まずはこちらをご覧ください↓

北名古屋市が誇る、リアルな昭和を見学できる昭和日常博物館へ久しぶりにやってきました。
ここは、昭和時代の日常を彩ってきたありとあらゆるモノを倉庫何杯分も所有しており、定期的に変わる企画展と、たびたび入れ替えのある常設展をわずか入場料300円で楽しめる、レトロ好き大興奮博物館なんです。

早速入ってみますと、以前来た時と変わらない街並み再現エリア。
エレベーター降りてこんな街並みが広がってたら、嬉しくて両手あげちゃうでしょ?

「最古の歴史と最新の技術」
キャッチコピーで韻を踏みがちなの、昭和らしくていいね。

今にも奥からばあちゃんが出てきそうな店先。
コンビニの店先もこんな感じにしたら逆に今、新しいのでは。


常設展ですらたびたび、並んでるモノも並べ方も変わるってんだからすごい。
倉庫にはジャンルごとにモノが仕わけられてるっていうけど、どれを選んでどこに置いてどう並べるのか?この物量見ただけでとんでもない作業だな。
とにかく何回行っても毎回違うものが見れるので、何度でも訪れよう。

昭和の粉ミルク。
昔のデザインってやたらリアルで説得力があるよね。

一番白くなる!と力強くアピールされた洗剤。
今や景品表示法で「一番」と書けなくなったことから、「驚きの白さ」「史上最高レベルの洗浄力」といった、ふわっとしてわかりづらい表現に。

昭和時代の歯磨き粉のパッケージ。
今売ってる商品と比べてなにがどう違うかな?

ライオンの歯磨き粉には、やたらリアルなライオンが登場。
今見ると、これが歯磨き粉のパッケージとはわからないですね。

「是はうまい」「萬人向け」といった思わず手に取ってしまいそうな、ザ・わかりやすい商品名も。
中身は味の素と似たような、うまみ調味料が入ってたらしい。


小さいころ、友達の家行ったら置いてありそうな時計もいろいろ。
これひとつでよその家の部屋の間取りや思い出がよみがえる。

高級品だったため贈答品の定番だった時代のカルピス。
洗練されたモダンな飲み物だったカルピスは、パッケージの水玉もおしゃれでスタイリッシュなデザインとして憧れの象徴だったそう。
カルピスは今やすっかり大衆化され、こどもが憧れる飲み物といえば今はなんですか?
ヤクルトをコップでガブ飲みしたい!くらいでしょうか。

現代ではプラスチックやペットボトルが主流ですが、昔はビンやスチール缶が多く、缶には缶切りが付属で付いてるものも。
ここにはその付属の缶切りや、缶切りが入ってた袋、さらに捨てられるはずのプルタブまで展示!
誰だよこんなのとっておいたやつ!天才!!

いわゆるかき氷機の箱にはなぜか「交通傷害保険つき ヘルメット進呈」との文字が。
当時は「なんだよこのおまけ~珍しいな~」なんて変わりもの扱いされてたかもしれないけど、今はむしろありがたがられ、飛ぶように売れるのでは。
こんなころはまさか、のちにヘルメットも保険も義務になり、自転車で歩道走っただけで青切符切られる時代になるとは思わなかったでしょう。

絵に描いたようなインド人が描かれているカレー、その名もハイ・インド。
こういった、パッケージから憧れとかワクワクが溢れてるのが、レトロパッケージの良さ。

うわ~!!これこれ!!最初にここに来て一番びっくりしたのがこれ。
これなんだと思う??防虫剤が入ってた袋だよ。
こんなの絶対捨てるやつじゃん?昭和のモノを展示してる博物館はたくさんあるけど、防虫剤の袋展示してる博物館、ほかにある??
ゴミにこそリアルな生活が表れるんですね。

