行ってみたい温泉地として常に上位をキープし続けるまち、ゆふいんにやってきました。
ちなみにゆふいんって「由布院」と「湯布院」、漢字表記が2パターンあって、どっちが正解なの??って思ったら、結果「どっちでもいい」らしいよ。
もともとゆふいんの街は「由布院」だったんだけど、湯平村と由布院町が合併したとき、湯平村の「湯」をつけて「湯布院町」になった。
さらに湯布院町は周りのまちと合併して「由布市」になったというわかりにくさ。
結果どっちでもよくなって、多くの表記は「ゆふいん」とひらがなで書かれるんだとか。
さて、ゆふいんのメインストリートといえばここ、ゆふいんの駅前から金鱗湖まで続く湯の坪街道。
この街道沿いにはどの街でも見かけるような店から、いかにも観光地らしい店がズラリ。
時代が時代なら確実に、邦ちゃんやマーシー、コロッケにのりぴーなんかのタレントショップが並んでいたでしょう。
まるで嵐山の駅前みたいな雰囲気。
タレントショップの多かった清里にも通ずるメルヘン調&パステルカラー
ゆふいんが観光地化に成功し続けている理由は各々ググってもらうとして、日中はとにかく若者がめちゃくちゃいる。
シーズンによっても混雑ぶりが変わるようで、修学旅行生からカップルまで。
その様子から、ゆふいんは「九州の原宿」と呼ばれてるのだそう。
なるほど納得、雰囲気あるな。
こちらは観光用の辻馬車。
ゆふいんのまち並みは「東の軽井沢」ともいわれるらしい。
なるほどなるほど、雰囲気ある。
みんな例えたがりだね。
歩いてると確かに「どっかで見た街並み」の連続で、めちゃくちゃ既視感ある。
ゆふいんはほかの温泉街のような巨大な温泉旅館や歓楽街はなく、旅館は町の中心から離れた場所に点在していて、保養地として使われてきたんだそう。
なので、メインストリートのこれらの店はすべて夕方には閉まってしまい、夜には誰も歩いていない状態。
宿泊者はおそらく食事付の旅館でゆっくりくつろいでいるのでしょう。
さて、そんなザ・観光地の中で2012年にオープンした、湯布院フローラルヴィレッジが今回の目的地。
ここは映画『ハリー・ポッター』の撮影地としても有名で、世界一美しい村といわれるイギリス・コッツウォルズ地方の村を再現したテーマパーク。
その街並みがこちら
きゃ!ステキ!
コッツウォルズの街並みがどんなんか全然知らないけど、こんな感じなのかな??
ここでは食べたり買ったり楽しんだりと、メルヘンな街並みでいろんなことができちゃうと、若い女性の間で話題沸騰中。
女の子はみんなお姫様だから。
もれなくこうゆう世界観大好きだもんね。
イギリス発祥のピーターラビットや不思議の国のアリスのお店があったり
不思議の国のアリスに出てくるチェシャ猫がすむ森をモチーフにした猫カフェ。
の隣にイタリアにある真実のくちをモチーフにした占いの機械を設置。
ハリーポッターからのフクロウカフェも。
メルヘンの世界観から消せなかった電柱や近隣の住宅。
ディズニー映画のお姫さま(アメリカだなあ)
となりのトトロ(日本だなあ)
アルプスの少女(スイスだなあ)
ポケモン。
もうイギリスとか関係なくなっちゃった!!
若い女性はごまかせても、ちゃんと歳を重ねた私の目はごまかせないよ!
そんなわけでムーミン(これも発祥はフィンランドだなあ)ショップの2階部分にあたるという、フローラルヴィレッジの宿泊施設に泊まってみることにしました。
これだけメルヘンに重きを置いてるのであれば、宿泊施設も期待できるのでは?
おみやげコーナーの奥にあるホテルのカウンターらしき場所。
ふむふむ、不思議の国のアリスの絵が飾ってあってイギリス感を演出。
2階へ導かれると花柄のソファ
お部屋はこちらになりますと鍵を渡され
いよいよ扉を開けると…
めちゃくちゃ和室やないかいっ!!!
広々としてて快適だけど!!!
ちゃんと和室独特の、窓際にあるイスとテーブルが置かれた用途不明エリア「広縁」もあるんかいっ!!
オープン当初からコンセプトは変わってないんだから、もうちょい「洋」に寄せてもいいのでは。
部屋からフローラルヴィレッジを眺めるとこんな感じ。
宿泊者になってよかったことは、閉館時間すぎた夜景をひとりじめできるってところでしょうか。
いいじゃんいいじゃん、ムーディーじゃん。
ちなみに宿泊施設では食事が付かないため、夕食はどこかで買ってきて部屋で食べるのがベター。
近くに食事できる場所はないけど、コンビニやスーパーマーケットはあるし、部屋には電子レンジもついてるよ!
湯布院フローラルヴィレッジ
住所: 大分県由布市湯布院町川上1503-3
TEL: 0977-85-5132
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