ドイツ南西部に広がるシュヴァルツヴァルト地方は、
密集して生えるトウヒの木によって黒く見えることから、黒い森地方とも呼ばれているそうで



車中その黒い森を探すもののどれですか？？
あれですか？？



どれのことなのかいまいちピンと来ないまま次の街に到着してしまいました。



刈り方が印象的な植木



ドイツはゲンゲンバッハという街に到着。
毎度同じように木組みの建物が密集する小さな街であります。





素朴ながらも立派な木組みの家が建ち並び、
風情のある石畳が迷路のように入り組むゲンゲンバッハは
ロマンチックな宝石のような街だとか、バーデン地方のニース
などとちやほやされる人気の街。



街の中心、マルクト広場に建つ市庁舎の窓は
クリスマス時期にはアドベントカレンダーとしても利用。




遠くからも塔が見えるマリエン教会。




中に入ると外の光が差し込み
今まで見た教会の中でも明るい印象。





壁や天井にみっちり描かれたありがたそうな絵。






すみずみまで隙間なく、豪華で厳か。




街の入り口にあるキンツィヒの塔は古くから町の防衛に重要な役割を果たし、
かつては２４時間の警備にあたっていたそうで、中は現在博物館になっているとのこと。



こちらの塔はオーバー塔といって、１５７７年にとんがり屋根が後付けされ「門」から「塔」に。



メインストリートから細い路地に入ると
ステキな長屋風の民家が立ち並びめちゃくちゃいい雰囲気。



この町の建物は半地下になっている建て方の家が多く、昔の一階が現在は半地下室になっているようす。
道路が１．５メートル以上かさ上げされているためで、通りには斜めになった入り口があって、半地下室に続くんだけど、ほとんど使われなくなっていまは施錠されたまま。（階段の横に斜めになった入り口が見えるのわかりますか？）
現在は数段の階段をあがって家の中に入るんだって。



この路地ほんとステキで、うまく写真で伝わらないのが悔しい～




壁に貼りついた路上園芸がすばらしい。



富山のブリ小僧の親戚かな？
ドイツのイワシ小僧を発見。


※富山のブリ小僧がこちら。





このあたりは現代的な作りだけど、牧歌的でかわいい～




お昼ごはんはドイツの郷土料理
麩みたいなのが入ったコンソメスープ
フレーデルズッペ



ドイツといえばやっぱこれっしょ～！！
ド太いウインナー２本！




デザートは黒い森にちなんだ黒い森ケーキ。
ココア生地を黒い森に
洋酒漬けのさくらんぼは赤い屋根のおうち
クリームは森に積もる雪をイメージという、よくできた逸品。



絶対にくぐらせない踏切と電車。
ドイツの踏切は電車が来るかなり前から遮断機が下りるため
あいてるときは一旦停止しないでじゃんじゃん渡れる。



夜ごはんには４月中旬から６月２４日までの期間限定でしか味わうことができない
ドイツ人だれもが熱狂する白アスパラガス、シュパーゲル。
日本だと缶詰の状態でしか食べられないからこれは貴重！




デザートにはアイスクリームとドーナツ。
確実に太るなこれは。


ゲンゲンバッハ
Gengenbach




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