雄大な山々が連なる絶景を見ながらドライブができるやまなみハイウェイを走っていると、誰もがブレーキをかけたくなる立ち寄りスポットが視界に飛び込んでくるんだよね。
ここだ!!ここに間違いない!!
意外としっかり駐車スペースも設けられている、もはやドライブインと名乗っても問題ないここが、グーグルマップ上でいう千羽鶴鹿公園です。
わわわ~!!こりゃすごい!!!
植木を剪定していろんな形になってる~!!
その数およそ1000体!!!
ここを作っているのが駐車場の脇にある小さな店を経営するおじいさん。
ここでは生でも食べられるくらい甘いスイートコーン(品種は味来とゴールドラッシュ)を販売していて、おもしろ植木を尻目に多くの客はスイートコーンに夢中。
みんなもう植木は見飽きたのかな??
看板にはヒゴタイフルーツ・味来スイートコーン・千羽鶴鹿公園の文字が書かれてるんだけど、ヒゴタイフルーツは配達の人が“ヒゴタイ公園の近くにあるフルーツコーンの店”でヒゴタイフルーツと呼ぶようになって。
千羽鶴鹿公園はこの看板を作った際、看板屋さんが勝手に名付けたものっていう、どっちも他人が付けた非公式の名前。
そんなことあるんだ!!
左はお相撲さんかな?
これは?招き猫かな??
もともとおじいさんの親が盆栽をやってたことから植物に親しみ、農業をやる合間に植木を育てはじめ、剪定して造形したものを売っていたんだって。
1996年、ここに店を出す際に植木も持ってきて、トウモロコシを売るついでに植木の販売もしてたそうな。
しかし、植木を買ったお客さんには枯らしてしまう人も多く、今は販売せず見てもらうだけになったとのこと。
カメ?の上にゾウが乗ってる!
こっちにもゾウが2頭いるのお分かりだろうか?
本当は鼻の先から水が出るようにしたいらしい。
遊び心がすごい!!
植木の栽培も剪定もすべて、経験から学んだ独学によるもの。すごい!
五重塔。季節になればツリーとしても活用できそう。
これは野球を知らない私でもわかるイチローかな?
ここが千羽鶴鹿公園と呼ばれるだけあって、ツル?の形が一番多い。
ツルの細い足は、植木の幹をむき出しにするとちょうどいい。
ツルができたらキリンもできる。
細長いものが作りやすいんでしょうか。
やはり熊本。くまもんっぽいモチーフも多い。
ハート型のメガネと胸のあたりにはボイン??背中には羽が生えてるのかな??
これはなんだろう??
特になんの説明もないので、想像で自分なりの答えを探すしかない。
緑の背景に緑の植木だから、写真で見るとわかりにくい。
だからこれは実際に現地で、立体的に見てほしい!!
すごいすごいと盛り上がっている最中、ふと遠くを見ると、深い谷を挟んで向こう側にもなんかある。
なんだあれ??
よーく見ると、あっちにも似たような植木が。
あっちにもあるんかい!!
めちゃくちゃ広いな~!!
やまなみハイウェイ沿い、数100メートルにわたって植木が並ぶ。
その姿はまるで立ちんぼのように。
こ、これは??黄色いからピカチュウ??
なにに見えるか想像するのが楽しい、ロールシャッハテストみたい。
ここまで見ておわかりでしょう、基本バンザイ\(^o^)/してるものが多く、どれも楽しそうなのが平和的ですごくいい。
谷を挟んだ反対側へとやってきました。
こっちにも奥の奥の方まで道がずっと続いていて、その両脇に植木がズラッ!
すごい!めちゃくちゃある!!これ全部見るのには1日かかるな…
途中には、ここの千羽鶴鹿公園の「鹿」部分にあたる鹿がいる。
もともと近くの集落の人が客寄せのために飼っていた宮島の鹿を、引き取って飼育しているそうだ。
そのほかにも、やたら金玉の大きなヤギや
にわとり、ウサギもいるんだけど、販売はしてません。
売っているのは結局、スイートコーンのみってこと。
スイートコーンを買おう。
千羽鶴鹿公園
住所: 熊本県阿蘇郡産山村田尻
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