山梨の宝石界で幅を利かせている「英雅堂グループ」の店舗は、その独特なセンスとアクの強いクセで、珍スポット界隈で人気でした。
宝石庭園 信玄の里もそれのひとつ。
信玄の里の中には、山梨名物の水晶でできた細工や、珍しい宝石や鉱石が見られるほか
七福神たちが出迎える先には
人工的な洞窟が作られており、そこには、ひと目でめでたそうなことがわかる、一刀彫の龍と、宝石でできた丸い玉が祀られていた。
こちらにも巨大なトラ2頭と、宝石で作られた毘沙門天
さらにはなんと!
なんの前触れもなく現れた、高価そうな石で作られたご神体まで!
これだから珍スポットめぐりはやめらんないんだよな~
そしてこちらが信玄の里のメインスポット、宝石庭園。
いろんな色の宝石が敷き詰められていたり、原石まるごと置かれていたりと、これぞ山梨らしい風景ですね。
さて、前回訪れてから10年も経ってしまったので、再び偵察にやってまいりました2021年。
おもしろいスポットは何度でも通うべきだし、数年で変化してしまうこともあるため、定期的に足を運ぶことはとても重要です。
どうなったかな?とあたりを見回してみると
あらあら!!
宝石庭園 信玄の里は移転してしまっているようです。
前回見ることができたものは2021年現在見ることはできない様子。
てことはあのご神体もおそらく今後、見ることはできないんでしょうか。
移転先と指示されているのが、隣にあるこの建物。
ここは以前、和太鼓を見ながらほうとうが食べられる店で、同じ英雅堂グループが経営していたもの。
そこで現在は、「甲州天然石工房 彩石の蔵」として営業中。
映えスポット、巨大信玄像。
信玄の里に置いてあったものが、こっちに移動されているものも。
彩石の蔵に入るとまずは、美しい宝石の数々が展示。
奥に進むと、天然石や工芸品がこれでもかと並び、待ちかまえていた案内係りが付きっきりで、宝石のすばらしさ、美しさをとことん解説。
購買意欲が高まったところで最後に、とんでもなく広いジュエリーショップで話術の巧みなセールスマンたちが、押しの強い熱心な営業トークで、アクセサリーやパワーストーンを次々アピール。
アンミカが憑依してるのでは?ってくらいみなさま感じがよく、お話が上手で、油断するとついつい財布を開けてしまいそうです。
ここもおそらくハーブ庭園旅日記と同様、旅行会社とつるむことで団体客が訪れる、バスツアーの立ち寄り所。
グーグルマップなどのクチコミにやたら高評価が目立ち、いいことを書いたらなんか特典があるのでは?と邪推したくなるところもハーブ庭園旅日記と同じです。
リニューアルはいつ終わるのか、リニューアルしたらなにが変わるのか、そしてご神体はいなくなってしまったのか。
またしばらくしたら偵察に来たいと思います。
ここも英雅堂グループのひとつ。合わせて行ってみよう↓
彩石の蔵
住所: 山梨県笛吹市石和町窪中島122-1
TEL: 055-263-6885
営業時間: 8:00~17:00
定休日: 年中無休
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