世界遺産にも登録され、愛知県にある1日で世界を旅できるリトルワールドではイタリア部門を代表する建築として建てられているアルベロベッロの街にやってきました。
うひょ~!!なにこれ!!
とんがり屋根の家がいっぱい並んでるよ~
これらの建物はトゥルッリ(複数形はトゥルッロ)と呼ばれていて、アルベロベッロの街の中でもこのあたりはギュッと密集している、観光客向けの見どころエリア。
Q、なんでこんな変わった形の屋根をしているの??
15世紀、この土地を治めていたアクアヴィーヴァ伯爵は、ナポリ王国に支払う住民税を免れようと、税金の取り立てを行う査察使が来たときすぐに家を取り壊せるよう、接着剤を使わず石灰岩を積み上げて漆喰を塗っただけという、簡単に解体できる家を造るよう農民たちに命じたのが始まり。
当時は屋根の数で税金が決められていたため、石を重ねただけの屋根を崩してしまえば税金がかからないという仕組み。
屋根にはいろんな白い紋様が描かれ、てっぺんには様々な形の飾り石が乗っかっているんだけど、飾り石はその屋根を組み立てた石工の印らしく、白い模様はなぜ描かれているのかいまだにわかってないんだって。
しかし模様そのものの意味はわかっていて、それぞれキリスト教や秘術的な意味があるらしい。
ハートがちりばめられている演出は2月に訪れたためバレンタインの仕様。
どの路地を切り取ってもかわいいなあ!ちくしょう!!
インスタ映えを意識しているようなフォトスポットがあちこちで見られ、どこもやることは世界共通。
さあ!ハッシュタグをつけて世界に発信しよう!!
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#旅の思い出
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観光客向けのメインストリートには、両側におみやげ屋さんやレストランなどが並ぶ。
その中の1軒には、日本人の女性が嫁入りして開いたおみやげ屋さんもあって、日本人観光客の受け入れポイント。
中ではトゥルッリの解説をしてくれたのち、おみやげを紹介するという無駄のない一連の流れ。
アルベロベッロで取材したい!という日本のメディアには大変重宝されているようで、テレビにもよく出演しているのだそう。
たしかに日本人いてくれたらめちゃくちゃありがたいよな~
ポストカードなどにも登場するアルベロベッロ定番のフォトスポット。
小さなトゥルッリが横一列に並ぶ長屋スタイルに屋根の模様もしっかり刻まれていて、アルベロベッロの良さがここに集結。
さらにその奥にはトゥルッリでできた教会、聖アントニオ教会。
こりゃ珍しい!
中はとてもシンプルな作りに、この地方出身の芸術家が描いたフレスコ画。
こちらは聖メディチ・コズマエダミアーノ教会
中には3世紀の双子の医者の殉職者、コズマとダミアーノが聖人として祭られています。
その教会の裏手にあるのが、珍しい2階建てのトゥルッロ・ソヴラーノ。
1000以上あるトゥルッリの中で唯一の2階建てで、とんがり屋根は12もある大豪邸。
現在は博物館として開放中。
さて、夜のアルベロベッロではライトアップがされている!ということで、夜のトゥルッリを見に行くと
うおおおおおお!!!
街が赤く染まってるぞ~!!
早く見に行こう!!
2月はバレンタインにちなんでハートの飾りに加え、夜は街中を赤いライトで照らしているのだそう!
月によってライトアップする色が変わるらしく、ほかの月も見てみたい~
さらに屋根に描かれているあのマークをプロジェクションマッピングで投影。
壁が真っ白だから色が映えてわかりやすいね。
こりゃかわいい~!!
夜の街並みはまた昼間と違って幻想的!
ぜひ泊まって、夜のアルベロベッロも見てほしい~!
アルベロベッロ
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