできたタイプ

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そして一番のメインはこの巨大なホワイトライオン

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白サンゴを基調に、桃色サンゴ、黒サンゴ、赤サンゴを約150キロ使用。

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眼球は純金、ひげは象牙でできているという贅の極み、ガチのお宝。
なんでも鑑定団だったら、スタジオへいくレベル。

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サンゴを堪能したあとはもちろん、お待ちかねの宝飾売り場。
ネックレスやブローチ、指輪やタイピンなど、いろんなアクセサリーを取り揃え。

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サンゴってもっと昭和なイメージがあったけど
意外とトレンドにあった今風のデザインなんだな~なんて眺めていると
「魔除け厄除けの意味もあるんですよ。
 最近では中国人の方がよく団体でいらっしゃるんです。」
「へええ、じゃあ大きな観光バスがいっぱい来るんですね?」
「船で。」
「船で!?」


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▲中国人向けと思われるその名も「J RED」

「サンゴは白やピンクがある中で、赤が一番値打ちがあるんです。
 中国の方は赤が好きなので、赤が一番よく売れるんですよ。」
「なるほど!中国人って縁起担ぐの好きだし、赤が好き。
 だから赤いサンゴが人気なんだ~!
 日本人だったら白かピンクが好きだもんな~」

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というわけでわたしも
アクセサリーになりきれなかったサンゴのきれっぱし詰め合わせを購入。
これで厄、追い払うぞ!

★★★おまけコーナー★★★

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日本サンゴセンターのすぐそばにはひときわ目立つ船の形のドライブインがあるので立ち寄っておこう。

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駐車場に面する1階部分には、何軒かの食事処が並び
どこに入っても高知名物が食べられる仕組み。

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1階の中は、高知名物がなんでも揃うおみやげ屋。
2階は団体専用のレストラン。

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奥ではかつお節製造実演工場なんてのがあって
いかにもツアー客が押し寄せるお立ち寄りスポット。

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▲ズラリと並んだツアー名。めちゃくちゃ来てる。

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せっかく高知に来たんだからカツオのたたきを食べようと
並んだ食事処の中から土佐タタキ道場へ。

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ここではなんと
カツオのたたき体験ができる!!

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はいこれ持って!
はいここに入れて!
と、あれよあれよとカツオがたたきへと変貌。

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できたらまたたく間にその場で切ってくれて

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はい!できた~!!
焼きたてのカツオのたたき!!
絶対うまいに決まってる!!

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まずはかっこつけて塩で食う。
その次はポン酢で。
めっちゃくちゃうまい!!
最高でーす!!


日本サンゴセンター

住所: 高知県高知市仁井田187-3
TEL: 088-847-3535
開館時間: 10:00~17:00
定休日: 年末年始




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