坂出商店街にあるこちらの建物。
鎌田醤油の社長が迎賓館として昭和11年に建築し、
登録有形文化財になっている淡翁荘。
館内は現在、四谷シモン人形館として公開されているということで
人形好き、マネキン好き、豪邸好きは必見。
中に入ると早速
うひょ~!!どっかで見たことある人~!!
アダムスファミリーに出てましたっけ?
みたいな、今にも動きそうな人形は
ルネ・マグリットの代表作である山高帽に黒いフロックコ-トの男をモチーフにした作品。
ここに並んでいる人形は、鎌田醤油の社長が趣味で集めた
四谷シモンという人形作家が作った関節球体人形。
人形はもちろん、部屋の内装もすごくて
床から天井まですべてがこだわりの数々、見るとこ多すぎ。
左が人形を集めに集めた鎌田醤油の元社長。
右が人形作家の四谷シモン氏。
館内にはこのように、部屋のあちこちに人形が置かれ全部で23体。
ひとつ残さず全部見て回ろう。
ほとんどの人形は部屋の片隅にわかりやすくいるんだけど
中には
あれ?なにもないのかな?と思いきや
トビラを開けると、中に人形が隠れているというパターンも。
ふすまを開けると隠れてた~!!
展示の仕方も遊び心あってすばらしいな~
中にどんな人形がいるか、開けるまでわからないドキドキ感。
開けるたびに想像を超える人形が現れるので、めちゃくちゃ楽しい。
巨大な金庫のトビラを開けると、中にはやさしい顔の天使。
トビラを開けて見つけるというお宝発見スタイルは、豪邸だからこそできる貴族の遊び。
2階への階段にも関節球体人形。
やはり関節球体人形好きは、関節の球体部分が萌えるんでしょうか
基本どれも生まれたままの姿で、関節の球体部分がどれもむき出し状態。
2階の大広間も引き続きスゴイ。
内装や家具が高級品だからこそ、これらの人形がよく合ってるんだよね~
モデルが着てる服を自分が着ても似合わないのと同じで、
これ、一般的な家の部屋に同じ人形置いても似合わないんだよな~
筋肉や血管、骨の形がリアルに再現されている人形。
じっくり眺めたくなる美しさ。
美術館に来ているみたい。
しれっと置かれている暖炉がいかつくてしびれる。
ケースも含めて美しい天使。
書斎のような小さな部屋には
大正時代の家具デザイナー、森谷延雄氏が作ったおしゃれな机。
その後ろにはマドンナのような関節球体人形。
押入れには心の闇部分が具現化されたような人形がゴロリ。
こちらも扉を開けたら登場する少女。
ホラー色が高まってきてゾクゾクする。
開館日は金土日のみ。
場所がわかりにくいので地図を参考に行ってみてね。
淡翁荘・四谷シモン人形館
住所: 香川県坂出市本町1丁目6-35
TEL: 0877-45-1111
開館日: 金・土・日
開館時間: 10:00~16:00
入館料: 500円
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