続いてこちらも、昭和な店を再現して作られたレトロな街並み。
ここも前回来た時から、並んでるものが変わってるな~


昔の調味料の瓶がいろいろ。
中でもやっぱり目を引くのは味の素。
発売当初である大正時代では相当な高級品だったため、特別な日の調味料や贈答品として扱われていたとか。
一振りで料理が劇的においしくなる魔法の粉として、都会的でモダンな生活の象徴、食卓に置くこと自体が生活の豊かさ、ステータスだったという立ち位置だったんですね。
名前だけじゃなんなのかわからない、原料を聞いてもピンと来ない、でもなんか時代の先を行ってる感じがあるし、この高級感のある缶のデザインも相まってかっこいいな。
今の時代で言えばなに?マジカルスパイス??でも高級感が足りないよな~

真っ赤なパッケージにリアルなハチが描かれた蜂カレーは、明治38年に大阪で生まれた日本初のカレー粉だそう。
なんと今でも売っている!という超ロングセラー


料理の友、旅行の友という、一見なにかわからない名前と、パッケージからも想像できないミステリアスな商品が流行ったんでしょうか。
商品名だけではなにかわからないものの中で、一番浸透したのは「ごはんですよ!」じゃないですか?

こちらは昔の靴屋さんを再現。

これはいい靴なんだ!という強い自信が、赤い背景や角ばった文字からストレートに伝わるいい看板。


中を覗くと本物のデッドストックのような靴がズラリ。
モノだけを並べるのではなく、店そのものを再現して背景込みで展示することで、昭和の時代に没入できて、よりリアルに実感できるのいいよね~!


こちら、電気屋さんには昭和時代の家電がいろいろ。
バカでかいキッチンタイマー(写真左下)や、ゆでたまご作りに特化したゆでたまご機など、時代を感じるものばかり。

ここにも「一ばん良い」と豪語するナショナル電球。
ここまで潔いと気持ちいいですね!

ここからは今回の企画展「ショウワ・ニッポン大旅行展」
ずばりレトロ&旅行好きのわたしにぴったり!!

中はこんな感じで、昭和時代の旅行にまつわるいろんなものを展示。

まず、両サイドに並んでいるのは、各都道府県のおみやげたち。
大小さまざまな箱で都道府県が区切られてるんだけど、こういうのって大抵いわゆる有名な観光名所のある都道府県だけじゃない?
数えたらちゃんと47あるの。すごすぎる。

おみやげの多い県は大きい箱、少ない県は小さい箱に。
多い少ないは実際の名所の数というよりは、単純におみやげの数がたくさん集まったかどうかによる様子。

長野はスキーや善光寺、白樺湖、上高地、志賀高原、天竜下りなど。
面積が広いだけに観光地も多く、比較的マイナーな観光地でもちゃんと地名入りのおみやげが売られているようで、今だからこそ欲しい。

山梨県は河口湖、山中湖、昇仙峡、身延山と書かれたおみやげが集結。
こうして並ぶと、こんな名所があるんだ~の発見や、書かれた地名へ実際に行ってみたくなる。

三重県は海女さん、真珠、湯の山温泉、御在所ロープウェイ。
昔よくCMで流れてたけど、当時はなんとも思ってなかった名所に今、改めてときめいちゃう。
マイナーな観光地であればあるほど、こういう地名入りのおみやげって貴重なはず。

観光名所の王道、京都なんて箱に入らないくらいぎっしりあるだろう?と思いきや、意外とスッキリ。
王道である金閣寺や五重塔、舞妓さんよりも、天橋立や三條大橋の人形の方が欲しいな~

あれ??大阪は??これだけ??
どんなにかき集めてもこれだけしかなかった??
大阪ってもっと観光名所あるよね??

