愛知県の陶都、セトモノの街、瀬戸市は2005年に開催された愛知万博の会場にもなったおかげで
駅前周辺はずいぶんおしゃれな雰囲気に改装。
瀬戸が生んだスターといえばもちろんこの方
藤井聡太棋士!!
数々の最年少記録を更新した前代未聞の将棋王子誕生で沸きに沸いている瀬戸市にやってきました。
さてまずは、尾張瀬戸駅から歩いて5分ほどの場所から始まる
銀座通り商店街
銀座と名がつくだけに一番の盛り上がりを見せる街の中心がココ。
商店街の入り口には
以前ブログでも紹介したウオズミ銀座薬局がいまだ健在。
相変わらずの文字の羅列にドキドキします。
今回、シャッターが閉まってるバージョンにも遭遇できました。
シャッターが閉まってても文字のうるささは変わらず、安心。
商店街の道は少々蛇行していて、どこまで続いているのか一見してわからないミステリー仕様。
こうゆう道ってワクワクするよね。
並んでいるお店は開いていたり閉まっていたり。
古いお店は文化遺産級のかっこよさ。
さすが商店街の真ん中では、藤井聡太棋士の新人王を祝うコーナーが。
みんなココの前で記念写真撮ってはインスタにあげてんだろうな~
描く人によっておもむきの違う藤井聡太棋士の似顔絵。
商店街を抜けると深川神社の大きな鳥居が登場。
鳥居から続く参道沿いに並んでいるのが
宮前地下街
地上にあるのになんで地下街??かと思ったら
奥にある深川神社から見て地下にあるからなんだって。
地下街には昔ながらのお店が連なっててイイ雰囲気
中でもこの、うなぎの田代はいつ見ても人でいっぱい!!
食べログでも★4.1をたたき出し、あのミシュランにも載っているという超有名店。
そんなにおいしいのぉ~?食べてみたぁ~い☆
誰か連れてってくれないかなぁ~(はぁと)
地下街のアーケードには店の名前が書かれていて、これがまた最高。
このタイプのアーケードはいまなかなか貴重なのでは。
歩道橋を渡ると続いては
末広町商店街が登場
商店街入り口にそびえるコレ!!
めちゃくちゃカッコイイでしょ!!
残っててくれてありがとうございます!!
昭和の華やかさがドカンと残る大きな看板に目が釘付け!!
かつては電球やネオンが入り、ビカビカと輝いていたのでしょう
あ~見てみたかったなあ!!
入り口もしっかり残っています。
中央劇場、ロマン中央
1階はパチンコで映画館は2階
シャッターの奥をのぞくと2階への階段。
踊り場にはステキなタイルが見えました。
すぐそばにもパチンコアサヒセンターの姿が。
入り口のトビラには見覚えあるフォントのAsahiが。
末広町商店街の方がアーケードが長く
開いてる店も多く、賑わっている様子。
この日はハロウィンの直前だったこともあって
商店街にはハロウィンの装飾がいっぱい。
しっかり名入りの垂れ幕も作られていて、商店街の意気込みが感じられます。
もちろんこっちでも、いたるところで藤井聡太棋士の盛り上がり。
藤井聡太7段
16歳で新人王
31年ぶりに更新!!!
と、数ある数字から31にちなんだ価格設定。
商店街に並ぶ店のほとんどが、昔から続いてそうな老舗。
商店街の途中には、スエヒロ横丁という脇道も。
見るだけでもいいからどうぞ寄ってって!!
と、店主の気持ちがぐいぐい伝わってくる貼り紙につられて奥の方へ行ってみると
頭上ではカラフルな旗が踊り、フェス感を演出。
奥にはライオン食品センター入り口の文字。
奥では貼り紙にあったそば屋さんや
魚屋さん、八百屋さんが営業中。
レトロな雰囲気が残っててしびれる。
長年愛され続けてるパン屋さんの前では、われせんべいも売っている。
売り場面積がめちゃくちゃ広い靴屋さんや洋服屋さんも営業中。
末広町商店街は道路を挟んでまだ少し続いていて
こっちの入り口ではデカイ文字のプライスカードがやたら目立つくだもの屋さんからスタート。
古い建物をリノベーションした新しいお店もオープン。
こうして活用してもらえるとうれしいですね。
さて、最後に瀬戸市民会館の跡地にできた観光施設
瀬戸蔵へ。
ここでも瀬戸市のスーパースター
藤井聡太棋士をたたえる横断幕が光る。
中に入ると
おおおおお!!
外からではわからなかった建築美!!
こんなとこあるなんて全然知らなかった~言ってよ~
ここの2階にあるのが瀬戸蔵ミュージアム
瀬戸蔵ミュージアムでは、お察しの通り
セトモノができるまでの工程を、実物大を用いてわかりやすく解説。
瀬戸に住んでいるチビッコを中心に、セトモノの歴史を学び
セトモノへの愛着心を高める。
ここで一番見たかったのがこちら。
大正時代に作られた尾張瀬戸駅。
めちゃくちゃかっこよくない??
これ、2001年まで使ってたんだよ?
すごくない??
駅構内も忠実に再現。
わたしも高校生まで毎日使ってたから懐かしい~
実際はもっと広くて天井も高かった気がするんだけど、わたしが大きくなったせいかな??
昔の瀬戸電も展示。
これは実際に走っていた実物で、中にも入れる。
昭和時代の尾張瀬戸駅はこんな姿だったようで
2階では喫茶室があり、食事もできたんだって。
ちょっとした宮殿みたいで、街の玄関らしく、夢のあるつくりだよね。
これが今の尾張瀬戸駅
ずいぶん変わっちまったな~
末広町商店街
住所: 愛知県瀬戸市末広町2丁目2-8
瀬戸蔵ミュージアム
住所: 愛知県瀬戸市蔵所町1-1
TEL: 0561-97-1190
開館時間: 9:00~18:00
入館料: おとな500円
定休日: 年末年始・月1回程度臨時休館あり
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