2018年、廃校をリノベーションして誕生した
むろと廃校水族館にやってきました。
見るからに学校そのまんま!これは楽しい!
ここはもともと2006年に廃校になった椎名小学校で、最後の年には児童数がわずか3名だったとか。
3名でこの規模はもてあますな~
2001年から室戸の定置網に入るウミガメの調査を続けていたウミガメ協議会が、ウミガメ以外の珍しい生物も標本として集めていたということで、その貯まったものを展示しようってのがこの水族館のはじまり。
校内の作りも学校そのまんま。なんかドキドキする~
学校を歩くときのこの緊張感はいつになったら慣れるんでしょうか。
掲示板にはイカスミで書いた習字も展示され、学校の雰囲気を演出。
こちらもイカスミで書きました。
手洗い場にはナマコやヒトデを入れて、タッチプールに変身。
ちゃんと学校が活かされてておもしろい。
当時の教室もそのまんま現存。
インスタ映えを狙える最高のフォトスポット
ここから先の教室だった部分は、いっさいがっさい取っ払って水槽が並ぶエリアへ。
いよいよ水族館としての本領発揮。
教室の中央にドカンと置かれた大きな水槽には自慢のウミガメ。
壁際にはいろんなタイプのカニの水槽。
水槽の奥には「ここにある本を使ってカニの種類を調べよう」と、遊びに来たはずなのに学習をさせられるプレッシャーが。
勉強の事なんて忘れて、無心に遊ばせてくれ~
水槽も水もキレイでよく見える。
いろんな魚が泳いでいる大水槽。
大きな水槽は3つあって、結構な見応え。
ここではエイやサメがバシャバシャ音をたてながら泳いでいた。
動かないタカアシガニに、遠慮なく付着するユメカサゴ。
水槽が曇ったらタオルで拭いてねと置かれた、飼育員らくらくシステム。
3階の踊り場には、いろんなところからかき集めてきた、混沌とした剥製の山。
高知でまさか見れるとは!
ハブとマングースの剥製。
めっちゃこっち見てんな。
廊下にはいままで集めてきた珍しい魚の標本がズラリ。
解説もひとつひとつ興味深いので要チェック。
調理実習の部屋では、お魚さばき体験が開催予定だとか。
学校を再利用した強み!
理科の準備室には、棚のひとつひとつに骨が展示。
こうゆう部屋ってわくわくするよね~
こちらは理科室。
実験台の上には内容がわからない大量の標本が無造作に陳列され、ついに展示の域を越える。
実験器具の使い方を解説するポスターも現存。
覚えたもののこれらを日常生活で使う機会っていつ来るんでしょうか。
さて、むろと廃校水族館で一番の見どころといえばこの
プール!!
プールを覗くと、ウミガメやサメが泳いでる!!
B級映画みたいなシーンが実現!!
これこそ学校を水族館にした醍醐味。
小さめのプールにはウミガメが泳いでいて、めちゃくちゃ近い。
学校を水族館にしちゃう非日常感って、ありそうでなかったよね。
室戸に行ったら必ず寄ってみよう。
むろと廃校水族館
住所: 高知県室戸市室戸岬町533-2
TEL: 0887-22-0815
営業時間: 9:00~18:00(10月~3月は17:00まで)
定休日: 年中無休
料金: おとな600円
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