こちら福岡県も、観光名所多そうなのにこの少なさ。
しかもあまり名所の特徴を掴んでないような、ほかの名所の使いまわしのような大量生産っぽいものも。

茨城県は、つくば科学万博のミニはっぴと記念メダル、水戸黄門と水郷潮来(いたこ)の4個で勝負。

もっとも目を疑ったのが埼玉県。
箱に飾り切れないほどおみやげが並ぶ県を横目に、これを飾るときどんな気持ちだったんでしょうか。
しかし、この左の人形には台座に「ユネスコ村」という今はなきテーマパークの名前が書かれていて、これ1つで10個分の価値はあるんじゃないでしょうか。知らんけど。

続いてこちらは座右の銘入りのおみやげ。
「努力」「根性」「友情」などの言葉が入ったものがなぜか流行。
一体誰が最初に思いついたんでしょうか。


修学旅行で見た当時だったら完全にスルーしていたものも、今となっては俄然ほしい!
いや、いるか??欲しいけどいらない、いらないけど欲しいを行ったり来たり。

こちらは旅行の移動手段。
列車やバス、飛行機や自家用車のおもちゃとともに展示。

マイカーを持つのが憧れだった時代に発刊されていた、その名も「月刊 自家用車」
自家用車だけの専門雑誌なんて!と興奮していたら、なんと今現在も発刊されている長寿雑誌!
失礼しました!!


観光バスの乗車券や遊覧券、機内持ち込み手荷物につけるタグや搭乗整理券など、私たちだったらとっくに捨ててるものをここでは見ることができる。
ほかの博物館ではなかなか見ることができない、こんな「用が済んだらゴミ箱行き」のモノたちを一体誰が保管してたんでしょうか?家族に怒られなかった?
そんな「ゴミ箱行き」なモノたちがここでは宝物のように扱われているなんて、大事にとっといてよかったね!

こちらは旅行に着ていく一張羅やカバン、傘、持ち物など。
洋服のデザインがレトロでかわいい!

旅先のチラシからも当時の様子をうかがうことができる。
やがて貴重なものになると思うと、これからなにも捨てられませんわ!

昔も今も大仏は、有名で重要な観光スポット。

こちらは今でも電車からよく見える、高崎の白衣大観音。
昔のパンフレットは味のあるイラストで特別感あるよな~

これは!今はなき、別府にあった別府大仏!!
今あったら絶対行くのに!!

こちらは昭和時代の家を丸ごと再現した常設展示。

常設とはいえ、ここもたびたび展示が変わるようで、前回↓行った時からテーブルとその上に乗っているものが違う。

当時流行した、和室を洋室に改造した隣の部屋も、前回と比べると少しずつ違いが。
入場料300円でどんだけ楽しませてくれるんだよ~!

昭和20年代以前に使われていた家庭用品。
木でできたものが多く、動力は火や人力。

昭和30年代~40年代になると電化が進み、様々な家庭用品が電気で動き急速に進化!
この時代はまさに、めくるめく新時代といった感じで、新商品がとんでもない画期的なものばかりでさぞかしおもしろかっただろうな~

さらに時代が進むと、ダイニングキッチンが登場。
電化が進み、生活がより便利に。
ベニヤ板の壁、すりガラスの窓、コンロ、食器棚、家庭用品、知らない家なのに懐かしい!

隣の部屋も前回と比べ、模様替えされているのもご確認下さい。↓

こんなお道具箱だったらよかったのに!
最高にかっこいいデザインの薬箱も。

こちら、棚の常設展もたびたび展示替えが行われていて、来るたびに見たことないものが並んでいたり、配置が換わってたりしていて何度訪れてもおもしろい。

こちらでも大旅行展の続きがあって、ここには全国の通行手形がズラリ。
通行手形ってまだ売ってる??

これだけの物量で見せられると、次の旅先から探して買ってみようかなという気に。
これはコレクションしたくなるな~!

これも有名な観光地はもちろん、よく見ると珍しいものも。
1981年に開催された神戸ポートアイランド博覧会の通行手形なんてあったんだ!これは欲しい!

