その①はこちらから↓
エレベーターに乗って2階へ。
ここにもブラジル産のブルーバフィア石を壁面に使用した1基1トンのエレベーター。
床はフランスの木工工房よりジル・ゴベール氏の手がけた寄木細工。
金のかかった床はもれなく寄木細工だ。覚えておこう。
2階の廊下には、陶芸家、加藤元男氏制作の陶板の壁。
その壁には横山大観や平山郁夫、シャガールやダリなど誰でも一度は聞いたことがある有名な画家の絵が並ぶ。
なにげなくシャッターを押すだけでかっこいい。
ここはホテルじゃない、自らアートの世界に入り込める美術館だ。
この部屋の豪華すぎるシャンデリアは、川久が旅館だったころに使用されていたもの。
旅館時代の川久も見てみたかったな~。
舞台には桜と舞妓が描かれた六曲一双という、この部屋のために書き下ろされた貴重なもの。
続いてこれまた美術館の展示室のひとつとしか思えない独特の空間。
ドイツの照明デザイナー、インゴマウラーが設計した部屋で、会議室として使われたらしい。
壁にはヘンリー・ムーアの「母と子」という作品がズラリ。
これだけの数集めるなんて、よっぽどハマッたんでしょう。
ラウンジの天井には透かし掘り彫刻。
掘られているように見えるところは、茶色で塗られてるんだって。
2階の渡り廊下には、白浜をイメージした波ガラス。
いわれないとわからないくらいさりげない。
一番驚いたのが宴会場として使われたこの部屋。
ドーム型の天井にはイタリアの画伯、ジョルジオ・チェリベルティによって「愛と自由と平和」をテーマに描かれた圧巻の天井画。
空間はマイクなしでも音がめちゃくちゃ響く作りになっていて、まるで舞台みたい。
こんな黒地に赤と白でダイナミックに描かれている天井画、見たことある??
教会のような荘厳さと見たことのない不思議な雰囲気、外界が見えない密閉空間と誰もいない孤独感。
なんだここ、わしゃ死んだんか?
死んだあとに見る夢の中か??
床はここでも出ました、おなじみ寄木細工。
部屋に唯一光を入れる天窓には針のない時計が描かれていて、“愛は永遠”、“愛は時間を超越する”という意味が込められていることから、ここで結婚式を挙げる人もいるとか。
ほかにもまだまだ入れない部屋があるみたいで、いつかまた公開してくれることを期待!
さて、外観、内装をしこたま堪能したらいよいよお待ちかね、お部屋へとまいりましょう。
エレベーターホールの床ももちろん寄木細工です。
照明はどこもかしこももれなくベネチアンガラス。
ついでにその上もご覧ください、ここにも金箔が。
折り紙だとしてもこれだけ一度に使うの、ためらっちゃうな。
部屋に続く廊下に敷かれているのは中国の高級手織りじゅうたん、中国段通。
そして着きました。
ホテルというか高級マンションの一室みたいな重々しい格式ある玄関を入ると
ぬおおおーーー!!
これがスイートルームってやつか!
4人掛けのテーブル席と10人は座れるボックス席!
この部屋を!わたしひとり!!
完全にもてあます!!
空いたスペースには無駄に座りたくなるデスク&チェア。
窓からは田辺湾が一望。
こちらがベッドルーム。
フッカフカのツインベッドにわたしひとり!!
やったー!!
その上には巨大なシャンデリアも!!
ヒエエエエエ!!!
枕元には押したくなるボタンがいろいろ。
気になるト音記号ボタンを押すと謎の有線が流れラブホ気分に。
広くて明るい洗面台には、手の届く範囲にあらゆるものがセッティング。
隣には広いお風呂と、パウダールームも完備されていて、至れり尽くせり。
いつもはカプセルかビジネスの狭いユニットバスしか使ってないんだから。
あ~しあわせ。
無くしようのないバカデカイルームキー。
これがかつて上級国民しか手にできなかった部屋の鍵かと思うと感慨深い。
夜と朝はビュッフェ形式のお食事。
説明を読んでもすぐわすれるため、ひとくち分だけ入った“なんかわかんないけどおいしいもの”をとにかく片っ端からいただく。
なんかわからんけどどれ食べてもおいしい。
目の前で作ってくれるものもあったり、パフォーマンスを見せてくれたりといろいろ楽しませてくれる。
わ~!!デザートもいっぱい!!
全部食べたい~!!しあわせ~!!
2016年には大浴場が改装されていたらしく、これがその露天風呂。
間接照明と曲線をふんだんに使った美意識の高い空間は、これまたアートの中にいるかのよう。
控えめにくり抜かれた窓から涼しい風が入ってきて、めっちゃくちゃ気持ちいい!永遠に入ってられる!!
金にもの言わすってこうゆうことなんですね!!最高~!!フゥ~!!
ホテル川久
住所: 和歌山県西牟婁郡白浜町3745
TEL: 0739-42-2662
川久ミュージアム 開館時間: 10:30~18:00
入館料: おとな 1000円
休館日: 年中無休
公式サイト: ホテル川久
★★★お知らせ★★★
商店街好きの私が今まで巡りに巡ってきた300カ所以上の商店街から、選りすぐりの50をまとめた本「商店街さんぽ ビンテージなまち並み50」(学芸出版社)が発売中です!
