新幹線も停まる駅、徳山駅にやってきました。
徳山は江戸時代に城下町として栄え、その後工業都市として大ブレイク。
工場夜景の定番スポットとして有名だし、新幹線に乗ってると徳山駅周辺から見えるコンビナートの工場群は誰が見ても興奮する、絶対に見逃せないポイント。



そんな徳山駅を降りると、目の前には広い商店街も形成。
この道幅とこのダイナミックなアーケードから、街の集客力が見てとれますね。



広い道に面したアーケード街はその名も銀座。
ピアモールぎんざと称され、全国チェーンの居酒屋や銀行の間に昔ながらの店も並び、ここが街の中心ということが一目瞭然。



銀座の南側にあって、駅に一番近いのがみなみ銀座。



レトロ調の照明に、ズラッと奥まで並ぶ店の看板が美しい。
色もいろいろあるし明かりも点いてるので、夜見たらまたキレイなんだろうな。



ここには天満屋や近鉄松下百貨店が並んでいたほど、ショッピングのメインストリートだったんでしょうか。
今では２つとも閉店してしまい、人々は郊外の大型ショッピングモールへ。



アーケードの入り口には立派なファサードも現存。
こうゆう“顔”があるのとないのとでは、商店街の格式がまったく違ってきますね。



ピアモールぎんざの北側にはいくつか名前の違うアーケード商店街が派生していて、ワクワクが止まらない！



ピアモールぎんざと北側で並行する銀南街。
銀座の北なのに銀南街？？と思いきやwikipediaによると、かつてこの地域に立地していた無量寺に植えられていた、イチョウの木（＝ぎんなん）が名前の由来だって。
この事実をどれだけの人が知ってるんでしょうか。



せっかくのかわいい文字が電柱で見えない！と反対側に回ったら、やっぱり全体は見えないんかい！
かわいい文字が全部見えるように、電線の地中化お願いします。



銀南街のアーケードがこちら。
商店街は銀南街ビルっていう巨大なビルの中央部がアーケードになっていて、１階と２階は個人商店が並ぶ商店街、地下はスーパーマーケットになっているという珍しい構造。



２階には反対側とを結ぶ渡り廊下もついていて、商店街を眺めるのにピッタリ。



銀南街とピアモールぎんざを結ぶ短めのアーケード、一番街。



さらに！銀南街とピアモールぎんざの間にあるのが、銀座中央街。
いったいぜんたいどれだけ商店街があるんだよ～興奮するなあ！



中央街の中に入ってみると
なんだか今までの雰囲気と全然違う！！





低い天井、並ぶ照明、統一感のある、かつ個性豊かなレトロな看板に現役の老舗が勢ぞろい！！
ここにあったんだ！！地上のパラダイス！！
最高にめちゃくちゃイイ！！！




生鮮品を中心に、お茶屋さん、花屋さん、衣料品に化粧品など、地元のシニアに愛されているお店が並び、ひっきりなしにお客さんがやってくる、市場のような雰囲気。
レトロ好きならここが一番しびれるメインストリート。



中央街を通ってピアモールぎんざから銀南街へ抜けることもできる。



中央街を通って一番街へも抜けることができる。
あらゆる方面から集客できるから、いまでもひと通りが多いんですね。




銀南街へ抜ける道の脇には、トレンドを紹介するディスプレイも。
これだけ時代を感じる商店街が色あせなく活きてることに感動。
工場好き、レトロ好き、商店街好きはぜひ徳山へ行ってみよう。


徳山銀座商店街

住所：　山口県周南市銀座２丁目




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