上越新幹線の通行手形??これもかなり珍しいのでは??
今でも作ったら売れるはず。

東海圏はなじみがあるので知ってる場所ばかりだな~なんてふむふむしていると、ファミリーランド長島サニーワールド?
そんな名前初めて聞いたぞ!通行手形から知らない歴史を知ることになるとは。

MONKEYと書かれた日光の通行手形なんて、いかにも昭和らしい全国のおみやげ屋で誰もが見かけたファンシーな“あの絵”じゃん!
あの絵の作者って誰だったんだろう?と調べてみると、“当時流行っていたサンリオなどのファンシーグッズをヒントに、全国の業者がサンリオっぽい丸くてかわいいキャラを、その土地のモチーフに落としこんだもの”だから、特定の作者は不明なんだって。
え?そうだったの??それにしてはどこのおみやげも絵が似てたよね。

隣にはこれも欲しい!ご当地キーホルダー。
各地の名産型や名所の名前だけの名札型、切符型、ペナント型、県の形などさまざま。
みんなはどれが欲しい??

最後にこれも圧巻!観光地の提灯だ~!!
これも有名な観光地ではもちろん、マイナーな観光スポットでも結構売られていることがあって、見つけ次第買うor買わないの葛藤が訪れるやつ。

これはシャレてる!
チェッカーフラッグ柄の鈴鹿サーキット!
これは鈴鹿サーキットの人気おみやげランキング堂々の1位でしょ~
日本らしいし、外国人なら大喜びで買うに違いない。

網走刑務所の提灯も発見!
この博物館の狂気的な物量、おわかりいただけましたか??
企画展はおよそ3か月ごとに変わり、毎回おもしろいので要チェック!
レトロ好きは絶対行くように。
昭和日常博物館
住所: 愛知県北名古屋市熊之庄御榊53
TEL: 0568-25-3600
開館時間: 9:00~17:00
休館日: 月曜日
★★★お知らせ★★★
商店街好きの私が今まで巡りに巡ってきた300カ所以上の商店街から、選りすぐりの50をまとめた本「商店街さんぽ ビンテージなまち並み50」(学芸出版社)が発売中です!
商店街とその周りの見どころや、楽しみ方を紹介しています。
路地好き、レトロ好きに大好評!!
詳しくはこちらから↓
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北名古屋市が誇る、リアルな昭和を見学できる昭和日常博物館へ久しぶりにやってきました。
ここは、昭和時代の日常を彩ってきたありとあらゆるモノを倉庫何杯分も所有しており、定期的に変わる企画展と、たびたび入れ替えのある常設展をわずか入場料300円で楽しめる、レトロ好き大興奮博物館なんです。

早速入ってみますと、以前来た時と変わらない街並み再現エリア。
エレベーター降りてこんな街並みが広がってたら、嬉しくて両手あげちゃうでしょ?

「最古の歴史と最新の技術」
キャッチコピーで韻を踏みがちなの、昭和らしくていいね。

今にも奥からばあちゃんが出てきそうな店先。
コンビニの店先もこんな感じにしたら逆に今、新しいのでは。


常設展ですらたびたび、並んでるモノも並べ方も変わるってんだからすごい。
倉庫にはジャンルごとにモノが仕わけられてるっていうけど、どれを選んでどこに置いてどう並べるのか?この物量見ただけでとんでもない作業だな。
とにかく何回行っても毎回違うものが見れるので、何度でも訪れよう。

昭和の粉ミルク。
昔のデザインってやたらリアルで説得力があるよね。

一番白くなる!と力強くアピールされた洗剤。
今や景品表示法で「一番」と書けなくなったことから、「驚きの白さ」「史上最高レベルの洗浄力」といった、ふわっとしてわかりづらい表現に。

昭和時代の歯磨き粉のパッケージ。
今売ってる商品と比べてなにがどう違うかな?

