普段いかにも観光地的な場所へは行かない私ですが、たまには行っておきたいじゃないですか、「いいね!」も欲しいし。
というわけで山形でメジャーな観光地へとやってまいりました。
ここは鮭の人工ふ化場です。
というのもその観光地へ向かうために、そばにある人工ふ化場の駐車場を使うというね、とてもおおらかな土地なのがすばらしいですね。
観光客が歩いてるからわかるものの、誰もいなかったらどこにあるのかわからないくらい、案内のない道を早速歩いて行きましょう。
鮭の体に「丸池様」と書かれた表示が見えたら、鮭に促されるように橋を渡ります。
めちゃくちゃキレイな川沿いを少し歩き
整備された森の中へ入って行くと、まもなく
うおおおおおおおおお!!!
こりゃすごい!!!
ここは丸池様と呼ばれていて、県内唯一湧き水でできた池。
めちゃくちゃ透明度が高いため、こんな美しい色をしてるんだってさ。
そして水が冷たく澄んでいることで、池の中に沈む倒木は朽ちることがないとのこと。
地面からこんこんと水が湧いている場所。
神秘!
池のそばには神社もまつられていて、昔から“さま”付けして信仰されてきたんですね。
駐車場から池まで歩いてわずか3分。
あっという間に見終わってしまったので、ついでにもう1か所行ってみましょう。
丸池様から車で5分。
激近の場所にもうひとつ映えスポットがあるなんて得した気分!
サンセット十六羅漢の駐車場です。
ここはサンセットポイントとしても名高く、夕日かがやく町で愛を!と、ロマンチックスポットを整備。
ロマンチックスポットから海をのぞき込むと、なにやら岩肌が。
そうです、ここが2つ目の映えスポットなんですね。
あれ?もしかしてここもすぐ見終わっちゃう感じ?
整備された道を降りて岩に近づいていくと、
おおおおお!!!
なんだこれ!!!
岩になんか彫ってある!
これは十六羅漢岩と呼ばれていて、これらの岩は鳥海山の噴火によって流れた溶岩。
1864年、寛海和尚という和尚さんが、民衆の福や徳、除災、海難者の供養と海上安全を祈願して、溶岩に羅漢像を作ることを決意。
石工の手により5年で完成すると、見届けた和尚は海に身を投げ入滅したという、急に怖いストーリーが。
左上、離れた場所にもしれっと羅漢を発見。
もっとどこかにいるのでは?と探したくなる。
ロマンチックスポットにある地図にはどれが誰と説明があるものの、実際の岩にはなにも書いてないので、結局どれが誰だかよくわからない。
海岸沿いの広い範囲に十六羅漢が彫られているようなんだけど、半分くらいは整備されておらず、見学は大変危険とのこと。
というわけで整備された見やすい場所だけなら3分で見学終了。
すぐに見終わるとわかってたことを実感する瞬間もまた、旅の醍醐味なんじゃないですか?
丸池様
住所: 山形県飽海郡遊佐町直世荒川57
十六羅漢岩
住所: 山形県飽海郡遊佐町吹浦西楯7−30
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