宮崎県の有名珍スポット、高鍋大師はもう行った??
高鍋大師とは岩岡保吉という人が、巡礼する八十八カ所を高鍋に作ろう!と石像を作りはじめ、完成してもなお石像作りへの情熱が止まらず、周囲の古墳に眠る霊を鎮めるため、また人びとの幸せを願うためと次から次へと作り続け、生涯で作った数なんと700体以上!!
その光景は珍スポットとしてもてはやされ、平成21年にはついに宮崎県より観光遺産として認められ、今では多くの観光客が訪れるようになりましたとさ。
まずは駐車場近くにある石像群から見ていこう。
なにこれめちゃくちゃいい表情!!
ウデとかカラダとか全体的に角ばってるし、足の間とか顔の周りにはもっと削れるはずの余白が残ってて、素人感丸出しなのがすごくいい。
そうなんです。
その、プロの仕事じゃない素人が作った絶妙な腕前が、珍スポットとしてもてはやされ、私たちの心をグッと掴む理由なんですね。
草むらの中に小さな石像がたくさん並んでいて、どれもかわいい。
芸術的にツタが這う石像。
と、こんなゆるい表情の石像が高鍋大師には700体以上!!あるってんだから、アルコール片手にでも持ってゆっくり見ていこう!!
高鍋大師は標高55mの高台にあって、遠くには日向灘が見える絶景の場所。
石像の多くはこうした見晴らしのいい場所に立ち絶景を眺めているという、たとえ石像がなくても普通に観光スポットとしてめちゃくちゃいい所にある。
高鍋大師は85基もの古墳群の中にあって、古墳の周りにこうして石像が並び、霊を慰めているという設定。
めちゃくちゃ角刈りの人。
くびも足も太いツル。
顔だけ塗られたカメ。
この3体、よく見ると胸に
「スケさん」「カクさん」「みとこもん」と刻まれている。
やはりここで一番目立っているのはこの高さ6m以上もあるという巨大な石像たち!!
近くで見るとめちゃくちゃ迫力ある!!
横から見ると結構薄く、どうやって立っているのか?というと、こうして後ろからつっかえ棒で支えられてなんとか立っている状態。
これって1枚の岩を彫ってできてるんでしょうか??
なにかでくっつけてるんだったらめちゃくちゃ危ないよな~
巨大石像の胸のあたりにはそれぞれ、作った年数や石像の名前が刻まれていて、これには「正一い いなり大神」と書かれている。
横にはビーナス的なおっぱいポロリ美女を従えている。
一体どうやって作ったんだろう??
地震とか台風は大丈夫??
よく今まで壊れずに耐えてるな~
見れば見るほど不思議で興味深い。
目元をよく見るとガラスのようなものがはめ込まれてる!!
目をリアルに表現したかったんでしょうか、細部へのこだわりを感じますね。
こちら、2020年6月に完成した大師堂。
バリアフリー化とキレイなトイレも設置され、誰でも安心して利用できるようにリニューアル。
大師堂の中は、紙でできたストロー出すタイプのカフェみたいなおしゃれ空間。
ここにもたくさんの石像が置かれ、高鍋大師の歴史が記録されている。
よく見るとこれは七福神だ~
歯むき出しで微笑む弁財天。
まだまだあるよ!石像群。
どんどん見ていこう!!
こちらは十二面やくしと書かれた石像。
ウデとかアタマとかよーく見ると、いろんなところにいろんなものを持ってたり、頭の上に頭がいくつかあったり、腕にはなんか書いてあるし、顔の表情も絶妙でずっと見てられる。
こちらは十二面くわんのんと書かれた十一面観音像。
苦しんでいる人をすぐに見つけるために頭の上に11の顔があり、全方向を見守っているらしい。
元ネタをよく知らないですが、きっとよく似ているのでしょう。
こちらも節足動物のように突き出た腕にはさまざまなものを手に持ち、頭の上にはたくさんの頭が乗っています。
さすがにこれだけ大きな石像が立っているとそろそろ崩れてくるのでは?と心配になったんでしょうか。
石像の周り2m以内に近づかないで!の看板も。
ここで巨大地震が来たらドエライことになるな。
ここの石像の特徴のひとつがこれこれ!
石像の多くはこうして歯をむき出してる!
それがまるで笑ってるかのようで、見てるこっちも和むんだよな~
棒を手に入れたぞ!やったー!
その周りで喜ぶ人たち。
めちゃくちゃかわいい!
こっちでも柴田理恵のように歯をむき出して微笑む人々。
手もぐっと丸めてるようでかわいい!!
こちらは親子かな??
七三分けパパと毛量がすごいママ、真ん中は妙に老け顔の息子でしょうか。
いい顔のお地蔵さん。
耳に両手をあてる野々村議員。
真っ赤に塗られた小さなお堂の中にも、へたうまなキツネが鎮座。
ゆるい出来栄えの石像がたくさん見れる上になによりここからの眺めが最高!!
宮崎観光の際には必ず訪れよう!!
高鍋大師
住所: 宮崎県児湯郡高鍋町大字持田
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