旧済生館本館が好きな方は合わせて行ってほしいのが
すぐ近くにある山形県郷土館 文翔館。

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大きすぎて入りきらない巨大建築はまるで西洋の宮殿のよう。
こちらは大正時代に建てられた旧山形県庁舎。
古いお役所ってかっこいいのよね~

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この建物は昭和50年まで県庁舎として使われていて、移転した後は10年かけて修理工事。
大正時代の洋風建築の特長を復元して、平成7年に完成。
このひときわ目立つ、とってつけたような重厚な時計塔は、札幌の時計台についで2番目に古いものなんだって。

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ここもまた旧済生館本館と同じく入館料無料。
ありがとうございます!!

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立派な装飾やステンドグラスが美しい、中央階段室。
こんなドデカイ階段のある家に住んでみたいな~って、女の子なら誰もが憧れたよね~

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まず最初の部屋は訓示や辞令交付、重要な会議などを行っていたメインホールである正庁。

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天井は低く改造されていたところ、修復工事の調査で天井裏から見つかった破片や当時の写真などから、花飾りのある漆喰天井を復元。
そのほかにもシャンデリア、カーテン、壁紙、バルコニーのタイル貼りも創建当時に復元したんだとか。
やはり昔の写真って大事なんだな~

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バルコニーのタイルも破片から赤と黄色の市松模様に復元。
昭和22年、昭和天皇がバルコニーから県民に手を振られたんだとか。

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そのバルコニーから見える山形一のメインストリート。
つまりメインストリートの突き当りが県庁だったってわけね。
めちゃくちゃいい場所にあったんだな~

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そしてこれが明治時代の同じ場所。
突き当りが県庁舎。
今や大きなビルに囲まれて、随分変わりましたな~

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こちらは貴族や国の高官が来県した際に控室として使われた貴賓室。
暖炉と寄木細工は当時のまま、写真や調査資料から漆喰天井やシャンデリア、じゅうたんやカーテンを復元。
もう、1つ復元に成功したら全部復元したくなっちゃうよね。

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こちらは知事の執務室として使用されていた知事室。

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ここも天井は漆喰の花飾りに復元。
壁紙については現存していた模様を丁寧に写し取り、現物と寸分違わない模様に復元。
わたしだったら似たような壁紙探してきておしまいですわ。

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じゅうたんは昭和30年代に山形で織られたもので、実際にこの部屋で使用されていたものをクリーニングして敷きなおしたんだって。
ひとつひとつ解説付きで、職人の修復への熱い思いが伝わってくるな~
復元してくれてありがとうございます!!

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続いてこちらは高等官食堂。
壁は背の高い板張りで囲まれていて、これは音の反響により食事中の話し声がよく通るようにするため。

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床全面に張られた寄木模様は、破損がひどくほとんど新しいものに取り換え。

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こちらは内務部長室。
ここも暖炉や寄せ木貼り、カーテンボックスは当時のまま。
天井の漆喰飾りやシャンデリアは復元。

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後半は山形県郷土館らしく、シンプルで見やすい展示室。
明治から現代までの歴史、最上川を軸とした地域別の文化など、社会見学で学ぶような内容のオンパレード。

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こちら会計課と銀行の出納係として使用されていた部屋には、大正から昭和初期の事務室風景を再現。
奥の男は女性にハラスメント中でしょうか。
マネキンは昭和14年頃の職員を想定しているという細かい設定付きにこだわりを感じますね。

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演奏会やギャラリーとしても使われる中庭。

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当時としては珍しい水洗式のトイレも。
タイルの色使いがかわいい。

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最後に、県庁舎の隣につながっている旧県会議事堂へ、渡り廊下を歩いて行くと

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おおお!
これ、写真で見るよりウンと広い県会の議場。
議員席などは固定ではなく、県会で使用しない時は、講演会や演奏会の会場として、また結婚式も開くことができるんだって。

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山形県郷土館 文翔館

住所: 山形県山形市旅篭町3丁目4-51
TEL: 023-635-5500
開館時間: 9:00~16:30
休館日: 月曜日




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