ライオンの歯磨き粉には、やたらリアルなライオンが登場。
今見ると、これが歯磨き粉のパッケージとはわからないですね。

「是はうまい」「萬人向け」といった思わず手に取ってしまいそうな、ザ・わかりやすい商品名も。
中身は味の素と似たような、うまみ調味料が入ってたらしい。


小さいころ、友達の家行ったら置いてありそうな時計もいろいろ。
これひとつでよその家の部屋の間取りや思い出がよみがえる。

高級品だったため贈答品の定番だった時代のカルピス。
洗練されたモダンな飲み物だったカルピスは、パッケージの水玉もおしゃれでスタイリッシュなデザインとして憧れの象徴だったそう。
カルピスは今やすっかり大衆化され、こどもが憧れる飲み物といえば今はなんですか?
ヤクルトをコップでガブ飲みしたい!くらいでしょうか。

現代ではプラスチックやペットボトルが主流ですが、昔はビンやスチール缶が多く、缶には缶切りが付属で付いてるものも。
ここにはその付属の缶切りや、缶切りが入ってた袋、さらに捨てられるはずのプルタブまで展示!
誰だよこんなのとっておいたやつ!天才!!

いわゆるかき氷機の箱にはなぜか「交通傷害保険つき ヘルメット進呈」との文字が。
当時は「なんだよこのおまけ~珍しいな~」なんて変わりもの扱いされてたかもしれないけど、今はむしろありがたがられ、飛ぶように売れるのでは。
こんなころはまさか、のちにヘルメットも保険も義務になり、自転車で歩道走っただけで青切符切られる時代になるとは思わなかったでしょう。

絵に描いたようなインド人が描かれているカレー、その名もハイ・インド。
こういった、パッケージから憧れとかワクワクが溢れてるのが、レトロパッケージの良さ。

うわ~!!これこれ!!最初にここに来て一番びっくりしたのがこれ。
これなんだと思う??防虫剤が入ってた袋だよ。
こんなの絶対捨てるやつじゃん?昭和のモノを展示してる博物館はたくさんあるけど、防虫剤の袋展示してる博物館、ほかにある??
ゴミにこそリアルな生活が表れるんですね。

続いてこちらも、昭和な店を再現して作られたレトロな街並み。
ここも前回来た時から、並んでるものが変わってるな~


昔の調味料の瓶がいろいろ。
中でもやっぱり目を引くのは味の素。
発売当初である大正時代では相当な高級品だったため、特別な日の調味料や贈答品として扱われていたとか。
一振りで料理が劇的においしくなる魔法の粉として、都会的でモダンな生活の象徴、食卓に置くこと自体が生活の豊かさ、ステータスだったという立ち位置だったんですね。
名前だけじゃなんなのかわからない、原料を聞いてもピンと来ない、でもなんか時代の先を行ってる感じがあるし、この高級感のある缶のデザインも相まってかっこいいな。
今の時代で言えばなに?マジカルスパイス??でも高級感が足りないよな~

真っ赤なパッケージにリアルなハチが描かれた蜂カレーは、明治38年に大阪で生まれた日本初のカレー粉だそう。
なんと今でも売っている!という超ロングセラー


料理の友、旅行の友という、一見なにかわからない名前と、パッケージからも想像できないミステリアスな商品が流行ったんでしょうか。
商品名だけではなにかわからないものの中で、一番浸透したのは「ごはんですよ!」じゃないですか?

こちらは昔の靴屋さんを再現。

これはいい靴なんだ!という強い自信が、赤い背景や角ばった文字からストレートに伝わるいい看板。


中を覗くと本物のデッドストックのような靴がズラリ。
モノだけを並べるのではなく、店そのものを再現して背景込みで展示することで、昭和の時代に没入できて、よりリアルに実感できるのいいよね~!


こちら、電気屋さんには昭和時代の家電がいろいろ。
バカでかいキッチンタイマー(写真左下)や、ゆでたまご作りに特化したゆでたまご機など、時代を感じるものばかり。

ここにも「一ばん良い」と豪語するナショナル電球。
ここまで潔いと気持ちいいですね!

ここからは今回の企画展「ショウワ・ニッポン大旅行展」
ずばりレトロ&旅行好きのわたしにぴったり!!

