マネキン好きのみなさん、お待たせしました!!
動くマネキンに会える、マネキン好きあこがれの場所!!
佐渡金山にやってまいりましたよ!!
やったーーー!!!!!

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まず、佐渡金山に入る前に大切なこと。
佐渡金山には2つのコースがあり
江戸初期の手掘り坑道跡が見学できる宗太夫(そうだゆう)坑と
明治に入って近代化された坑道や鉱山設備が展示されている道遊(どうゆう)坑
がある。
動くマネキンがいるのは宗太夫(そうだゆう)坑だけ
なんだけど、せっかく佐渡に来たんだし、両方じっくり見ようじゃないの!
ということで共通券を購入。

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まず最初に、動くマネキンがいる宗太夫(そうだゆう)坑へ。
佐渡金山もほかの鉱山系スポットと特に変わらない
こういった昔の坑道を使って、左右にマネキンを置き、当時の採掘の様子を再現するスタイル。

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でもしかし、佐渡金山はその本気度が違う!!
とにかくマネキンの数がすごくて、その数70体!!
しかもそのすべてのマネキンの表情が、めちゃくちゃリアル!!
一体一体じっくり見ながら、作った人の情熱をぜひ感じてもらいたい。

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マネキンは、ワンシーンに5~6人登場すると
それぞれどこかが動いてたり、動いてなかったり。

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その動きも、大きいものから、ふり幅の小さいものまでさまざま。
どこが動いてるのか隅々まで探すの楽しい~!!

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こっちではハンドルを回しながら、水をくみ上げる作業中。

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働きすぎなのかな??
この、遠くを見つめる目、最高じゃない??
お疲れ様って声を掛けたくなるよね。

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あっちでもこっちでも一生懸命労働中。
それぞれが違う動きをしてるからめちゃくちゃ見ごたえある。
ひとりひとりの働きぶり、ちゃんと見てあげよ?

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こっちでは誰が動いてるのかな~??ってよーく見ていると

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この人の右手が、ほんの数センチ動いてるだけ!!
細かい動きひとつも見逃してはならない。

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こっちでは風を送ったり、明かりを灯したりしてる人。

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マネキンの後ろ姿しか見えなかったり
遠くでよく見えなかったりと
展示とは思えないリアルの追求ぶりに脱帽。

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ここでは休憩をしている場面。

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近づくとウイイイイイーーーンと首を90度動かし
「早く外に出て酒を飲んで、馴染みの女にも会いてえなあ」とつぶやくシーン。
おじさんと目が合い、思わずドキッ!

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坑道がどんどん深くなると水をくみ上げる大きな道具が使えず、人力で1杯1杯くみ上げるように。

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このマネキンの表情が悲壮感漂っててめちゃくちゃイイ!!
この人こんなにがんばってるんだから、わたしもがんばらなきゃ!
って元気、もらえます。

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坑道はアリの巣のように三次元に広がり、坑道をのぞくと奥の奥の方までマネキンが見える。
実際は同じ坑道を別の角度から見てる構造になってるらしいんだけど、角度が変わるともうどれが誰だかわからない。

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マネキンをもっと近くで見たいけど、
暗い、遠い、顔が見えない。
それでもいい、だって採掘作業のリアルを伝えたいから。

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こっちでは誰が動くんだろう??とじっと観察していると、奥の人の腕が動いた!

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と思ったら、手前のおじさんがこっち見たー!!

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最後、いよいよクライマックス!!
広いホール状の空間では、鉱物を大量に含んでいる場所=富鉱帯を発見したお祝いをしている場面。

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棚の上では、にわかせんぺいのお面のようなものをつけた人たちが
「やわらぎ」という、硬い岩盤が少しでもやわらぐようにと祈る神事を催し中。

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マネキンエリアを抜けると、採掘道具や相川の街の生活をジオラマで再現。

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こうゆうの、それぞれみんな違う動きをしていて、見入っちゃうんだよな~

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やっぱりついつい探しちゃいます、お色気シーン。
平凡な生活に、欠かせないスパイス。

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小さな窓から取り出すと記念品がもらえるという、純金延べ棒チャレンジコーナーも。
欲深いちびっこたちが、列をなして挑戦する様子。

宗太夫(そうだゆう)坑はここで終わり。
続いては、道遊(どうゆう)坑へと進んでみよう。

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道遊(どうゆう)坑は、明治に入って近代化された坑道や鉱山設備を展示。
こっちには特にマネキンがおらず、ただただひたすらトンネルが続くだけの空間。

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トンネル内には線路跡が残り、こっちではフォトジェニックな写真が撮れる。

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おおお
めちゃくちゃいいじゃん。
こっちは宗太夫(そうだゆう)坑に比べて人通りが少なく
時間をかけてじっくり写真が撮れるのもうれしい。

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外に出ると見えてくるのが、パッカー!と頂上が割れた山。
道遊の割戸と呼ばれていて、佐渡金山の中でも開発初期の採掘地とされる江戸時代の掘り跡。
巨大な金脈を掘り進むうちに山がV字になって、山頂部の割れ目は幅約30m、深さ約74m。
人力であれだけ掘ったってシンプルにすごいな。

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そのほかにも佐渡金山に関連した遺産があたりにはゴロゴロしていて
どこもかしこもフォトジェニック!
佐渡ヶ島に来たらここだけはなんとしてもはずせないっしょ!!


佐渡金山

住所: 新潟県佐渡市下相川1305
TEL: 0259-74-2389
営業時間: 4月~10月 8:00~17:30
       11月~3月 8:30~17:00
定休日: 無休




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