札幌市の街中にある異空間への入り口
レトロスペース坂会館はもう、行ってるよね?
どこにでもあるような街の光景に完全に溶け込んでいる
北海道でおなじみの、ビスケットを製造販売しているお菓子メーカー
坂ビスケットがお送りするレトロスペース坂会館
▲この、リサイクルショップのような入り口が異空間へのトビラ。
ここは、坂ビスケットの経営者、坂一敬氏が集めに集め
ときには周りから贈りに贈られたレトロなグッズを
所せましと展示したパラレルワールド
展示内容は無差別で
ショーケースに入った人形たちから
なつかしのマッチゾーン
キッチュでイカした色鉛筆ゾーン
生活感あふれる日用品ゾーン
戦慄が走る戦争ゾーンなどと、
レトロなグッズがジャンルごとにまとまってて
すごく見やすい!わかりやすい!
▲牛乳瓶に箸ケースを差す新しい展示方法
誰がどうやって、どんな気持ちで眺めていても自由。
なんでも名付けられ、分類され、白黒決めたがる
窮屈な現代社会にモノ申してるんだとか。
▲マネキンの首がB級感を増幅させる。
坂会館ができたのは1994年。
坂館長はある日、電車の中でシルバーシートの前で立っていると、席に座っているおばあさんから席を譲られた。
自分自身がどう思っていようと、他人からは老人にしか見えないんだなと、ダウナーな気持ちでいると
ゴミ置き場にマネキンが捨てられているのを発見。
その姿は自分の行く末と重なって見え、マネキンを拾って帰ったのが始まり。
不必要なものは捨てられるし、人間が人間を大事にしなくなってる。
一生懸命頑張ってきたおじいさん、おばあさん、稼ぎの悪い人が捨てられるのが今の日本。
と、坂館長は一石を投じ、しみじみと考えさせられるレトロスペース。
▲整然と並ぶ雑誌は圧巻の光景。どれもみな同じ顔。
壁一面に飾られたヌード写真の数々。
このあたりから一気に好色が増す。
▲秘宝館でよく見るお色気浮世絵をあしらった和食器
▲セクシーマッチの数々
▲小物展示の奥に散りばめられた裸体
▲とにかく女の裸への情熱がすごい。
▲昭和を代表するSM・アブノーマル雑誌、「裏窓」「SMキング」「風俗草紙」
▲セクシー下着に囲まれたスペース。額に入ったパンティーは高貴な印象。
そして中でも一番異彩を放っているのが名物
緊縛リカちゃん
猛烈な数に、38度線の国境のような緊迫感。
阿鼻叫喚!酒池肉林!
あらゆる姿勢で縛りつけられているリカちゃんたち。
なにも知らない愚民たちは「ヘンタイ!低俗!」と否定をし
サブカル好きのわたしたちはそのシュールさに悶絶するでしょう。
しかしこれは
捨てられて傷ついたリカちゃん、それを隠すように巻かれた糸と、包帯。
それは自由なバービーに縛られた日本をも表しているのだそう・・・。
▲よくごらん、バービーは縛られてないのだよ。
▲十字架とセットで並べることで、キリシタンへの弾圧の様を表現しているんだとか。
そんな、社会に対する思いが込められているのだと知るとこの
性癖が高じて表現された緊縛リカちゃんたちも
ひとりひとり意味があるのだなあと思えば、偶像礼拝のようなありがたみまで感じる。
レトロスペースを抜けると、今までのことはすべて夢だったかのように
坂ビスケットの売り場につながる。
坂ビスケットの看板商品、しおA字フライも絶賛販売中!
おみやげにおやつに買って帰ろう!
レトロスペース坂会館
住所: 北海道札幌市西区二十四軒3条7-3−22
TEL: 011-632-5656
営業時間:
定休日: 日曜・祝日
入館料: 無料
★★★お知らせ★★★
商店街好きの私が今まで巡りに巡ってきた300カ所以上の商店街から、選りすぐりの50をまとめた本「商店街さんぽ ビンテージなまち並み50」(学芸出版社)が発売中です!
商店街とその周りの見どころや、楽しみ方を紹介しています。
路地好き、レトロ好きに大好評!!
詳しくはこちらから↓
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北海道でおなじみの、ビスケットを製造販売しているお菓子メーカー
坂ビスケットがお送りするレトロスペース坂会館
▲この、リサイクルショップのような入り口が異空間へのトビラ。
ここは、坂ビスケットの経営者、坂一敬氏が集めに集め
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展示内容は無差別で
ショーケースに入った人形たちから
なつかしのマッチゾーン
キッチュでイカした色鉛筆ゾーン
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坂会館ができたのは1994年。
坂館長はある日、電車の中でシルバーシートの前で立っていると、席に座っているおばあさんから席を譲られた。
自分自身がどう思っていようと、他人からは老人にしか見えないんだなと、ダウナーな気持ちでいると
ゴミ置き場にマネキンが捨てられているのを発見。
その姿は自分の行く末と重なって見え、マネキンを拾って帰ったのが始まり。
不必要なものは捨てられるし、人間が人間を大事にしなくなってる。
一生懸命頑張ってきたおじいさん、おばあさん、稼ぎの悪い人が捨てられるのが今の日本。
と、坂館長は一石を投じ、しみじみと考えさせられるレトロスペース。
▲整然と並ぶ雑誌は圧巻の光景。どれもみな同じ顔。
壁一面に飾られたヌード写真の数々。
このあたりから一気に好色が増す。
▲秘宝館でよく見るお色気浮世絵をあしらった和食器
▲セクシーマッチの数々
▲小物展示の奥に散りばめられた裸体
▲とにかく女の裸への情熱がすごい。
▲昭和を代表するSM・アブノーマル雑誌、「裏窓」「SMキング」「風俗草紙」
▲セクシー下着に囲まれたスペース。額に入ったパンティーは高貴な印象。
そして中でも一番異彩を放っているのが名物
緊縛リカちゃん
猛烈な数に、38度線の国境のような緊迫感。
阿鼻叫喚!酒池肉林!
あらゆる姿勢で縛りつけられているリカちゃんたち。
なにも知らない愚民たちは「ヘンタイ!低俗!」と否定をし
サブカル好きのわたしたちはそのシュールさに悶絶するでしょう。
しかしこれは
捨てられて傷ついたリカちゃん、それを隠すように巻かれた糸と、包帯。
それは自由なバービーに縛られた日本をも表しているのだそう・・・。
▲よくごらん、バービーは縛られてないのだよ。
▲十字架とセットで並べることで、キリシタンへの弾圧の様を表現しているんだとか。
そんな、社会に対する思いが込められているのだと知るとこの
性癖が高じて表現された緊縛リカちゃんたちも
ひとりひとり意味があるのだなあと思えば、偶像礼拝のようなありがたみまで感じる。
レトロスペースを抜けると、今までのことはすべて夢だったかのように
坂ビスケットの売り場につながる。
坂ビスケットの看板商品、しおA字フライも絶賛販売中!
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レトロスペース坂会館
住所: 北海道札幌市西区二十四軒3条7-3−22
TEL: 011-632-5656
営業時間:
定休日: 日曜・祝日
入館料: 無料
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