中はこんな感じで、昭和時代の旅行にまつわるいろんなものを展示。

まず、両サイドに並んでいるのは、各都道府県のおみやげたち。
大小さまざまな箱で都道府県が区切られてるんだけど、こういうのって大抵いわゆる有名な観光名所のある都道府県だけじゃない?
数えたらちゃんと47あるの。すごすぎる。

おみやげの多い県は大きい箱、少ない県は小さい箱に。
多い少ないは実際の名所の数というよりは、単純におみやげの数がたくさん集まったかどうかによる様子。

長野はスキーや善光寺、白樺湖、上高地、志賀高原、天竜下りなど。
面積が広いだけに観光地も多く、比較的マイナーな観光地でもちゃんと地名入りのおみやげが売られているようで、今だからこそ欲しい。

山梨県は河口湖、山中湖、昇仙峡、身延山と書かれたおみやげが集結。
こうして並ぶと、こんな名所があるんだ~の発見や、書かれた地名へ実際に行ってみたくなる。

三重県は海女さん、真珠、湯の山温泉、御在所ロープウェイ。
昔よくCMで流れてたけど、当時はなんとも思ってなかった名所に今、改めてときめいちゃう。
マイナーな観光地であればあるほど、こういう地名入りのおみやげって貴重なはず。

観光名所の王道、京都なんて箱に入らないくらいぎっしりあるだろう?と思いきや、意外とスッキリ。
王道である金閣寺や五重塔、舞妓さんよりも、天橋立や三條大橋の人形の方が欲しいな~

あれ??大阪は??これだけ??
どんなにかき集めてもこれだけしかなかった??
大阪ってもっと観光名所あるよね??

こちら福岡県も、観光名所多そうなのにこの少なさ。
しかもあまり名所の特徴を掴んでないような、ほかの名所の使いまわしのような大量生産っぽいものも。

茨城県は、つくば科学万博のミニはっぴと記念メダル、水戸黄門と水郷潮来(いたこ)の4個で勝負。

もっとも目を疑ったのが埼玉県。
箱に飾り切れないほどおみやげが並ぶ県を横目に、これを飾るときどんな気持ちだったんでしょうか。
しかし、この左の人形には台座に「ユネスコ村」という今はなきテーマパークの名前が書かれていて、これ1つで10個分の価値はあるんじゃないでしょうか。知らんけど。

続いてこちらは座右の銘入りのおみやげ。
「努力」「根性」「友情」などの言葉が入ったものがなぜか流行。
一体誰が最初に思いついたんでしょうか。


修学旅行で見た当時だったら完全にスルーしていたものも、今となっては俄然ほしい!
いや、いるか??欲しいけどいらない、いらないけど欲しいを行ったり来たり。

こちらは旅行の移動手段。
列車やバス、飛行機や自家用車のおもちゃとともに展示。

マイカーを持つのが憧れだった時代に発刊されていた、その名も「月刊 自家用車」
自家用車だけの専門雑誌なんて!と興奮していたら、なんと今現在も発刊されている長寿雑誌!
失礼しました!!


観光バスの乗車券や遊覧券、機内持ち込み手荷物につけるタグや搭乗整理券など、私たちだったらとっくに捨ててるものをここでは見ることができる。
ほかの博物館ではなかなか見ることができない、こんな「用が済んだらゴミ箱行き」のモノたちを一体誰が保管してたんでしょうか?家族に怒られなかった?
そんな「ゴミ箱行き」なモノたちがここでは宝物のように扱われているなんて、大事にとっといてよかったね!

こちらは旅行に着ていく一張羅やカバン、傘、持ち物など。
洋服のデザインがレトロでかわいい!

旅先のチラシからも当時の様子をうかがうことができる。
やがて貴重なものになると思うと、これからなにも捨てられませんわ!

昔も今も大仏は、有名で重要な観光スポット。

こちらは今でも電車からよく見える、高崎の白衣大観音。
昔のパンフレットは味のあるイラストで特別感あるよな~

これは!今はなき、別府にあった別府大仏!!
今あったら絶対行くのに!!

