2017年3月まで使われていた奈良少年刑務所がリノベーションされ
2020年に監獄ホテルとして生まれ変わるのだそう。
今回は、改修前最後の施設見学ができる!というわけでやってきました。
見学会は2018年11月23日~25日までの3日間のみというわけで、ものすごい人の数。
敷地内では、見学会との抱き合わせ企画として
飲食ができるマルシェやビールフェスティバル、お笑いライブやミニコンサート、
おなじみの刑務所作業製品展示即売会や、夜にはプロジェクションマッピングなど盛りだくさん。
まずは今回の目的、刑務所内の見学へ。
いままで矯正展のとき、敷地内に入って建物を外から見ることはできたけど、刑務所内に入ることは当然ムリ。
しかし閉鎖されたいまだからこそ、犯罪を犯さずして刑務所内に入れる絶好のチャンス。
まずはじめに講堂。
600人以上の受刑者を収容することができ、講演や慰問、雨天時の運動場として使用。
カッコイイ制服
古い手錠
窓からの眺め。
空いてる敷地にもなにか作るんでしょうか。
奈良監獄の全貌
網走監獄でも見られた特徴的な建物の配置。
看守が立つ監視所を全体の中心に据え、複数の収容棟が放射状に伸びることで
看守が常に全方位に目が行き届く仕組み。
この構造を、ハビランドシステムというそうなので、メモの用意を。
特にコレといったモノや説明のない、ガランとした部屋も多数見学。
そして!ここが!!
収容棟の中心にある監視所!!
第一から第五まである収容棟が一気に見渡せる!!
収容棟は2階建てで、同じ構造が1階にもある。
監視所から1階も柵越しに見えて、人の行き来がひと目でわかる仕組み。
収容棟の1つ。
足元は1階が見えるように開いている、風通しのいい作り。
監獄独特の、同じ扉が連続して並ぶ美しい光景。
2階は1人部屋の単独室。
分厚い扉と頑丈な鍵で閉ざされた部屋をひとつひとつ、見たり入ったりすることができる。
単独室は7.5㎡
トイレと洗面のみ。
夏暑く、冬寒そうな部屋。
1階は6人部屋の共同室。
2階と同じように、重くて分厚い扉が連続して並ぶ。
部屋の中には洗面と、個室状態に分けられたトイレのみ。
こちらは規律や秩序に違反する行為をした受刑者が入れられた重屏禁房。
狭い部屋を暗くし寝具を与えない状態で7日以内。
黒い壁にはなにやら名前のような文字が刻まれています。
壁に描かれた数字の中をのぞくと浴槽のような跡が。
どこを切り取ってもステキな絵になる赤レンガ。
どこがホテルになるんでしょうか?
もしや単独室がシングルルームに??
カプセルホテルだと思えば快適でしょうか。
同じ部屋の連続に飽きたら、ならマルシャで飲み食いする流れ。
こちらは1908年に作られた医務所。
中には浴室のようなタイル張りの部屋が。
カラフルなトビラがかわいい。
こちらも1908年に作られた隔離病舎。
精神疾患者が大声を出したり暴れた場合、隔離するのに使用。
こちらは奈良奉行所の屋内になった牢屋。
明治期の司法の近代化を表す資料として移築されたもの。
敷地内すべてがフォトジェニックな雰囲気で大興奮。
どんなホテルに生まれ変わるのか楽しみ!
イベントには、現在奈良県の職員として働いているせんとくんもいた~!!
かわいい~!!
★★★おまけコーナー★★★
奈良市で見かけた街のミッキー
野性的なヒゲがチャームポイント。
奈良少年刑務所
住所: 奈良県奈良市般若寺町18
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