別府駅に着くとまず初めに誰もが見るこの人。
どうしても「別府駅」の「駅」が映らない、ちょうどいい位置にいるこの人。
そして誰もが感じる「誰やねん」
この人は油屋熊八という人で、ひとことで言うと「別府を宣伝した人」なんですね。
それだけ覚えといてください。
別府のまちを走っていると必ず気になるのがこちら。
「お、タワーあるやん。」
と誰もが目を留める別府タワー
広告が目立ってる見た目から、なんとなく通天閣に似てますね。
だからか知らないけど、名古屋テレビ塔、大阪通天閣の次に完成した、日本で3番目にできたタワーなんですって。
完成したのは昭和32年、2億8000万円を投じて作られ、最盛期は年間90万人も訪れたんだとか。
2007年には登録有形文化財にもなって、グイグイ人気の別府タワー。
早速入ってみましょう。
にしても、タワーの下半分がビルになってるケンタウロス型って珍しいですね。
しかもビルにはカラオケルームが入ってるんですよ。
観光客も地元客も楽しめる名物スポットになってるってわけ。
真っ赤なじゅうたんが高揚感を高める。
トレードマークがレトロ調で気分が上がりますな。
展望台に出ると
きゃほー!
なんて見事なオーシャンビュー!!
大分県第2の都市、別府には、山あり海あり温泉あり、商店街あり歓楽街あり遊園地あり、さらに温暖で気候もいいと、なんでもあるということで近年は、仕事を退職した方々が余生を楽しむために別府へ移住する人が増えてるとのこと。
わかるわ~
別府タワーのふもとは巨大温泉旅館が並ぶ旅館街。
上から見ると現在は駐車場が多くなってしまった様子。
この駐車場の場所にもかつては巨大旅館があったのかと思うと、相当にぎわっていたことが想像できますね。
タワーにありがちな開運スポットも常設。
天空白蛇神 開運堂
ちゃんといました、白蛇さま。
信頼と実績を示す感謝の手紙も掲示。
ロトで1万2千円ほど当てたそうです。
おみやげコーナーにも開運グッズやおみくじが勢ぞろい。
おみくじってあるとつい引いちゃうよね。
昔からどこにでもありすぎて、逆に今ごろ集めたくなってきた記念メダルも。
これ、なんのキャラやねん??
と毎度思う、記念メダルの妖精。
昔からどこにでもあったから気にしなかったけど、確かにこれってここにしかない絶好の記念になるんじゃない??
と、収集欲を刺激。
タワー建設の様子や、別府がもっとも賑わった昭和30年代のパネルもズラリ。
左が別府タワー。
右にひょっこり見える猫背ってもしかして!?
大仏!?
そうなんです。
別府には大仏まであったんですね。
本当になんでもあるんだな~別府って。
高さ24mの鉄筋コンクリート製。
あの奈良の大仏や鎌倉の大仏でさえ14mくらいですから、相当大きかったのがわかりますね。
しかし、鉄筋コンクリート製だったため老朽化が激しく、平成元年に取り壊されてしまったという。
なんでだよ~残しておくれよ~
最後に別府タワーからもよく見える、ご当地デパートのトキハ百貨店。
その地下には、温泉街にある百貨店らしく、なんと足湯がある!!
これは珍しい!!
駅前をちょろちょろ歩くだけで、まちのよさを実感できる別府。
余生は別府に移住するかな~
別府タワー
住所: 大分県別府市北浜3丁目10-2
TEL: 0977-26-1555
営業時間: 10:00~20:00
定休日: 水曜日
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