スサノオノミコトなどを祭り、縁結び、厄除け、交通安全の神として崇敬厚い
京都、左京区にある須賀神社

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ココでは毎年2月2日・3日の節分に現れる
懸想文(けそうぶみ)売りが有名なんです。
懸想文とはいわゆる昔の「ラブレター」のこと。
内容は、去年の干支(この年は寅)から今年の干支(この年は卯)への思いのたけを綴ったもので、
縁談や商売繁盛の願いを叶えてくれるお守りなのだ。

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変体仮名で書かれた和歌が入っていて、差出人、送り手の名前には
干支の漢字が使われ、毎年内容が変わるこだわり(この年は虎太朗から美卯へ)
文売りから授かる懸想文を、鏡台やタンスの引き出しに入れておくと
着物が増え、美人になり、良縁を呼ぶんですって。

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公家など限られた人しか文字が書けなかった時代
もともと家柄はよくてもお金には困っていた公家たちが
ラブレターの代筆を請け負っていたのが始まり。

懸想文の風習は平安時代から始まり、江戸時代になると盛んに行われ、
いつしかラブレターの代筆業を行う「懸想文売り」が登場したとか。
公家たちがアルバイトをしている姿を見られないように
と文売りは覆面をしているのだそう。

その姿がこちら!!

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烏帽子(えぼし)をかぶって水干(すいかん:昔の衣装)を身にまとい、
覆面で顔を隠し目元だけを出している、完全なる不審者。
文(ふみ)をつけた梅の枝を右手に持ち、左手には懸想文を持って、
境内をのこのこ歩きながら売りさばいている。

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マスクの中身は実はイケてるメンズかも!?
今年の節分は、そうだ!京都へ行こう!!


須賀神社

住所:京都市左京区聖護院円頓美町1
TEL:075-771-1178
拝観時間:自由
拝観料:無料
アクセス:市バス「熊野神社前」より徒歩約3分

節分祭(懸想文売り):毎年2月2日・3日
     9:00~20:00頃まで授与(1,000円)





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