北海道新幹線がやってきたおかげで開発が進む函館駅前です。
函館駅前には街の象徴ともいえるご当地百貨店がお出迎え
棒二森屋です。
ここでしか見られないブランドに出会えると、遠くまで来たんだなあと旅情をかきたてられますね。
棒二森屋ってなに?
四文字って長くない??
って思って調べると、もともとは
金森森屋百貨店と棒二荻野呉服店が手を取り合ってできたんですって。
棒二森屋になってから80年
もっとも古い金森森屋百貨店ができてから150年を迎えるところ
2019年1月31日で棒二森屋が閉店してしまうのだそう。
ご当地百貨店が消えていくことはもう珍しいことではないけれど、ニュースが出るたびに悲しくなりますね。
昔の棒二森屋の写真。
めちゃくちゃカッコイイ。
壁面の柱にはいかにも歴史がありそうな風格のある棒二森屋の文字。
「棒二」を「┃」と「ニ」で「に」表している、今見てもインパクトのあるデザイン。
ローマ字で刻まれたBONIMORIYA
今でももちろん、昔ならなおさらハイカラな名前でオシャンティー
壁にはスズランのモザイク壁画
非常扉のベランダが独特のデザイン
上にもBONI-MORIYAとモザイクで名前が刻まれている。
本館とアネックス館を結ぶ渡り廊下。
展望レストランの食品サンプルはすべてパネル。
百貨店の顔、1階の照明がステキ。
妖艶にカーブを描く階段もある。
すずらんの絵が入ったボーニカード。
営業時間は夜6時まで。
ずっと見ていたい本館の外観。
紺色の天井とオレンジのエレベーターの配色が最高にイケてる!
窓から景色が見えるスケルトンエレベーターもオレンジ色!
よく見るとエレベータ自体にも照明がついていて、夜になったらビカビカと光りそう。
棒二森屋の南側は松風町という飲み屋街に続いていて、居酒屋やスナックが多く立ち並ぶエリア。
道路の両側にはオレンジ色の街灯が連なり、かつてのにぎわいを今に伝える。
飲み屋街の広さはその街の規模を表すことを思うと
さすが北海道3番目の都市、函館のパワーを感じるスケール。
しかしその広さのわりに店舗数はポツポツとあるだけで
かなりの面積が駐車場へと様変わり。
ここもすべて飲み屋街だったのかな?と思うとものすごいボリューム。
飲み屋街の中に残るぎおん小路
かつて賑わってた痕跡があるものの、どれくらいが現役なのかな?と心配してしまう雰囲気。
函館唯一のソープランドも近い。
もうひとつ残る小路、菊水小路
こちらは中から声が聞こえるお店もちらほら。
夜には多くのサラリーマンや観光客で賑わってるんだろうなあ
ぎおん小路
住所: 北海道函館市松風町3-6
菊水小路
住所: 北海道函館市松風町10-3
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