ゆふいんの街に数ある観光地の中で、レトロ好きがもっとも興奮するであろう場所がここ。
湯布院昭和館
あらゆる「昭和といえば?」で思いつくようなものがとにかく所狭しと並べてあるんだから、レトロ好きは行くっきゃない。
まず初めは木でできたイスと机が並んだ教室コーナー。
全国には昭和をテーマにした観光地が増えてきたけど、その昭和が表す年代って昭和20~30年代くらいでしょうか。
その時代を懐かしいと思う世代もだんだん減り、逆に新しくてクール!と思う世代が増えてきてるのでは。
いまや昭和を象徴しているともいえるこういった細い路地も再現。
細い路地の左右には小さな店とデカイ看板が並ぶいい光景が待ってるんだよね。
路地って興奮するなあ。
路地は迷路のように長く、ぐねぐねと作られていて楽しい。
ひとつひとつの店の作りも手が込んでいて、再現度も高いのがうれしいですね。
しかもしかもよ、店の中にも入れて、実際に無料で遊ぶこともできちゃうんだからすごくない??
こりゃ1日中ここにいられるわ。
パチンコの台の絵って味わい深くてかわいいな。
パチンコ玉を数える機械も現役。
パチンコ好きは泣いて喜ぶでしょう。
隣にはスマートボールの機械も設置。
これももちろん遊ぶことができる。
こちらも無料で遊べるビリヤード。
照明がレトロでかわいい。
これならひとりでも遊び放題!
喜んで撃ちまくってたけど、景品は棚に固定されていて落ちない仕組みになっていた。
そりゃそうか。
まだまだ続く細い路地。
しかも奥の方が工事中で、まだまだ作ろうとしている様子。
これは今後が楽しみですな。
中には入れないけど雰囲気だけはいっちょまえな路地。
新横浜ラーメン博物館みたいだけど、あっちに比べてすいてるのがありがたい。
昭和のおなじみ、レトロな看板たちも、あいたスペースに彩りを添える。
たとえば今あるライザップやカーブスなんかの広告も、いずれ誕生するであろう「令和館」の壁に並び、懐かしい~って言われるんでしょうね。
続いてこちらの路地へ。
おお~看板があちこちから飛び出しててテンションあがる!
しかもちゃんと光ってるのがすごい!
さらにこの路地にある店はすべて、店内もしっかり作りこまれてて最高!!
本物の店くらい面積があって、本当にまちを歩いてるみたい。
館内にお店を再現しようと思っても、スペースが狭いためどこかが省略されがちなんだけど、ここはこのまま営業できるんじゃないかってくらい実寸大で違和感がないのがすごい。
隙間を埋めるようにペナントが並んでいるのも見逃せない。
東北自動車道やNHK放送センターのペナントなんてあったんだ??
今だからこそ欲しいなあ~
腰抜かすほど美人な、あべ静江
これだけ美人だから今でもたびたびテレビに登場するんですね。
全国からかき集めてきたであろう、実際に使われていた昭和グッズがそれっぽい場所に並べてあるから雰囲気が出ていいね。
いくらエイジング加工しても、新たに作ったものってどうしてもわざとらしいし、本物の昭和グッズだとしてもただの博物館に並べてられてたら、まったく味わいがないもんね。
狭いながらもちゃんとなに屋さんかがわかるのがすごくない??
まだまだ昭和グッズが並びそうなスペースありそうだな。
銭湯の入り口も再現。
昔の看板に書かれたキャッチコピーやイラストって味わい深いよね。
こんなにステキな場所なのにわたし独り占めでラッキー。
これが都心にあったらこうはいかないでしょう。
最後は昭和な住宅でフィニッシュ。
まだまだ昭和グッズが充実し、面積も拡大しそうな昭和館に今後も期待しております!
こりゃすごい!!
おとなも子供も大喜びな駄菓子コーナーも併設。
ついでに昭和を象徴するほのぼの画家、山下清の原画展も開催中。
とにかく昭和っぽいものはなんでもここに集めたらいいんや!
湯布院昭和館
住所: 大分県由布市湯布院町川上1479-1
TEL: 0977-85-3788
営業時間: 9:00~17:00
定休日: 無休
★★★お知らせ★★★
商店街好きの私が今まで巡りに巡ってきた300カ所以上の商店街から、選りすぐりの50をまとめた本「商店街さんぽ ビンテージなまち並み50」(学芸出版社)が発売中です!
商店街とその周りの見どころや、楽しみ方を紹介しています。
路地好き、レトロ好きに大好評!!
詳しくはこちらから↓
★ブログのFacebookページができました!
更新情報をお届けします!↓
BQ B-spot explorer