商店街とその周りの見どころや、楽しみ方を紹介しています。
路地好き、レトロ好きに大好評!!
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エレベーターに乗って2階へ。
ここにもブラジル産のブルーバフィア石を壁面に使用した1基1トンのエレベーター。
床はフランスの木工工房よりジル・ゴベール氏の手がけた寄木細工。
金のかかった床はもれなく寄木細工だ。覚えておこう。
2階の廊下には、陶芸家、加藤元男氏制作の陶板の壁。
その壁には横山大観や平山郁夫、シャガールやダリなど誰でも一度は聞いたことがある有名な画家の絵が並ぶ。
なにげなくシャッターを押すだけでかっこいい。
ここはホテルじゃない、自らアートの世界に入り込める美術館だ。
この部屋の豪華すぎるシャンデリアは、川久が旅館だったころに使用されていたもの。
旅館時代の川久も見てみたかったな~。
舞台には桜と舞妓が描かれた六曲一双という、この部屋のために書き下ろされた貴重なもの。
続いてこれまた美術館の展示室のひとつとしか思えない独特の空間。
ドイツの照明デザイナー、インゴマウラーが設計した部屋で、会議室として使われたらしい。
壁にはヘンリー・ムーアの「母と子」という作品がズラリ。
これだけの数集めるなんて、よっぽどハマッたんでしょう。
ラウンジの天井には透かし掘り彫刻。
掘られているように見えるところは、茶色で塗られてるんだって。
2階の渡り廊下には、白浜をイメージした波ガラス。
いわれないとわからないくらいさりげない。
一番驚いたのが宴会場として使われたこの部屋。
ドーム型の天井にはイタリアの画伯、ジョルジオ・チェリベルティによって「愛と自由と平和」をテーマに描かれた圧巻の天井画。
空間はマイクなしでも音がめちゃくちゃ響く作りになっていて、まるで舞台みたい。
こんな黒地に赤と白でダイナミックに描かれている天井画、見たことある??
教会のような荘厳さと見たことのない不思議な雰囲気、外界が見えない密閉空間と誰もいない孤独感。
なんだここ、わしゃ死んだんか?
死んだあとに見る夢の中か??
床はここでも出ました、おなじみ寄木細工。
部屋に唯一光を入れる天窓には針のない時計が描かれていて、“愛は永遠”、“愛は時間を超越する”という意味が込められていることから、ここで結婚式を挙げる人もいるとか。
ほかにもまだまだ入れない部屋があるみたいで、いつかまた公開してくれることを期待!
さて、外観、内装をしこたま堪能したらいよいよお待ちかね、お部屋へとまいりましょう。
エレベーターホールの床ももちろん寄木細工です。
照明はどこもかしこももれなくベネチアンガラス。
ついでにその上もご覧ください、ここにも金箔が。
折り紙だとしてもこれだけ一度に使うの、ためらっちゃうな。
部屋に続く廊下に敷かれているのは中国の高級手織りじゅうたん、中国段通。
そして着きました。
ホテルというか高級マンションの一室みたいな重々しい格式ある玄関を入ると
ぬおおおーーー!!
これがスイートルームってやつか!
4人掛けのテーブル席と10人は座れるボックス席!
この部屋を!わたしひとり!!
完全にもてあます!!
空いたスペースには無駄に座りたくなるデスク&チェア。
窓からは田辺湾が一望。
こちらがベッドルーム。
フッカフカのツインベッドにわたしひとり!!
やったー!!
その上には巨大なシャンデリアも!!
ヒエエエエエ!!!
枕元には押したくなるボタンがいろいろ。
気になるト音記号ボタンを押すと謎の有線が流れラブホ気分に。
広くて明るい洗面台には、手の届く範囲にあらゆるものがセッティング。
隣には広いお風呂と、パウダールームも完備されていて、至れり尽くせり。
いつもはカプセルかビジネスの狭いユニットバスしか使ってないんだから。
あ~しあわせ。
無くしようのないバカデカイルームキー。
これがかつて上級国民しか手にできなかった部屋の鍵かと思うと感慨深い。
夜と朝はビュッフェ形式のお食事。
説明を読んでもすぐわすれるため、ひとくち分だけ入った“なんかわかんないけどおいしいもの”をとにかく片っ端からいただく。
なんかわからんけどどれ食べてもおいしい。
目の前で作ってくれるものもあったり、パフォーマンスを見せてくれたりといろいろ楽しませてくれる。
わ~!!デザートもいっぱい!!
全部食べたい~!!しあわせ~!!
2016年には大浴場が改装されていたらしく、これがその露天風呂。
間接照明と曲線をふんだんに使った美意識の高い空間は、これまたアートの中にいるかのよう。
控えめにくり抜かれた窓から涼しい風が入ってきて、めっちゃくちゃ気持ちいい!永遠に入ってられる!!
金にもの言わすってこうゆうことなんですね!!最高~!!フゥ~!!
ホテル川久
住所: 和歌山県西牟婁郡白浜町3745
TEL: 0739-42-2662
川久ミュージアム 開館時間: 10:30~18:00
入館料: おとな 1000円
休館日: 年中無休
公式サイト: ホテル川久
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