
寝台列車って憧れない??
あのとんでもない非日常感は旅好きとして、やってみたいことのひとつじゃないでしょうか。
そんな願いを叶えてくれるのが今晩のお宿、ブルートレインたらぎです。

暗闇に浮かぶ鉄の塊。
うひょ~!これは興奮する!!
こちらの列車「寝台特急はやぶさ」は、東京~熊本間を18時間かけて走ってたんだけど、平成21年で運行終了。
その車両の一部をほぼそのままの状態で簡易宿泊施設にしたのが、ブルートレインたらぎなんですね。

早速フロントと書かれた扉から中へ入ってみると

おお~!!!
なんか知らんけど食堂車みたい。
あくまで知らんけど。
ここはコミュニティースペースで、外で買ってきた食べ物はここで食べることが可能。
テレビがあったり、コーヒーが飲めたり、電子レンジがあったり、Wi-Fiが飛んでたりと、いわゆる休憩スペース。
ここはもともと2段ベッドが並ぶ車両だったところ、ベッドを取っ払って広々とした空間に。
まったく面影ないですね。
奥にフロントがあるので、早速チェックインしてみましょう。

簡易宿泊施設なので設備はなにもないんだけど、キレイな洗面・トイレはあるし、近くにコンビニやレストラン、スーパーはあるし、ここに泊まると無料で入れる入浴施設もあるしでいたれり尽くせり。
なに不自由ない快適な宿泊体験ができるの。もう最高。

まずは早速お部屋へとご案内。
こちらは個室タイプの車両。
ひと一人通るのにギリギリの廊下は、すれ違うのにもひと苦労。
そこにズラーッと、これまたひと一人入るのにギリッギリの、めちゃくちゃ細い扉が並んでいる。

案内されたのがこちら。
わ~!!これが寝台列車か~!!
この狭いところに必要なものが詰め込まれてる空間、秘密基地みたいでワクワクするな~!!
ちなみに「はやぶさ」現役時代、個室料金だけで1万円以上、そこに乗車料金と特急料金がかかって合計3万円以上だったとのこと。
しかしブルートレインたらぎなら、1泊たったの3140円。ありがとうございます!!

廊下側には丸い窓も。
そこに小さなカーテンがついてるの最高にかわいいっしょ?
自分の部屋にも欲しいよね。
写真じゃわかりにくいんだけど、扉の幅は50cmくらいでしょうか。
ベッドの幅は70cmだそうですから、いかに狭いかご想像ください。
だいぶ快適な独房みたいなもんですかね。

一括で温度が管理されている現役の空調。

枕元には、壁に埋め込まれた目覚ましや照明を操作するパネルが。
カプセルホテルと同じ仕組み。

その下には今は使えないけど、折り畳み式の読書灯。

トイレのマークがついてるこれはなんだろう?と、PUSHを押してみると

トイレを使ってるとランプでお知らせしてくれるんだ!
気が利くな~

そして、ベッドの上のこの出っ張った部分、なにかというと実は、隣の部屋のベッドの部分。

自分の部屋の隣にある扉を開けてみると、なんと階段が出現。

階段を上がるとそこには、さっきと同じ構造の個室が!
このベッドの下が私のベッドになってるってことなんだけど、わかってくれるかな?
これなら狭い面積でたくさん個室が作れる!考えた人かしこいな~。

今は使えないんだけど、こちらは現役時代のトイレ。
この素材感、昔の新幹線とか飛行機のトイレってこんなんだったよね。

この表示も古くていいな~

この独特のフォントも見とれてしまう。

ここにもありました、トイレを使ってるとき光るランプ。

今は使えないんだけど、水回りの素材とデザインがいちいちレトロでグッとくる。

おお~!!!これは!!
記憶の片隅になんとなく、ぼんやりよみがえる飲料水。
フニャフニャの小さな封筒型紙袋に、キンキンに冷えた水を入れて飲むやつ~!!
懐かしすぎて涙が出ちゃう。

こちらは今でも使える洗面台。

トイレだけは新しく設置されているの、本当にありがたい。
やっぱりトイレは新しくてキレイなものがいいもんね。

ついでにお風呂は、ブルートレインたらぎの目と鼻の先にある入浴施設、えびすの湯へ。
宿泊すると無料で入れるってんだから、ケチのつけようがない。

続いてこちらは4ベッドタイプの車両。
寝台列車と言えば、このイメージかも。


真ん中にある金属の棒にくっついてる取っ手を横へ引っ張ると、ハシゴが出てくる仕組み。
2段ベッドの上から垂れ下がってる太いベルトは、寝てる間に落っこちないようにってことかな?

これはライトでしょうか。
デザインがいかにも昭和チック。

2段ベッドは上段で寝るのに憧れるけど、結局のぼり降りがめんどくさいから下段の方が便利である。

朝になりました。
ものすごい濃霧です。
夜ではわからなかったところを隅々まで見ていきましょう。

東京行きの表示。
このブルートレインたらぎのすぐ横には実際に、くま川鉄道が走っているので、親和性が高く違和感なし。

キレイに塗装が塗りなおされていて、大切にされているのがよくわかりますね。

ちなみに多良木町では、水曜日はノーテレビ・ノーゲームデーだそうです。
そんなの耐えられないよ~
ブルートレインたらぎ
住所: 熊本県球磨郡多良木町多良木1534-2
TEL: 0966-42-1120
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