天文館から2キロほど離れた場所にあるこちらは
新幹線の終着駅、鹿児島中央駅。
ここの駅そばにもアーケード商店街があるんですって??
こんなにピカピカの駅そばにほんとにあるのかよ?と探してみると
!!!!!
中途半端に残された屋根
ひと目でわかる工事中
もしかして!!
遅かった!?
ストリートビューではあったのに!!
ガビーーーン!!!
混じりっけなし、純度100%の工事現場が展開中。
ググッてみるとここには一番街という、
個人商店やビルが並ぶ商店街があったようで
2018年から解体が始まった様子。
再開発ビルは2020年に完成予定。
住宅、ホール施設、商業・業務施設、駐車場などで構成され、
地下1階、地上24階、高さ100メートルになり、
鹿児島県で一番の高さになるんですって。
エライ人ってとにかく1番が好きだよね。
再開発の目的は、
鹿児島の陸の玄関にふさわしい都市景観の形成や、
にぎわいとゆとりある都市空間の創出などにより、
鹿児島中央駅周辺ひいては中心市街地全体の活性化を図る。
だってさ。
地方都市のエライ人はどこも似たようなふわっとしたキレイなことをのたまうよね。
あーあ、せっかく来たのになくなったのか~と思ってたら
一番街商店街100店舗営業やってます!!
だって!!
え!!ほんとに!?
ご覧ください。
工事しているのは駅に近い部分だけで
奥の方は残ってた~よかった~
残っててくれてありがとう
アーケード商店街、ちゃんとありました。
終戦直後、現在の鹿児島中央駅である西鹿児島駅を中心として周辺生活必需品の闇市が形成。
やがて露天商が並び、自然発生的に朝市が形成され、鹿児島県下一の盛況ぶりに。
現在の明るくてキレイなアーケードは1999年に新築されたもののようで、
鹿児島の代表駅前というだけに再開発に次ぐ再開発で、景色は何度も変わっているもよう。
新しいビルには、いまの時代にピッタリな、予備校やほけん相談所が入居。
流行にあわせて店が移り変わっていくのは繁華街にある商店街の宿命。
アーケードにはステンドグラスのような美しい絵が描かれていて
見上げると光を通してとてもキレイ。
再開発してごめんねのお詫びでしょうか
トリックアートストリートが誕生
殺風景な景観と
消えてしまった風景を
紛らわすかのように並ぶトリックアートは
広い空間を手軽に埋める常套手段。
商店街を奥へ進むと、昔ながらのお店が営業中。
新しいお店も入居して、再開発が進めばもっと活気が出るんでしょうか。
商店街の空き店舗や解体中の建物も
同様にトリックアートで気をそらせる作戦。
一番街と並行して走るこちらはベル通りと呼ばれる商店街。
歴史を刻んできた飲食店が軒を連ねる。
一番街、ベル通りとT字型で交わる都通りにも
片側式アーケードが現存。
やきとり屋さんで大阪のスターを発見。
空き地になった場所でも、ここになにがあったかを示すヒントが。
どんどん消えてなくなる景色を、平民は止めることができないから
残ってるうちにすみずみまで記録に残していこう。
一番街商店街
住所: 鹿児島県鹿児島市中央町
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