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感染症が流行しているいま、人の多い場所にはなかなか行きにくいですよね。
そんなときだからこそ、ベタな観光地に行きたい!というわけで宿場町めぐりへ。
今回は電車で行ける宿場町、奈良井宿です。

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駅を出て少し歩くと早速、キターッ!
ここからの眺めがもっとも奈良井宿をアピールするときに使われる場所。
これこれ、ここが見たかったんだよね。

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しかし、歩いても歩いても馬籠妻籠同様、全然人影がない。
この日は平日とはいえ、お昼どき。
時々歩いているのは地元の方。
こんなに人っていなくなるの?

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奈良井宿は日本でもっとも長い宿場町で、端から端まで1キロの距離。
この広い道幅から、ちょっと前までは多くの観光客を受け入れ、めちゃくちゃにぎわっていたことも簡単に想像できる。

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宿泊ができる伊勢屋さんの看板には、旅人の横に牛馬の文字も。
昔は人以外にも、牛や馬も泊まっていたんだって。

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食事、喫茶、おみやげ、民宿など店舗も多く、中には土日しか開いてない店もあるものの、多くは平日も営業中。
リノベーションされた新しそうなおしゃれカフェもあったりして、素敵な店構えには思わず引き込まれちゃうな。

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奈良井宿は漆器が有名だったらしく、漆器屋さんも多く並ぶ。
この松坂屋さんの看板には、大きな塗くしがぶら下がっててわかりやすい。

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お昼は駅近くのそば屋さん、楽々亭でおろしとろろそば。
のどごし最高で、あっという間にペロリ。

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奈良井宿にある大宝寺には、昭和7年にやぶの中から見つかったマリア地蔵尊がいる。
抱かれているこどもが手に持っている蓮華の先が十字状になっているところから、隠れキリシタンが観音像を装って密かにまつったのではないかといわれているんだって。
こうゆう話聞くとドキドキしちゃうね。

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さすが日本最長の宿場町、端から端まで長い。
多くは再建された建物とはいえ街並みが揃ってるうえに、ほとんど使われているようで空き地も少なく見ごたえあるな~

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一方、個人宅も多くほかに道がないため、結構車通りも多いし路上駐車もあるのがね。
住んでる人のこと思えば仕方ないけど。
古い街並みを住みながら残すって難しいですよね。

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街の端には幕府が定めた法律などを人々に周知徹底させるために、掟や禁制などを板に書いて掲げていた高札場。
これは昭和48年に復元されたものらしい。

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江戸風味の街並みに現れる、ここだけ洋風の建物は元医院。
さすが雰囲気あるな~

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ここは江戸時代の建物、櫛卸問屋の中村家。
漆塗りの櫛やかんざしの問屋をやりながら、製造もしていたらしく、建物の作りをガイドの方が説明してくれる。

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最後に中村家の向かいにあるおしゃれなカフェ、いずみやさんでおやつタイム。
静かな街並みでゆったりしながらお茶するって、時間に追われる旅ばかりしている私にはなかなかできないんだよね。
こうゆうの本当はしたかったんだ~
普段だったら観光客で混んでる場所へ、今こそ行くべきなのでは!

合わせて行きたい宿場町↓



奈良井宿

住所: 長野県塩尻市奈良井




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