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富士山が間近に迫る、富士毘沙門天 妙法寺にやってまいりました。
1月には日本3大だるま市のひとつといわれる毘沙門天大祭だるま市なんてのも開催される、だるま界隈では有名なところのようです。

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早速境内に入ってみると、むむむ??
なんだこれ、ずいぶん中国のにおいがするなあ。

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見れば見るほど中国風味。
これは龍神香炉堂というもので、願いを乗せた香炉の煙は龍となり願いを届けるという。

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全景をあらわす地図までチャイナ。
この陶板に描かれているってのが、雰囲気あっていいですね。

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何種類あるんだ??ってくらいずらり並ぶお守りや、各種縁起物などが買える受付。
ここでぜひ手に入れてほしいのがこちら。

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開運毘沙門天 洞窟七福神 福印集
そうです、このお寺の地下には洞窟があって、洞窟をくぐると七福神を一度にお参りすることができるってさ。
「電気つけますのでゆっくり奥へと歩いていってくださ~い。」

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いわれるがまま、お堂の向かって左側、奥の方へ進むと、木々の間になんかある。
今度は和でも中でもない、異国の建造物が!

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オリエンタルな雰囲気をむんむんに感じるここがその洞窟への入り口。
早速扉から中へと入っていくと

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ぬおおおおおおおお??
なになに??早速しめ縄の下にお出ましになられたのはインドの神様かな??
ちょっと神様には疎いのでよくわかりませんが、“お寺で七福神”と聞いていたのに、思ってたんと違う。

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どうやらここでは七福神をお参りしながらハンコを押していくという、スタンプラリー方式で福を授かるというシステムのよう。
まず最初は真ん中にポンと押して、参拝記念の印。
しかし、七福神といっているのに、ハンコを押す場所はあと8か所ある。
もう1か所はどうするんだろう??

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なにはともあれ、いよいよ洞窟内へ。
この無機質で薄暗い通路がぞくぞくする~!!

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全長170メートルの洞窟内はずっとこんな感じ。
ちなみに洞窟内にはインドの宗教音楽がエンドレスで流れてて、この異様な空間を歩いていると、ちょっとしたトランス状態になってくるぞ。

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そして天井にはなにやらうっすらと文字が。
これは幸福の祈祷文で、この呪文の下を通ることでご利益を授かるとか。

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さて、少し歩くと暗闇の中に煌々と光るオアシスのようなスポットに到着。
そこには「布袋」と書かれたスタンプ台と、やたら明るい窓を発見。

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窓から中をのぞくと、中華風味の壁画に囲まれた布袋さんが!

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布袋さんの隣にはインドの神様、ガネーシャもいる。
え?ちょうどいいのがこれしか売ってなかったのかわかんないけど、布袋さんの方が小さいのが気になるなあ。

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さっきの福印集の指定された位置に、布袋さんのハンコをポン。
こういうとこのスタンプって使い古されてインクがつかないってことがあるあるなんだけど、ここのはしっかりインクが染みこんでて、ちゃんと管理されていることを実感。
参拝客の多さがこんなところからも感じ取れます。

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布袋コーナーを過ぎ、少し歩くと再び、酒ケースで作られたスタンプ台に到着。
ここではスペースの問題でしょうか、毘沙門天と弁財天が同居。

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スタンプ台の向かいには、2人分だからでしょうか、ちょっとした売店が入るくらいの広い空間。

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中をのぞくとこちらも同じように、中華風味の壁画に囲まれた毘沙門天と、その隣にいるのが弁財天?
毘沙門天がカラーなのに、弁財天は単色だなんて。
色もサイズも揃えてあげてよ~

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七福神コーナーの横にはわかりやすく陶板の壁画も。
と、こんな調子で七人分あるわけですよ。

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こちらは健康と長寿の神、寿老人のコーナー。
左の黒くて大きい方じゃなくて、右の台に乗った、白くて小さいのが寿老人。

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富貴と長寿の神、福禄寿コーナーも、インドの神様を従えて。

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途中では、なななんだこれは??
長さ2メートル、150キロ
日本一大きい幸運の鍵!?

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祈りをこめて鍵にふれてくださいとのことなので、もちろん素直にふれて祈願。

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その横には、あああー!!!ここにもハンコが!!
なるほどそうか!ハンコを押す場所が8か所あるのに、七福神じゃ1つ足りないな~と思ってたら、これだったんだ~!!スッキリ!!

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引き続きこちらは大黒天。
手前にはインドの神様の代わりに、打ち出の小づちが供えてある。

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ラストの恵比寿さんは金ピカ&妙に高い位置に祀られ、格式の高さをアピールでしょうか。

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さて、七福神全員見終わってしまい、いよいよエンディングへ。
最後はなんだなんだ??

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最後は七福神のルーツとされるインドの神様たちをご紹介。
まさに映画のエンドロールのような演出だな~

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日本に来るまでにずいぶんイメチェンがあった、インドの大黒天。

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こちらはインドの寿老人。
願い事なんでも叶えてくれそう。

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エンドロールが終わるとなぜか電気のつかない真っ暗な通路に、七福神や招き猫など縁起のよさそうな置物が並び、最後に幸運のひと押し。

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出口にはコレ。
なんかわからないけど、勇気もらいました!
ありがとうございます!!
というわけで洞窟内の雰囲気を動画でもどうぞ。
音量をあげて、あたりに響く宗教音楽とともにお楽しみください。




富士毘沙門天 妙法寺

住所: 静岡県富士市今井2丁目7-1
TEL: 0545-32-0114
営業時間: 9:00~17:00




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