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ひえええええ~!!!
なんだこれ!!!
土砂降りの雨をもたらした暗い雲と相まってめちゃくちゃ雰囲気あるなあ!!!

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これはなにかといいますと
北越急行ほくほく線というなんとも温かそうでおいしそうな路線の駅、くびき駅です。

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このインパクトのあるデザインは、あの中三百貨店弘前店も設計した毛綱毅曠(もづなきこう)。
さすが前衛建築の先駆者。
人々の目をくぎ付けにする独特なデザインは、一度見たら忘れられませんね。

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▲これが毛綱毅曠が設計した、あの中三百貨店弘前店。独特な屋上部分が目を引く。

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くびき駅の入り口の方へと回ると、あれ?随分雰囲気が違うじゃない??
こっちから見たらわりとありそうな駅舎のデザイン。
こりゃ反対側がああなってるとは、こっちだけ見たら想像もできないな。

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中に入ると、目玉の部分はこうなっている。
なんだか秘密結社感あってそそるな~めちゃくちゃかっこいい。

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壁にはこのデザインの解説が延々とつづられていました。
これによると

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新しいくびきの「シンボル」であり「情報交流の拠点」となるくびき駅。
その外観は、半卵型のドームを据えたような特異な形態。
これは決して大きくない建物にボリューム感を持たせ、従来の駅にはないエネルギーを発信して、その存在をアピールするためのもの。

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赤く塗られた杉の外壁は、日常の利用客に対しての正面。
こちらの面は鮮やかさと同時に、季節の移り変わりの中でさまざまな表情の変化を見せてくれる。

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また、反対側の外壁には銀色に塗られたコンクリートに、目玉のようなガラス窓が開いた鉄板がはめ込まれている。
新たに訪れる人々に対しては、逆にこちら側が正面になるという二つの顔を持っている。

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内部空間は、深みと落ち着きを感じてもらえるように曲面壁を黒に塗っている。
また広がりと高さを感じてもらえるように、反対側の壁は白で塗られている。
これらの塗り分けによって、小さな空間をより大きく感じられるように考えられている。

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上部には雲をデフォルメしたような不定形のパネルがつりさげられていて、柔らかな浮遊感を演出。
それらのパネルは白から黒へ向かうグラデーションで塗り分けられていて、単調になりがちなドーム空間につながりを持たせている。

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人々が待ち合い、ふれあう部分には木を使って、空間に変化を与えると同時に、自然素材のぬくもりや安心感を与えられるよう配慮されている。
内側の鉄板は外側とは違う鮮やかな朱色に塗り、その中心には太陽系をモチーフにした模様のガラスがはめ込まれている。

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それは内と外とをつなぐ一体感と、周辺の環境を取り込むといった宇宙的な広がりを表現。
東から差し込む太陽の光は、そのイメージを床へと映し出す。
駅とは本来、日常とは異なる場所への出発の場。
その気持ちの変化を演出するための工夫をちりばめて「駅本来の役割」を訪れる人々に感じてもらえるようにと考えられている。

なるほど解説を知るとデザインの一つ一つに意味や想いが込められていて、より一層大切にしたくなりますね。

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ほくほく線の駅紹介。
ちなみにこの左手で書いたような字は、あの片岡鶴太郎(通称鶴ちゃん)が書いたものだとか。
名のある人物が書くことで格式とありがたみがぐっとあがりますね。

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鶴ちゃんが書いたくびき駅の下には、自由に入れる改札。

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切符は食券機のような自動販売機で購入する。

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独特の電車の乗り方案内。

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ホームはこんな感じでいたってシンプルでした。
以上です!


くびき駅

住所: 新潟県上越市頸城区手島




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