こちらは昭和時代の家を丸ごと再現した常設展示。

常設とはいえ、ここもたびたび展示が変わるようで、前回↓行った時からテーブルとその上に乗っているものが違う。

当時流行した、和室を洋室に改造した隣の部屋も、前回と比べると少しずつ違いが。
入場料300円でどんだけ楽しませてくれるんだよ~!

昭和20年代以前に使われていた家庭用品。
木でできたものが多く、動力は火や人力。

昭和30年代~40年代になると電化が進み、様々な家庭用品が電気で動き急速に進化!
この時代はまさに、めくるめく新時代といった感じで、新商品がとんでもない画期的なものばかりでさぞかしおもしろかっただろうな~

さらに時代が進むと、ダイニングキッチンが登場。
電化が進み、生活がより便利に。
ベニヤ板の壁、すりガラスの窓、コンロ、食器棚、家庭用品、知らない家なのに懐かしい!

隣の部屋も前回と比べ、模様替えされているのもご確認下さい。↓

こんなお道具箱だったらよかったのに!
最高にかっこいいデザインの薬箱も。

こちら、棚の常設展もたびたび展示替えが行われていて、来るたびに見たことないものが並んでいたり、配置が換わってたりしていて何度訪れてもおもしろい。

こちらでも大旅行展の続きがあって、ここには全国の通行手形がズラリ。
通行手形ってまだ売ってる??

これだけの物量で見せられると、次の旅先から探して買ってみようかなという気に。
これはコレクションしたくなるな~!

これも有名な観光地はもちろん、よく見ると珍しいものも。
1981年に開催された神戸ポートアイランド博覧会の通行手形なんてあったんだ!これは欲しい!

上越新幹線の通行手形??これもかなり珍しいのでは??
今でも作ったら売れるはず。

東海圏はなじみがあるので知ってる場所ばかりだな~なんてふむふむしていると、ファミリーランド長島サニーワールド?
そんな名前初めて聞いたぞ!通行手形から知らない歴史を知ることになるとは。

MONKEYと書かれた日光の通行手形なんて、いかにも昭和らしい全国のおみやげ屋で誰もが見かけたファンシーな“あの絵”じゃん!
あの絵の作者って誰だったんだろう?と調べてみると、“当時流行っていたサンリオなどのファンシーグッズをヒントに、全国の業者がサンリオっぽい丸くてかわいいキャラを、その土地のモチーフに落としこんだもの”だから、特定の作者は不明なんだって。
え?そうだったの??それにしてはどこのおみやげも絵が似てたよね。

隣にはこれも欲しい!ご当地キーホルダー。
各地の名産型や名所の名前だけの名札型、切符型、ペナント型、県の形などさまざま。
みんなはどれが欲しい??

最後にこれも圧巻!観光地の提灯だ~!!
これも有名な観光地ではもちろん、マイナーな観光スポットでも結構売られていることがあって、見つけ次第買うor買わないの葛藤が訪れるやつ。

これはシャレてる!
チェッカーフラッグ柄の鈴鹿サーキット!
これは鈴鹿サーキットの人気おみやげランキング堂々の1位でしょ~
日本らしいし、外国人なら大喜びで買うに違いない。

網走刑務所の提灯も発見!
この博物館の狂気的な物量、おわかりいただけましたか??
企画展はおよそ3か月ごとに変わり、毎回おもしろいので要チェック!
レトロ好きは絶対行くように。
昭和日常博物館
住所: 愛知県北名古屋市熊之庄御榊53
TEL: 0568-25-3600
開館時間: 9:00~17:00
休館日: 月曜日
★★★お知らせ★★★
商店街好きの私が今まで巡りに巡ってきた300カ所以上の商店街から、選りすぐりの50をまとめた本「商店街さんぽ ビンテージなまち並み50」(学芸出版社)が発売中です!
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