二本松市原田地区にある原田公園。
結論から申しますとここは、看板の下に書いてある丸や運送を経営する佐藤さんが、別荘の周りを公園にして、誰でも気軽に入れるようにした場所。
ご自由に散策下さいとの言葉を真に受けて、早速入ってみましょう。
入り口には原田楽園と刻まれた石。
そしてその奥には巨大なシーサーが見えてきました。
シーサー??
そのほかにも、なんだこれ?
南の島の遺跡ですか??
こっちには招き猫に金の卵??
橋の守衛かのようなどこかの民族もいて??
こっちにはおなじみの二宮金次郎と、その前には謎の少年像。
と、こんな感じで公園は公園でも、珍スポットらしいごちゃごちゃ感のある公園ということがおわかりいただけたでしょうか。
これら統一感のないオブジェたちは佐藤さんの趣味。
日頃の思い付きや、旅先でいいなあ!と思ったものを、直感と勢いで買ったものだとか。
知らんけど。
それでは散策していきましょう。
とにかく目につくのが、鳥居や観音像などありがたい系。
というのも、ここを作った理由が、遊びに来てくれた人に喜んでもらいたいから。
公園だからって遊具なんて安直なものを置くのではなく、神様に願ってもらうことで人々の願いが叶い、喜びにつながるという壮大な世界観の持ち主。
さすが成功者は考え方が違いますね。
こちら大量のお地蔵さんは、佐藤さんがお世話になった方々に感謝を伝えるために安置。
石碑でもとにかくありがとうと感謝感謝があふれている佐藤さん。
人々の喜びが自分のしあわせ。
だからみんなありがとうとのこと。
ささくれ立った心がじんわり暖かくなる言葉ですね。
ほかにも経営者人生の中で思いついた名言を石碑に刻みまくる佐藤さん。
わたしもこれくらいのものを作れるように、今のうちからしたためておこうかな。
一部には独特の表情を浮かべる像も。
ひとつひとつ見逃せない。
こちらには一部、色が塗られた七福神。
それと、その隣には
なななななんだこれえ!!!
これだけめちゃくちゃリアルな顔してる…!!
これはなんと、ここを作った佐藤さんご自身が80歳になった記念にと作られた金ピカ布袋像。
傘寿布袋の傘寿とは、80歳のお祝いという意味。
そろそろ、ここでもっとも目立つあのやぐらに登ってみましょう。
小さい子供は丸や運送に許可をもらわないと登れないという、少々緊張感のあるもの。
わたしひとりでも大丈夫でしょうか。
狭い階段をのぼり、頂上へたどり着くと、足元が網目状で下が丸見え!!
ひいいぃぃ!!!怖い!!!
しかし、頂上からは公園内が一望でき、いい眺め。
あそこにもなにかあるぞ?と新たな発見も。
遠くには安達太良山も見えて絶景。
高いところイケる方はぜひ登ってみよう。
さらに原田公園の隣にある丸や運送の敷地内にも、なにやらオブジェを発見。
原田公園を出てもまだまだ見つかる。
輸送トラックの駐車場には仁王像。
こ、これは…!?
ここにもなんかあるぞ!と車を停めて近づいてみると
2体目発見!!
めちゃくちゃ気に入ってるじゃん。
おかげさまで原田公園を充分楽しませてもらいました!
佐藤さんに感謝!!ありがとうございます!!
原田公園
住所: 福島県二本松市原田
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