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1943年に始まった有珠山の火山活動によって誕生。
もともと麦畑だった場所が地震と爆発音でだんだんと隆起してできたのが
昭和の奇跡、昭和新山。

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噴火当時は、戦争中の混乱期。
食料も資材も不足する中、当時郵便局長だった三松正夫氏は火山に魅せられ、
地震発生から噴火、活動が止まるまでを独学の観測方法で観察し、昭和新山ができる過程を見守り続けました。

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その貴重な資料は、のちに国際火山会議で「ミマツダイヤグラム」と命名され、世界から賞賛。
さらに、三松氏は火山保護のためにこの地を購入。
現在も子孫が受け継ぐ私有地であり、個人が所有する国の特別天然記念物。
そのため昭和新山は遠くから眺めるだけで、登れないのであります。

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ふもとのあたりは昔ながらの観光地といった雰囲気で
レトロなおみやげ屋さんが立ち並ぶ理想的なスポット。

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掘り出し物はないものか?と探してみたものの
売ってるものは新しいものが多く、そりゃそーだよなと現実を見る。

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大量に売られる木彫りのクマは令和の時代にもなると、
クマが増えたり、躍動感溢れたりとエネルギッシュに進化。

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2階の窓にはファンシーなのれんがかかり、
ダイナミックに書かれた看板には、うっすら
昭和新山を眼前に旅の心をお休めください!の文字が見える。
こうゆう気が利いたセリフを最近めっきり見かけなくなりましたね。

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さて、ここに来る観光客のほぼすべての人はこの
有珠山ロープウェイに乗り、昭和新山を上から見るのが定番のようですが

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わたしはそんなA級スポットになんて目もくれず、
目的地はアレよ!アレアレ!!

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昭和新山クマ牧場!
クマ牧場といえば登別クマ牧場も行ったんだけど
北海道のクマ牧場は大きなヒグマがメインだから迫力があって楽しいんだよね~

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早速入り口からどデカイくまの剥製がウエルカム。
うひょ~!!興奮するぜ~!!

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中に入るとまずはおみやげコーナー。
ここにもいろんなタイプのクマグッズが売られててより取り見取り。

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入場料を払いいよいよクマ牧場へ。

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いるいる~!!
めちゃくちゃクマちゃんいるよ~!!

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ここにいるのは9歳以上のおとなのヒグマ。
どいつもこいつも気持ちよさそうによく寝てる。
おとなになったら毎日こうして過ごしたいよね。

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こっちは1・2歳のこどものヒグマ。
パワーあふれてるのか、ぎゃんぎゃん動き回る。

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気になるのが、オリの周りをずっとチロチロしているカラス。
なんだ?なにをしてるんだろう??

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あーーー!!
カラスがクマのエサを食べてるー!!

なにしてんだ~!!いますぐ出て行きなさーい!!

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よし、じゃあせっかく来たからクマにエサをあげようと
自販機でエサを購入。
2袋で200円とかなり数もあって良心的。

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こちらは7歳以上の育ちきったクマのオリ。

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エサを投げるとこうして、座ったり立ち上がったりしてエサをねだる。

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グローブのようにデカイ手を振りながら、こっちにちょうだいとおねだり。

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ときにこうして両足を開いて、Y字ポーズをキメるサービスも。

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オリの横には
人のおり
という哲学的なスポットを発見。

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中に入ってみると
窓越しにクマに囲まれてる~!!

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壁に空いた穴にエサを投げ込むと
窓の向こうでクマがエサを食べるというシステム。

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穴からエサが出てくることがわかると、
もっとくれよと穴をズスーッズスーッとすごいチカラで吸引。

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人のおりの外はこんな感じで
いつエサが落ちてきてもすぐ飛びつけるように
窓の周りでウロチョロ待機。

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さらにオリの上からは
こぼれ球をかっさらおうと、虎視眈々とエサを狙うカラス。

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さあ、エサを持った観光客がやってきたぞ!
うまくキャッチできるかな??

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カラスがすぐそばで狙っているぞ。
ちょーだい!ちょーだい!
こっちこっち!!

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あーーーーー!!!
カラスに取られた!!!


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大きなカラダのクマより、飛べるカラスの方が当然早くキャッチできるから
何度もエサを取られてしまうクマたち。
ヂグジョーーー!!ぐやじい~~~

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投げる方もできるだけクマのそばに投げないと
クマがエサをキャッチできないから難しい~
カラスに負けるな!クマ牧場!!


昭和新山クマ牧場

住所: 北海道有珠郡壮瞥町昭和新山183
TEL: 0142-75-2290
営業時間: 5月~10月 8:00~17:00 
        11月~4月 8:30~16:30
入場料: おとな 850円




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