お城のような風情がかわいい天満屋倉敷店からこんにちは。
倉敷駅にやってきました。
みなさんご存じ倉敷と言えば美観地区ですが、駅と美観地区の間にも美しい商店街が広がってるんですよ。
私たちにとっての美観地区は何ならそっちでしょ。
まず入り口はここ、倉敷センター街。
センター街は渋谷か神戸三宮といったおしゃれな街にしかつけられませんからね、ここもそれに匹敵するというわけです。
アーケードの下に入ると、おお~!!
丸い看板が列をなしてて壮観。
先の見えない蛇行した道という点もわくわくさせますね。
雰囲気ある洋品店も、通路にまで商品をあふれさせアピール。
めがねのような独特のデザインが目を引く、毛糸とニットの店。
こちらはめちゃくちゃかっこいい建物の金光薬品。
壁のカーブに歴史ある看板。
そこに酒・食品・Tポイントと時代にあわせて進化中。
その横からのびる片側式アーケードは、鶴形商店街。
ここは絶対に立ち寄るべきエリアなのよ。
まずは1階2階にお店が入居する鶴形ビル。
ここの入り口にある看板見て~!!
めちゃくちゃかわいい!!
“カットの王様”
“泣く子も笑う楽しいお部屋”
“子供達よ、もっともっと、かわいくな~れ!”と、愛情たっぷりのキャッチコピーに胸きゅん!!
くぅ~!!最高!!わたしもカットしてください!!
その楽しいお部屋がここ。
とにかくかわいいイラストと、髪切ったばかりなのに予約しちゃいそうな文言にウットリ。
残念ながらお休みの様子の店内を覗くと、遊園地などにありそうなコイン式遊具のような乗り物が並んでいて、これに座りながらカットしてもらえるってわけね。
子供だけじゃなく、おとなもこれでカットしてくれればいいのに~
美容師のつまんない話に付き合わされるより、これに乗ってる方が断然楽しいじゃん。
そして階段のある吹き抜けの天井見て!
お花をイメージしたかのような照明が残ってる!
最近よくあるレプリカみたいなレトロじゃなくて、これこそ本物といえるでしょう。
このデザインとこの色は、60~70年代に家電製品やキッチン用品で流行った花柄に通ずるものがありますね。
かわいい!
鶴形ビルに続いて、同じアーケードの並びにあるこちら。
倉敷デパート
デパートって聞いてどんな場所想像した?
正解はこちら。
おお~!!なにここ!!
めちゃくちゃ雰囲気あるじゃん!!
並んでる店は、化粧品、焼き肉、コーヒーショップ、うどんそば、家庭用品、カメラ、婦人服、居酒屋、クリニックとなんでもあるまさにデパート。
さらに倉敷デパートの隣には、旭商店街という路地も。
中をのぞくと、おお~!!
ここもまたいいじゃない!!
こっちは天窓があるため通路内が明るい印象。
新しい店が入っても、そで看板を揃えることで商店街に馴染んでますね。
古い看板もそのまま使われててステキ。
反対側の入り口には、新しいお店も入居。
店が営業してくれることで古い商店街が生き延びますからね。
ありがとうございます!!
さて、センター街の方へと戻り、続いてはえびす通商店街です。
こちらは衣料品と飲食店が多く、地元のお客さん向けといったところでしょうか。
ここにもありました。
いいたいことが多すぎる薬局。
商店街を歩いていると時々遭遇する足止めスポット。
ついついなにが書いてあるのか読みたくなるんだよね。
例えばこちら↓
まちの精肉店、イチオシ商品はだいたいコロッケかチキンのもも焼き。
アーケードの終点はもう目の前が美観地区というだけあってか、蔵作りの建物がグラデーションのようにアーケード内にまで浸食。
こっからは美観地区だから、気持ち切り替えてこ。
アーケードを抜けるとそこはもう倉敷のA級スポット、美観地区エリア。
大人が用意した定番の観光地とはいえ、ひねくれものの私でも結局おのぼりさんだから興奮しちゃう。
とはいえやっぱりA級スポットでB級スポットを探したくなっちゃう私。
いつだっておもしろいもの、探していこ?
鶴形商店街
住所: 岡山県倉敷市鶴形1丁目
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