群馬県の山奥にある温泉地、老神温泉にはあの「3割うまい!」でおなじみ、東京埼玉で見かけるぎょうざの満州が運営する温泉宿がある!ということでやってまいりました。
川向こうの山肌にへばりつくように建っているあれがそれ。
「3割うまい!」と3本指を立てるランちゃん(11歳)が遠目でもハッキリ見えるでしょう?
それがこちら、ぎょうざの満州 東明館。
ぎょうざの満州のオーナーが老神温泉出身だったことから、もっと老神温泉に来てほしい!との思いから、廃業してしまった温泉宿“東明館”を買い取ってリニューアルしたのが始まり。
東明館にはぎょうざの満州が入っているため、温泉入ってからラーメン餃子ビールをたしなみ、そのまま宿泊までできちゃうという素晴らしい宿。
これぞ最高のひとときなのでは。
館内には宴会場もあるので、大勢でどんちゃん騒ぎも可能。
当然騒いだあとはそのまま寝泊り。
飲んだ後って家まで帰るのがめんどくさいんだよね。
館内はとにかくキレイで、館内着も貸してくれるからめちゃくちゃくつろいでしまう。
いわゆる食事処がぎょうざの満州になっていて、メニューも通常のぎょうざの満州と同じものが同じ値段で出てくる。
平日だというのに、温泉&満州を堪能しに訪れる客がかなり多く、人気のほどがよくわかる。
▲野菜たっぷりタンメンと餃子を注文。
東明館オリジナルグッズも販売。
以前はここに「ぎょうざ型のポーチ」が売ってるはずだったんだけど、聞いたら「ぎょうざポーチはもう作ってないです。」とのこと。
ガビーン!!それ欲しかったのに~!!
ぎょうざの満州さん、お願いです!!ぎょうざポーチの販売再開してください!!お願します!!
さてさて、ぎょうざを食べたらチェックインして客室へ。
館内はこんな感じで、客室、満州、温泉、プレイルーム、お休み処、パーティールームがひとつの建物内にあるため、移動がとても簡単。
客室はこんな感じ。
1人部屋なのでこんなもんでしょう。
ぎょうざの満州っぽさどっかにないかな~??と探してみるも特に仕掛けはなさそう。
せめてこの照明がぎょうざの皮でできてたりしたらおもしろいのに。
館内着である作務衣には、いた!!3割うまい!!のランちゃん(11歳)
部屋に用意されていたタオルにはちゃんと「老神温泉 ぎょうざの満州 東明館」と、おなじみランちゃんマーク。
これぞ宿のおみやげにぴったり!のはずが、これは売店では売ってないという非売品。なに~!?
ちょっと~客はこうゆうのを求めてるんですよ。
昭和17年当時の東明館。
昔は随分雰囲気のある建物だったんですね。
同じころの老神温泉の街並み。
狭い道の両側に温泉宿がびっしり並び、その間をマイクロバスが走っていたんですね。
朝。
朝食はどんなのが出るのかな?と期待していくと、おおお~!!さすがに中華!!
品数も豊富でおなかパンパン。
もちろんぎょうざもついてくる。
最後にせっかく来たので老神温泉街を散策してみましょう。
それほど広くない温泉街には旅館のほかに飲食店や飲み屋も並ぶ。
温泉街って風情があっていいよな~
射的も発見!
その隣の建物もなにかの店だったんでしょうか。
おみやげ屋さんも発見。
山菜やこけしが売っていたようす。
そして老神温泉一番の見どころが、おみやげ屋さんの隣。
美人座!!
この簡素な入口が最高じゃない??
スナックのようなドアですが、左には入場料を払う窓口があるのが特徴。
近づいてよく見ると、夜7時開演の文字が。
入場料は2500円だったんでしょうか。
ポップなシールが斜め貼り。
そばの街灯には「美人座劇場 ヌード」の文字も見え、ストリップ小屋だったことがわかります。
さらにその隣に目をやると、大きめの建物には置屋の文字。
ここは芸妓さんの置屋だったんですね。
それほど広くない温泉街に、これだけひと通りの娯楽が揃ってるってことは、もっと広い温泉街だったらもっとあったんだろうな~
ちなみに、美人座の奥と置屋はつながっているようす。
美人座の中、どうなってるんでしょうか。
現存してるところを見れて本当によかった!!
残しておいてくださって、ありがとうございます!!
ぎょうざの満州 東明館
住所: 群馬県沼田市利根町大楊1519-2
TEL: 0278-56-2641
日帰り温泉: 12:00~20:00
レストラン: 11:30~21:00
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