佐賀県の端の端、日本海に面する波戸岬というところへやってきました。
ここにも、海の中で泳ぐ魚を見ることができる、海中展望塔があるんですよ。
海中展望塔というと、足摺海底館や白浜海中展望塔へ行ってことがあるんだけど、ここは唯一、日本海側にある海中展望塔ってことで、どんな違いがあるんでしょうか。



波戸（はと）岬→ハート岬→恋人の聖地
という方程式で作られた、地域活性化と少子化対策への貢献を目的とした恋人の聖地として認定されているとのこと。
どうですか？この最果て感。
若者はここを訪れることで、結婚したくなるのでしょうか。



そうこう言うてるうちに見えてきました。
あれが玄海海中展望塔です。



玄海海中展望塔は、総工費４億８千万円をかけて昭和49年にオープン。
こんな端の端にあるにも関わらず、年中無休で朝９時から毎日営業中。
正月も休まず営業とのことで、頭が下がりますね。



建設当時の様子を写真付きで紹介。
岩盤にボルトと杭を埋め込み、ボトル缶のような展望塔をくっつけてあるらしい。



囲いがあるの？とよく聞かれるほど、水族館並みに魚が見られるとのこと。
40年毎日エサをあげ続けたことで、魚が来てくれるようになったんだとか。
意外と餌付けシステムだったんですね。



強風の中いよいよ桟橋を渡り、海中展望塔へ。
この、海の上を渡るバージンロードのような道が、海に落ちるんじゃないかと結構ドキドキするんだよね～



強風に耐えられるくらい頑丈そうな入り口。



入り口を入ると早速らせん階段になっていて、一気に海中へ。
壁には海の中を連想させるような魚の絵で、気分を盛り上げる。




そして、らせん階段を降り切ると、着いた～！！
円形の壁に窓がたくさんついてて、泳いでる魚が見える～！！




窓から見える海の様子がこれ。
魚、めっちゃくちゃいる！！
しかも、どの魚もめちゃくちゃ大きい！！




この日は強風で波が高く、海が濁ってて視界が悪いんだけど、それでもこれだけ見えるってすごくない？
こんなにたくさん大きな魚がいるのに、釣ろうと思ったら全然釣れないんだろうな～



じっくり鑑賞できるように、窓の前にはイスも用意されている。



見える魚をイラストで紹介。
季節によって見える種類が多少変わるようで、年間でだいたい40種類見ることができるとのこと。
ここ以外にも海中展望塔はいくつかあるので、ぜひ自然の海の中を覗いてみよう！




玄海海中展望塔

住所：　佐賀県唐津市鎮西町波戸1628-1
営業時間：　9:00～18:00（10月～3月は17:00まで）
定休日：　なし




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