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2011年に誕生してからB級好き、珍スポット好きなら
1度や2度は訪れたことのある名所。
沼津港深海水族館にやってきました。

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この日は夏休みということもあって大盛況。
なんだ~みんな珍スポット好きなんじゃん。

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館内は深海をイメージした薄暗い雰囲気でムード満点。
これなら気になるあの子と急接近の予感!

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深海水族館は日本一深い駿河湾のすぐそばにあるため
捕獲したらすぐ展示できる最適な場所。
しかし深海生物の多くは生態がわかってないために
なにを食べてどうゆう生活をしているのか謎。
すぐ死んでしまったりして飼育がめちゃくちゃ難しいんだって。

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深海とは200mを越える深さのことを指していて
深海になるほど水温が低く、水圧が高く、光も届かなくなる環境。
それにどう対応するかってところが深海水族館の見どころ。

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▲イソギンチャクをまとうエビ

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▲鈍器のようにバカデカイ、世界最重量キングクラブ

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頭を下にして逆立ちの状態で泳ぐヘコアユ。
サンゴの隙間に隠れたいので、文字通りサンゴにヘコヘコしながら暮らす。

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▲深海のイソギンチャクは水圧に耐えるため、ブヨブヨしてやわらかい。

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ドラクエの道具のような名前のヒトデを発見。

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それがこちら。
なかなかの色とフォルムでしょう??
じっくり見たくなるよね。

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そしてみんな大好き!!
ダイオウグソクムシだよ~

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近くで見ると結構大きい50センチ。
こんなん部屋で這ってたらと思うとゾクゾクするよね。

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2階では企画展が開かれ、定期的に内容チェンジ。
今回は夏休みの宿題に役立つ特別展が開催。

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イラストや写真、わかりやすい解説で魚たちを紹介。
わたしだったらこの内容、丸パクリして提出しちゃうな~

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大きなハサミを持ったシオマネキ
ハサミが大きいのはオスだけで、ハサミを振ってメスに求愛行動をする。
さらに大きなハサミは熱を逃がす効果があることで、体温調整にも使われてるんだって。
ギョギョギョ~!!!

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ココで一番のメインともいえるのが
2階の大部分を占めるシーラカンス!!
なんてったってこの水族館の正式名称は
「沼津港深海水族館シーラカンス・ミュージアム」
って名前なんだから、力入ってるよね。

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それがこちら!!デデーーーン!!!
シーラカンスって絶滅したとずっと思われていたんだけど
1938年に南アフリカで捕獲されて発見!!!
しかもその、鎧のように固いウロコ、手足のように動くヒレ、
青黒く巨大なカラダは3億5千万年前からずっと変わらない
いわゆる生きた化石。
だからこれだけスゴイスゴイ言われてるんだね。
現在では絶滅寸前種に指定され、今でも南アフリカやインドネシアあたりに生息してるんだそう。

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ここにいるシーラカンスは、マイナス20℃で冷凍保存されている状態。
通常ホルマリンなどの薬品に沈められた展示が多い中、
冷凍保存されたシーラカンスを展示しているのは世界でもココだけ!!

世 界 で も コ コ だ け !!

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そんな貴重なシーラカンスを
2体の冷凍と3体の剥製標本、
さらに臓器や卵、ウロコに加え、遊泳映像などなど
シーラカンスのありとあらゆる資料を持っているのは
沼津港深海水族館だけ!!


沼津港深海水族館シーラカンスミュージアムだけ!!



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こちらは古代ザメの一種、真っ赤なエラが特徴的なラブカ。
駿河湾はラブカの生息地として有名で、ココでも
8個体の捕獲と飼育の実績があるとのこと。

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ギザギザの歯とヤバそうな目つきがめちゃくちゃコワイ!
泳いでる実物見てみたいな~~~

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さらにこちらはミツクリザメ。
エイリアンのように飛び出たアゴでエサを捕らえるわけなんだけど、
その形相がまるで悪魔のようなことから「ゴブリン=小鬼」と呼ばれるんだって。
みんなも結局こうゆう奇怪なものが好きなんでしょ??

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一方こちらは透明骨格標本のコーナー。
透明骨格標本は何種類もの薬品を使って
肉の部分を透明にし、硬い骨は赤く、やわらかい骨は青く染めたもの。
肉の部分が透明になることで、体内の硬い骨と柔らかい骨の位置が一目瞭然。

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当初はもちろん研究のために作られた標本なんだけど
最近ではその美しさから、アートとしての価値観が見いだされ
広く知られるようになってきたんだとか。
そのうちセレブや意識高い系の枕元にでも飾られるんでしょうか。

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人気のダイオウグソクムシは
いかにもありがたそうにくるくる回りながら
腹側、背中側、両方が見えるように展示。

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▲キレイな魚

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さらにこちらは
プラスティネーションという技術で作られた標本。
カラダを構成している水分や脂肪分を合成樹脂に置き換えて保存するという
新しい作成方法。

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プラスティネーション標本では体の色は失われるものの
深海生物の形や柔らかさなどは、生きているときとほぼ
同じ状態で再現することが可能。

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最後にはもちろんおみやげコーナーで〆。
ココにしかない深海魚グッズもめちゃくちゃ豊富。

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中でもやっぱりダイオウグソクムシやラブカなど
見た目がヤバイ、奇怪でグロテスクな深海魚が人気。
みんな、好きだね~~~

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しこたまサカナを楽しんだあとはせっかくなので
おいしいサカナを堪能して帰ろう。
深海水族館の周りは魚市場や食事処がたくさん並んでいるよ。

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今回は水族館のすぐそばにある
海・漁師・感謝と書かれた回転すし屋
活けいけ丸さんへ

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沼津名物、しらすや桜エビから深海魚もにぎってもらえるよ。
さすが港の目の前、新鮮でおいしかった!!

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▲左奥に見えるのは大型展望水門、びゅうお

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▲富士山が見える街っていいな~


沼津港深海水族館

住所: 静岡県沼津市千本港町83
TEL: 055-954-0606(平日10:00~18:00)
入場料: 大人(高校生以上)1,600円 こども(小・中学生)800円 幼児(4才以上)400円
休館日: 年中無休
営業時間: 10:00~18:00(7月中旬から8月31日は19:00まで)
沼津港深海水族館




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