若松区から若戸大橋を渡って隣の街、戸畑区にやってきました。
ここにもステキな商店街があるので行ってみましょう。
中本町あやめ通りです。
道幅の広いアーケードは開放感抜群。
イスに座って一日中眺めていたい気持ちよさ。
商店街への入り口はいくつもあって、どこから攻めることも可能。
人だけでなく車も大胆に入って来れちゃう包容力があります。
あやめ通りからつながるこちらは、大部分が駐車場に変わり便利になったにこにこ通り。
がんばって残ってくれているエレガントな照明が美しい。
こうゆう丸いタイプの照明は各地の商店街で時々見かけるんだけど、丸いガラスの部分がたいてい割れたり取り外されてたりするんだよね。
広い道路に面するにこにこ通りの入り口には、立派な装飾テントを抱える中央市場がかっこいい。
こちらはまた、あやめ通りの脇から始まる十八軒通り。
その名の通りかつては十八軒お店があったのかな??
一歩中に入ると、まあ!なんてスバラシイのでしょう!
オレンジのテントと床屋のサインポール、その向かいにはめちゃくちゃ雰囲気のあるお寿司屋さん。
ここも数々のロケ地になったり、雑誌の表紙を飾ったりしてるんでしょうなあ!
十八軒通りを奥へ進むと、十八軒じゃおさまらない数の店がズラリ。
それぞれの店が個性的な看板を出し、色、形、大きさ、高さもバラバラの装飾テントを掲げる。
このごちゃごちゃした雰囲気、たまんないね!
しかし十八軒通りの街並みは、途中から不自然な駐車場と更地に様変わり。
いったいぜんたいどうしちゃったの??
というのも、さっきのにこにこ通りと十八軒通りは並行していて、その間にはかつてえびす市場とアーケード商店街があったんだけど、現在は取り壊され更地になってしまったというわけ。
広い道路に面する十八軒通りの入り口には、ここにも広めの市場が営業中。
こうゆう市場と個人商店が集まって、アーケードでつながった商店街なんですね。
十八軒通りの入り口のファサードは、一体どんな姿だったのかも想像できないほどのビンテージもの。
戸畑に来たらついでに行ってほしいのが、商店街から1.2キロ離れた場所にある銀天市場。
中に入ると
フォーーーー!!!
時代を感じる年代物の天井
暗闇に色を添える装飾テント
今でも絶賛営業中の老舗
これぞエモーショナル!!
店先に溢れるほど並ぶ新鮮な野菜にくだもの。
こうしてる間にも次から次へとお客さんがやってくる人気の市場。
たとえシャッターが閉まってても、なに屋さんかをテントで主張。
市場のそばには天神商店街という長いショッピングストリートも健在。
寿司なのか野菜なのか肉なのか、はたまたそのすべてなのか。
周りから大きなマンションがぐんぐん迫ってきてる中、がんばってくれててありがとうございます!!
まだまだ探せば見つかりそうな市場や商店街とステキな街並み。
レトロ好きは北九州に何度でも通いつめよう。
中本町あやめ通り商店街
住所: 福岡県北九州市戸畑区中本町3-10
銀天市場
住所: 福岡県北九州市戸畑区天神2丁目11
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