日本の国生み神話で、イザナギとイザナミの二神が最初に作った島「オノコロ」
その島とみなされる場所が、淡路島と周辺にゴロゴロあるってご存知?
そのオノコロから名づけられた遊園地がこちら
ONOKORO淡路ワールドパーク
ざっくり説明するとここは、縮尺して再現した世界の有名な建造物や遺跡が展示されていて、うろつくだけでまるで世界旅行を味わえちゃうっていうお得感満載のテーマパーク。
園内に入ると早速、海外気分を味わえる撮影スポットが大集合。
西洋風の馬車に乗ってお姫様気分を味わえたり
わーい!エジプトのピラミッドだ~!
その隣にはドえらいペラペラのスフィンクスもいる~!
中国に行かなくてもパンダと写真が撮れたり
ワールドつながりかな?
ラグビーワールドカップからは、2020年でもまだしがめば味がする五郎丸選手だ~
もはや子供がよろこびすりゃなんだってええ!
恐竜も置いとけ置いとけ!
さてここからがONOKOROのメイン
世界各国の代表的な建築物を、25分の1のサイズで再現したミニチュアワールド
有名物件どれだけ知ってるかな??
こちらはおなじみ、イタリアはピサの斜塔。
地盤が弱かったため、建設当時から傾き始め、現在も年間0.2ミリずつ傾斜してるんだって。
こちらはニュージーランド、クライストチャーチ大聖堂
実物を見たことがないから、いつかのためにここで予習しておこう。
誰もが一度は聞いたことがある、イギリスはバッキンガム宮殿。
時間が来ると動いたりするんでしょうか?
衛兵の下にレールのようなものが見えるぞ。
建物だけじゃなく街の人々やハトまで作られていて、ひとつひとつじっくり見てるとおもしろいな~
まるで栃木の東武ワールドスクエアみたい!↓
こちらもおなじみ万里の長城
その一部にはなぜか賽銭が投げ込まれていた。
こちらはあの、シンデレラ城のモデルになった、ドイツのノイシュバンシュタイン城。
これにいたっては日本にもほぼ実物大みたいなレプリカがあるのは知ってるよね?↓
と、こんな調子で世界の有名建築物を巡りながら、クラシックカーに乗ってドライブできるアトラクションもある。
こりゃ楽しいな。
ミニチュアの隣には古代文明で築かれた彫刻や遺跡も並び、とにかくSNS映えには事欠かない。
こちら童話の森は、世界の童話のワンシーンを立体再現したエリア。
めちゃくちゃ気合が入った作りで迫力のあるジャックと豆の木
連れ去られた挙句、動物との結婚を迫られる誘拐婚の話、おやゆび姫
なにかを企んでいるのはこっちなのでは?
おばあさんを前に目がキマッている赤ずきん。
ウォーターライドで巡る世界の海岸と銘打たれたアトラクション、ワールドクルーズ
プカプカ浮かびながら世界旅行できるなんて楽しそう~
なのに次々流れてくるライドはどれもカラの状態。
今なら並ばずに乗れますよ~
さて、ONOKOROへわざわざ来た目的はコレよコレ。
兼高かおる旅の資料館
ここがなんと、2020年2月末で閉館することになったんだって!
兼高かおるさんとは、1959年から1990年まで放映された「兼高かおる世界の旅」という番組で、取材をしながら世界中を旅したジャーナリスト。
海外旅行が今ほど容易ではなかった時代から世界にあこがれを持たせてくれた、旅好きなら知らない人はいない元祖“旅女”
なるほど・ザ・ワールドでひょうきん由美ちゃんを見て育ち、世界ふしぎ発見で竹内海南江にあこがれた私ならそりゃ見に行くっしょ~!!
館内には、31年間に渡り世界150か国以上で収集した多数のコレクションがずらり。
世界中の人々の生活やお祭りの様子などが、パネルと映像で紹介。
南極点と北極点にも到達していて地球を全クリアした様子も。
かっこいい~!!
中でも多かったのが各国の人形。
各地で売っている人形を見れば、その地方特有の衣装を見ることができる。
人形からその国の文化や風習も読み取れておもしろいし、それぞれ特徴があって集めたくなるな~。
かわいい~!
こんな小さな人形ならわたしも買って帰りたい!
金持ちの家にありそうなゾウの足でできたテーブル。
これは珍品!
ぞうの耳で作られたハンドバッグ
医学的には効果がないといわれるかつてのトンデモ医療
薬用に切り取られたサイのツノ。
玄関に飾っておきたい、おしゃれなアヘンの吸飲器
ブドウを踏んでジュースにするための靴は、底の部分にクギのようなものが並んでいる。
イタリアで買ったという、竹でできたマージャンパイ
人の骨でできた人骨ナイフ
カメの油の石鹸、ピラルクの舌、仔ワニのミイラなどなど、三種の神器のような珍品ばかりが勢ぞろい。
せっかく貴重なものなのに、もう見れなくなるなんてもったいないな~
こちらはブラウン管で見る、当時の旅のハイライトコーナー
見たい国の番号を押すと、それぞれの国の紹介映像が流れる仕組み。
長い間愛され続けたことで、最初の選択肢の文字が、画面に焼き付いてしまっている。
世界の旅をテーマにしつつも、ちゃんと楽しい遊園地ゾーンも充実しているので、お子様連れも安心。
うっひょ~!!
奇妙なショッキングピンクのメロディペットあんじゃん!!
家まで乗って帰りたい!!
遊園地の定番、おばけ屋敷や氷点下の世界を味わえるアトラクションも完備。
イベントができる広場には、幕末当時最大級の北前船「辰悦丸」を実物大で再現して、日本の渋さも見せつける。
それではせっかく来たことだし、最後はみんな大好き、観覧車に乗って帰ろう!
上から見るミニチュアワールド
めちゃくちゃキレイに植木が剪定されててキレイ~!
道路からでは気づかなかったソーラーパネルの大海原も、上からならハッキリ見える!
海の向こうには紀伊半島も見えて絶景!
旅好きはぜひ訪れてみよう!
ONOKORO淡路ワールドパーク
住所: 兵庫県淡路市塩田新島8-5
TEL: 0799-62-1192
営業時間: 3月~9月 9:30(平日10:00)~17:30
10月~2月 9:30(平日10:00)~17:00
※夏休み期間は9:30~18:00
休園日: 年中無休
入園料: おとな1400円
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