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宮崎に来たらまずはここを押さえておきたい!
宮崎県の珍スポットとして名高い、おなじみのサンメッセ日南です。
もともとここは昭和44年に財団法人「一燈園」の青年たちが牧場を作って和牛の生産をしていた場所。
昭和62年に閉牧されたあと、村おこしの為に平成8年サンメッセ日南が誕生。

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サンメッセ日南は、“地球の真の平和を願い、太陽からのメッセージを受けて地球に許される生き方に気づくをテーマに設立された公園”
日本語のはずなのに難しすぎて、何度読んでもちょっとなにいってるのかわからないんですが。

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サンメッセ日南の目玉といえばやはりコレでしょう!
コレが見たくて全国からB級好きが押し寄せる、モアイ像!!
しかもこのモアイ像、なんとイースター島が正式に認めた世界で唯一の復元モアイなんだって。

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Q. なんでここにモアイ像がいるの??

昭和63年、TV局が世界七不思議のひとつといわれるモアイ像を紹介すると、昔々の部族間の争いやチリ大地震で倒壊したモアイ像を放映。そこで立ち上がった日本人が倒されたモアイ像を平成2年から3年間で15体を完全修復。するとイースター島の長老会が世界で初めてモアイを日本で復元することを許可。
修復チームのひとつは一燈園の関係者であることと、ここの景観がモアイ像建立にあいそう!というわけで、高さ4.5m、重さ20トンものモアイ像7体が誕生したというわけ。

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写真ではわかりにくいけど、モアイ像の後ろは絶景の海。
天気次第でめちゃくちゃ最高の南国気分が味わえるのだ。

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ちなみにイースター島の言葉でモアイとは「モ」が未来、「アイ」が生きる、すなわち「未来に生きる」という意味があるんだって。
というわけで、ここにいるモアイたちは、地球に感謝し、地球を大切にする人々が未来に幸せに生きる姿を見守っているらしい。
しかしそれだけじゃつまらん!なにかもっとわかりやすい意味を持たせよう!
となったかは知らないけど、願い事に応じたモアイと一緒に写真を撮ると、それ相応の願いが叶う!というご利益を追加。
これはわかりやすい!!

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サンメッセ日南はこんな感じのかなり急斜面に作られているので、軽い登山をする覚悟が必要。
足腰が心配な人にはゴルフ場にありがちなラウンドカート(30分1000円)もあり。
でもすみずみまで歩ける徒歩で、じっくり1歩1歩自然を味わおうじゃないの。

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こちらは絶景を眺めながら楽しめるブランコ。

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カラフルなインスタ映え男たちは「ヴォワイアン」という「見る人」。
“見られる”像ではなく、それ自体が何かを“見る”像です。
未来を見つめるモアイと彼方の海=地球からのメッセージをヴォワイアンと体感してください。

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ここからヴォワイアンと海を眺めることで、なにかメッセージを受信できるでしょうか??

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こちらはサンメッセ発信の芸術・文化を楽しめるセンタープラザ。

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中にある常設展ではモアイとイースター島の歴史を紹介。

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そんな中でもついついこうゆうものに目が行きがち。

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さらにサンメッセ日南のテーマ、「地球に感謝し、許されて生きる、自然との調和」を提案したという、サンメッセ日南の生みの親、西田天香にまつわる話がギッシリ詰まった、西田天香記念館。

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最初に出てきた一燈園っていうのがそもそもこの西田天香が明治時代に作ったものだったんですね。
一燈園とは“自然にかなった生活をすれば、人は何物をも所有しないでも、また働きを金に換えないでも、許されて生かされるという信条のもとに、つねに懺悔の心をもって、無所有奉仕の共同生活を行っているところ。”
という、一見新興宗教のようですが、平たく言えばボランティア団体に近い様子。
なんだかサンメッセ日南がありがたく思えてきましたね。

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長い長い階段をひいこら登り、ようやく頂上までやってくると、これは地球感謝の鐘。
地球への感謝を込めて、日本の神道、仏教、キリスト教など18の教団が協力してできたものだとか。
争いのないこれぞ平和を意味するものですね!
ピーーーーーーーーース!!!

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ちなみに春分の日と秋分の日の年2回、モアイ7体のうち真ん中のモアイの背中から昇った朝日が、この矢印のスリット10cmの隙間を通り、頂上の地球感謝の鐘の中央に差し込むように設計されているんだとか。
なにその古代文明の知恵みたいな設計は。

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しかしわずか10cmの隙間を朝日が昇る神秘的な光景は開園時間中(9:30~)に見ることはできないという不覚。



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丘から眺める絶景と、大自然の恵み、地球への感謝を感じに、宮崎に行ったら必ず行ってみよう。

あわせて読みたい!日本にあるモアイ像↓



サンメッセ日南

住所: 宮崎県日南市宮浦2650
TEL: 0987-29-1900
開園時間: 9:30~17:00
休園日: 水曜日
入園料: おとな 800円 ※カート30分1000円(延長30分毎に300円)





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