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シチリア島にある小さな街、カルタジローネにやってきました。
ここはマヨルカ焼きという陶器が有名らしく、街のあちこちに陶器でできたタイルや皿、壺などが溢れてておみやげもいっぱい。

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ちなみにカルタジローネを含む周辺の街は、後期バロック様式で統一された建物群が美しい!ということで、「後期バロック様式の街々ヴァルディノート」として世界遺産にもなっている観光地。

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橋の両側がマヨルカ焼きの陶器で装飾された、サン・フランチェスコ橋を通り

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旧市街地に入ると広場ではおじさんたちが集まってて、なにをするわけでもなく立ち話に夢中。

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街のいたるところに貼ってあったサーカスのチラシ、
これ見るだけでワクワクするな~!!

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大きすぎて全然写真におさまりきらない大聖堂。

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1782年、監獄として建てられたもので、現在は博物館&美術館。
カルタジローネ周辺で発掘された考古学品や陶器、絵画が展示。

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1484年に造られた上院議員の建物が1693年の地震で被害を受けた後、1823年に劇場へと改築。
1950年代には内部が取り壊され市民のための広々としたスペースになり、中にはバールが1軒ある。

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さて、この街の一番の見どころは旧市街に入ってすぐ。
うわ・・・なにあれ・・・!!

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ぴえーーー!!!めちゃくちゃ長い!!大階段!!!
ここはイタリアのこんぴらさんかよ!?

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こちらの階段は、スカーラ・サンタ・マリア・デル・モンテという名前で通称スカーラ。
全部で142段あるんだって。

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ご覧のとおり階段の一段一段にはマヨルカ焼きの陶器がはめ込まれてて実に美しい!
段ごとにすべて違う絵柄になってて、どんな絵か見ながらのぼるのがめちゃくちゃ楽しい。
日本にも陶器の街あるんだから、こうゆうのできると楽しいのにね。

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階段の両側にはマヨルカ焼きの工房やおみやげ屋さんが並び、タイルの写真も撮らなきゃだし、おみやげも見なきゃだし、階段も登らなきゃで、はぁはぁいいながらめちゃくちゃ忙しい。

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大階段自体が作られたのは1606年。
タイルで装飾されたのは1956年。
10世紀から20世紀までにシチリアで作られたもので、下の段からのぼるにつれてタイルの時代順が新しくなっていってるんだって。

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タイルの絵は模様タイプと人や動物を描いた絵画タイプが交互に並んでるんだけど、その人や動物の顔が絶妙にへたうまですごくかわいい!!

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142段分全部撮りたいくらい段々いとおしくなる。
おみやげ屋さんではこのタイルがそのまま小さくなった、同じ絵柄のマグネットも売ってるのでオススメ。

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階段の横から奥に伸びる路地もステキで見逃せない。

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めちゃくちゃ大きなタイルの入り口を発見!
中をのぞくとコケに覆われたエモ空間。

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タイルも撮りたいし路地も撮りたいし、シャッター押す手が止まんねぇなあ!

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さあ、ようやく142段登り終えると広場になっていて、振り返ると

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おおお

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おおおおお

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これは絶景~!!
こりゃ142段のぼってきた甲斐があるわい。
この大階段を使って、花を飾るお祭りやイルミネーションなどことあるごとにイベントがあるみたいだから、訪れる方は要チェック。


カルタジローネ




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